異世界に転生した僕は今宵も腕を磨く

美鈴

喧嘩の後

僕が目覚めたのはそれから2時間後のだった

「う…うぅぅ……痛たたた」
僕の顔、体は青く腫れており、折れているところもあった。
時間は午後7時で周りは暗かった
「これは絶対明日もやられるよな…誰かに相談…ってそんなことできる相手いなかったな」

家に帰ってから考えようと思った時連は
骨などが折れているまま家に帰った。
「ただいま…」

時連の声が、家中に響くが誰も反応しない
そう、時連は家族を失っていたのだ
「ただいま…父さん母さん…真衣」

2年前に死んだ
父:大野 紫連しれん
母:大野 紗綾さや
妹:大野 真衣まい

この3人は2年前の事故で死んでしまった
その時、時連は同行していなかったため今生きている
「父さん…があさん…真衣…グスッ
僕はどうしたらいいんだろうか……」

それから時連は10分ぐらいにおいて今日のことを話した

「よし!切り替えてアニメを見よう!
えっと確か録画してた小杉さんちのソードラゴンを見ようかな…あ、後でこれも……」

何やかんやあって深夜の3時までアニメを見ていた時連であった。
怪我などは救急処置をしておきました☆

次の日

「ふぅぁぁぁ……また夜更かししてしまった。」

学校へ登校して席に着いた時連だが、その矢先にまたもや彼女が…
「おはよぉ!時連くん!いやぁ…いい天気だね!」
「え、えっと……今日は土砂降りですけど…………ま、まぁおはよう…」

「あれ?!どうしたのその腕!」
「いやぁ大したことないよ、あはは…」
「そ、そうなの?ならいいんだけど…」
「うん、大丈夫。ほら柊さんホームルーム始まるよ…」
「あ、うんまた後で。」

後でなんかないけどね……
と、そう呟く時連だった

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