異世界に転生した僕は今宵も腕を磨く

美鈴

買います!

「それはちょっと待ってくれ」

俺はそう言ってくるりと回り
受付嬢ことソディ・マーガレットに換金を頼んだ

「あ、はい。えっと…1日…いや2日待って貰えませんか?さすがに多くて…」
「わかった、じゃあこの袋の分だけ今できるか?」
「あ、はい。出来ますよ…えっと、この袋だけでもかなりの量で…聖貨9枚、白聖貨37枚ですね…かなりのお金持ちになりましたね〜うちのギルドの用意してる白聖貨も4割なくなるとは……」
「なにそれ、すっごーい」
「そんなに持ってる人国王ぐらいしか知らないね…」

こんなにあってもなぁ……そうだ、家買えないかなデッカイのついでにメイドも…

「おい、ソディ俺は家を買いたいのだがどうすればいいんだ?あと……メイドも」
「そんなに広い家をお探しで?なら、家の方はギルドを出てすぐ左の方に、奴隷商は右の方です。」
「ありがとう、じゃあまた明後日」
「はい、お待ちしております」

さて、ちょいと奴隷商の所に…

「ねぇねぇ、どこに行くの?」

と、笑いながらこっちを見てソルティアは言ってきた

「い、いや別に…帰るだけだ」

そう言うとソルティアはニヤッと笑って
「嘘だ」

と一言

「嘘ついたからついて行くからね」

く…なんてこったい……やむを得ん連れていくか…いやワープだ!

「わかった、連れていく」
「やった!」

油断しているな?

「なんて言うと思ったか!恥ずかしいわ!ワープ」
「あ!」

そうして俺はその場から離脱し、奴隷商に行った






「ここか…ちょっとドキドキするな……
邪魔するぞ」
「あ、お客様初めてのお方ですね?」
「ああ、初めてだ」
「どんな奴隷をお探しで?」
「…獣人で巨乳、タレ目な感じで静かなタイプ」

俺のタイプを詰め込んだ奴隷いるのか…?

「ふむふむ……それならこいつはどうでしょう。おい!009!」
「はい…」

そう返事をして、てくてくとこちらに向かって歩いてきたのはどストライクの奴隷だった

「どうですかな?お気に召しましたか?」
「……めちゃくちゃ気に入った」

そう言って俺は009を舐めまわすように見た
頭から…髪はロングで腰までありお姉さんっぽくて少し童顔目はタレ目で色は綺麗で透き通った黒色
そして極めつけの猫耳!たまにピクピクしたりしてすぐに触りたくなる。
唇はプルっとしている
体は…肩幅は小さく身長は俺よりちょっと低い160ぐらいか胸は俺好みの大きさだ
足は…太ももはから膝までかけてはすらっとしていて膝から下も良い感じだ


どこを見ても完璧だ!外見は…

「性格の方はどうなんだ?」
「こいつの性格はおっとりしていて、お姉さんっぽい感じですかね基本的には他の人にも優しいですし」
「お前最高だな」

そういうって俺は奴隷商人の方に手を置いた

「ありがとうございます。お買い上げになりますか?金貨9枚になります。」
「そんな安いのか?白金貨1枚で釣りはいらん」

俺はずっと009の目を見る
するとあいつは3秒ぐらいして、照れくさそうに顔を赤くしてを目逸らした

……やべぇ、くっそかわいい。
俺のビックバンがビックバンしそうだ

「よろしくな、名前は?」
「え、えっと…ないのでつけて下さいませんか?」

上目遣いで顔を赤くして言ってきた。
ちくしょう可愛すぎだろ

そして俺は2分ほど考えた
この世界っぽい方がいいよな…
など色々と

「よし!お前はメイランだ」
「はい。私はメイランです。よろしくお願いします。ご主人様」

ビクビクっと俺は震えた。
癖になりそう







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