異世界に転生した僕は今宵も腕を磨く

美鈴

新世界

時連「ん…ここは、新しい世界?」

ここの世界はどこだ?
なんつう名前の世界なんだろ。
あの神様、色々抜けてるなぁ…
しかも、ここ森の中だし…

自分の体を見てみる。



【装備】

私服 少しオシャレで動きやすい。
武器 新品の鉄の剣
頭 なし
体 革
足 革
靴 いつも履いていたもの




35メートル先に魔物が見える、ゴブリンだ。
異世界物の小説見てたからか、ワクワクするなぁ!
早速狩ってみよう!

時連「はぁぁぁぁっ!…!よ、よけられた?」

僕の攻撃は軽々と避けられてしまった
逆に蹴りを食らう

ゴブリン「ブッ!」

重い!すっげー重い!

時連「カハッ…  ゲホッゲホッ」

つ、強い…いや自分が弱いのか?
このままじゃ死ぬ、ここで死ぬのか?
家族に誓ったんじゃないのか?
最後まで生き抜くと

時連「アァァァァァァ!!!」
ゴブリン「フッ」

完全に舐められてる。
Lvを見るのも忘れていた。
Lvぐらいは見えたろうに…
相手は片手剣を持っている。
いつ死んでもおかしくない

時連「ハッ!」

剣を上からおろす
完全に見切られてるようだ、
もうゴブリンは防げるようにしている。
時連「ココッ!」

剣と剣が触れ合う瞬間手首をきる
そして、流れるように導かれるように剣はゴブリンの首に触れた

ザシュ
ブシュー

ゴブリンの首が飛んだ
僕が殺ったのだ
血飛沫が飛んでくる、
血飛沫がかかって防具が赤く染まる
初めて殺すことをした僕は
自分の存在を確認するかのように
剣を持ってない左手をグーパーと何度も繰り返した

時連「…!よっしゃぁ!!」

嬉しかった、ただただ嬉しかった
生き残れたこと?倒したこと?
それだけではない1番嬉しかったのは
自分の成長を感じれたことだ。
苦戦するとは思っていなかった。
楽々勝てると思っていた。
そんなに甘くないと、そんなんじゃ生きてけないと、そう僕は実感した。

コロッ

時連「ん?なんだこれ、これは…魔石?」

小説で見たことがある。これを売るんだったな。そういや、どれだけ成長しているんだろう。

ステータスを見てみることにした




大野 時連

種族 ヒューマン

【称号】
転生者 ゴブリンスレイヤー
無限の可能性を持つも者

Lv3

体力 5300/5300
魔力 3400/3400
攻撃  4200
防御 3930

スキル
【無限の可能性】 【剣の扱いLv2】

魔法
「火属性Lv2」
「水属性Lv1」
「風属性Lv2」
「光属性Lv3」
「闇属性Lv5」



あ、魔法使えばよかったか…







2日後


腹減ったな…
あの日から何も食べていないし、魔物も見ていない。
歩き続けたが
見えるのは木々だ。
木の実はない
あるのは…ゴブリンの肉か…
食べるか死ぬか…喰ってやる
人間は雑食だ、いけるはず

時連「うっ、クソッ…マジいな」

僕はただ飲み込んだ
食べていると突然腹痛に襲われた。

時連「ああぁぁぁ!痛い痛い痛い痛い痛い痛い!」

腸がはち切れそうだ、身体が鳴っている
色々なところが太くなっていく、髪の色が落ちていく。目の色が暗くなっていく
知らずうちに口調が変わっていった

時連「だけど、食べなきゃな…」

血なまぐさい、不味い、硬い…

俺は食べきった何度も吐きそうになりながら食らった

なんか強くなった気がする

ステータスオープン




大野 時連

種族 ヒューマン

【称号】
転生者 ゴブリンスレイヤー
モンスターイーター
無限の可能性を持つ者

Lv8

体力 8260/8260
魔力 6590/6590
攻撃 5200
防御 5470

スキル
「無限の可能性」「剣の扱いLv3」
「暴食」

暴食?なんだこれ、

暴食  モンスターを食べたことで得た
モンスターのスキルや魔法などをたまに得る
Lvなども上がる
ほうほう、いいなそれ

魔法
「火属性Lv2」「水属性Lv1」
「風属性Lv2」「光属性Lv3」
  「闇属性Lv5」




強くなってる…だが、所詮弱いだろう。
もっともっと戦おう、もっともっと殺そう
くらってやろう、生き延びてやる。





鈴です。この度はこの作品をご鑑賞いただきありがとうございます。

この作品は、今は女性との関わりはありますがハーレム化する気はありません。
主人公は1人を貫かせるつもりです。


変更点を2つほど
levelと、書いていましたがこの話から、Lvと記させていただきます。
それと、
これまでは、
時連「○○」と、書いていましたが、次の話から、時連を消します。

ご了承ください

ブックマーク 高評価 感想お待ちしております。

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