命の残響
第8話 真実
前日
月「ありがとう」
お姉さん「あなたは…?」
月「あの子の父です」
お姉さん「あ、どうもー」
月「……あなた、冥界を知ってますよね」
お姉さん「……あなた、何者……?」
月「兄から報告を受けてます。あなたは過去に事故で、仮死状態だったことがあるのを」
お姉さん「………」
月「通常、そのような場合は記憶を消されるはずなのですが、あの時の冥界は暴動でそれどころではありませんでした」
お姉さん「………それで?今更記憶を消しに来たの?それともお迎え?」
月「……いえ、あなたには全てを話しておこうと思いまして…。あの子についても」
お姉さん「………」
私は碧月くんが冥界の王族の血を引く人間ということ
そしてそのせいで何らかの厄介事に巻き込まれる可能性を聞かされた
……
月「………それを知った今でも、あなたはあの子の友達でいられますか?」
お姉さん「……勿論」
月「そうですか……」
月「……ありがとう」
お姉さん「…………」
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