異世界に転生した僕は今宵も腕を磨く

美鈴

買います!part2

俺は奴隷のメイランを買い次は家を買いに来ていた。

「あ、あの〜ご主人様……」

そう言ってモジモジしながら話しかけてくるメイラン…可愛い

「なんだ?なにか質問か?」
「あ、はい…どこら辺に住んでおられるのでしょうか……」
「あー…ねぇよ」
「…え?」

ポカーンと俺を見つめたままボーッとするメイラン…可愛い…じゃなくて

「これから買いに行くんだ」
 
そう言ってニッと笑った俺するとメイランは顔を赤くしてそっぽを向いてしまった
どうしたのだろうか…怒らせてしまったのかと、不安になる俺 
聞いてみることにした

「その、メイラン…」
「な、なんでしょうか?」
「あの、俺なんかメイランを怒らせちまったか?」
「い、いや!違います!……ただ…あの…ご主人様はカッコイイんですけど…さっきの笑顔が可愛くて……ギャップ萌え…と言うやつでしょうか、胸が苦しくなりまして……顔が熱くなり、ご主人様の顔を見ると心臓が破裂しそうな気がしたので目を逸らしてしまいました…気分を害したのなら申し訳ございません……」

そういってシュン…とするメイラン……それを見て聞いて俺は顔を真っ赤にする耳まで赤いことだろう。
何故ギャップ萌えを知っているのか、というのは置いといて
焦ってうまく話せないが、誤解を解いておこう

「ち、違うんだメイラン…あの…俺もメイランは可愛いと思うし、え、えっと〜……あー!なんかうまく言えないが!、お前のことを何も知らないが!そんな顔をしたメイランより俺は……笑ってる時のメイランが好きだ…」

と俺は彼女に言った彼女は驚いたような顔をして、こっちを向いたそしてとっても可愛い笑顔を見せてくれた

「はい!ご主人様。えへへ…」

どうにも調子が狂ってしまう…胸がドキドキして呼吸がままならない…顔はゆでダコ見たいだろうな

「ま、まぁ早く家を買いに行こうぜ!」

照れくさくて耐えられなくなった俺は彼女の手を取り家を買いに走った





メイラン視点


その日誰かが奴隷商を訪れた
何か話しているようだが私にはどうでもいい…どうせほかの人が選ばれて私は処刑されるのだから…そんな事を胸の内で考えているうちに私はいつの間にか泣いていた



私は昔から村の人たちから出来損ないだと嫌われていた。
両親は私に優しくしてくれていた。
たけどそれが仇となった
私はそれに甘えていた。

ある日私の村に盗賊がやってきた
その海賊が言うには誰か一人差し出せば村は助けるという事だった
その時に差し出されたのが私だった
その後は蹴られ殴られ暴力を受け、盗賊達は私を犯そうとしていたが、盗賊内の1人が商品価値が落ちるという発言をしたおかげでそれはなかった。
不幸中の幸いだ
しかしそのせいで人に優しくされることが少しトラウマになったのだった


そんな過去のことを考えていると私の番号が呼ばれた私は、少し戸惑ったが檻を開け、新しくご主人様になるかもしれない人に会いに行った。

その人はカッコ良かった。
しかし私を見た瞬間、舐めまわすように私を見た。私は恐怖を感じた、またなにかされるのではないかと
結果的に私はその人に買われることになった
私は金貨9枚で売られていた
なのに彼は「安いのか?」と疑問を感じていたらしい。私はこれでも高い方なのに
どこかの貴族なのかな?と私は思った
貴族ならより危なくないかな?と考えたりもした。
そして私は彼にメイランと名づけられた
私はその名前が気に入っていた
何故か知らないけど私はこの名前が好きになった。
その後、私は彼と街を歩いていた。
私は彼が貴族か確かめるためにどこに住んでいるのか聞いてみることにした
そうすると彼は無いと答えた
私はびっくりした、私を買える人が家を持っていないなんてえり得ないだろうから。
話を詳しく聞くとこれから買いに行くらしい
彼は「これから買いに行くんだ」
と言って微笑んだ。
その瞬間私の胸が締め付けられた
顔が熱くなり、彼の顔をまともに見られなくなった。
すると彼は困ったような顔をし私に話しかけてきた

「俺はお前を怒らせてしまったのか」と
それを聞いた瞬間私は顔を上げて否定した。
そして、思っていることを全て話した

最初の第一印象のこと
さっきの笑顔のこと
その時に感じた気持ち
胸の痛み
いろんなことを彼に話した。
そしては私は顔を下に向けた
彼の気分を害してしまったと反省をしながら

すると彼はすぐに誤解だと身振り手振りで教えてくれた。
そして私は彼に言われた。
その言葉は驚いたけど嬉しかった

「可愛い」と
「そんなしょげた顔より、笑った顔の方が好きだ」と

私はそれを聞いて嬉しくなり彼の顔を見上げてこう言った。

「はい!ご主人様。」って精一杯の笑顔で


彼はいいひとだと私は思い7割ぐらい気を許した。だけど、残りの3割は強い魔物とか似合った時とかに盾にされるのではないかとかの警戒、恐怖心だ。
まだ完全に気を許さないようにしよう。
そう私は誓った





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