命の残響
第5話 隠蔽工作
碧月「ただいまー」
ミカ「おかえりー」
碧月「今日ね、友達が出来たんだ」
ミカ「そっかー、良かったじゃん」
碧月「うん!」
碧月「あれ……何これ」
ミカ「あ、ああ、それあれよ、お隣さんの荷物。預かっててって言われたのー、あはは……」
碧月「ふーん……」
碧月「お父さんは?」
ミカ「仕事よ」
月「お待ちしておりました、お嬢様」
客「キャー!つっきー、会いたかったー!」
月「あはは……」
同僚「お、月。今上がり?」
月「ああ…うん…」
同僚「お前もすげぇよなぁ、全く関係ない店の客まで奪うぐらいの人気ぶり………全く、俺の仕事まで奪いやがって!このぉ!」
月「そうかなぁ……」
同僚「でもよ、そんなに人気なのに敵を殆ど作らないのは何でだ?」
月「そういえば…そうだね…(まさか……お兄ちゃん……?)」
?「そこら辺は私に任せておいて」
同僚「うおっ!?店長…!」
店長「私が色々手を回しておいたの」
月「な、なるほど……」
店長「あなたの人気ぶり、凄いからねぇ……。裏で動く資金もかなりあるわ」
同僚「普通そういうのって言わないもんすよ……」
店長「ふふ……、あなたは他の女性に寝取られないように努力してればいいの」
月「寝取られって……」
同僚「そういえばお前だけだよな、結婚してるの」
店長「これだけの素質なら結婚しててもまだ独占欲という武器があると見た。だから特別枠でね」
同僚「なるほどなぁ」
同僚「……でもよ、その割には結構若いよな、お前」
月「(ギクッ)そ、そうかな?」
同僚「最近同性でもイける奴もいるらしいから、気をつけろよ!ははは」
月「………」
同僚「んじゃ、お先ー」
同僚はそのまま帰ってしまった
先輩「……おい、月……」
月「あれ、先輩。どうしたんです?」
先輩「お前の稼ぎで裏から手を回したっていうの、あれ嘘だぜ……」
月「…え?」
先輩「ここだけの話、実はな、あの店長……この街のすげぇ人の妹さんらしいんだよ……」
月「えええ!?あの人が!?」
先輩「バカ!声がでかい!!」
先輩「俺も最初はただの噂だって思ってたんだけど、あの人と街歩くと怖い人がお辞儀してくるしよ、なんか知らねぇけどサングラスかけたゴツい奴が後ろからつけてくるしよ……」
月「ええ……」
先輩「……コネ持ってるのはいい事だけどよ、気に入られ過ぎるのも考えもんだぜ…?一応気をつけとけ……」
月「は、はあ……」
月「(さて、帰るか……)」
月「(遅くなっちゃったな……、電話してみるか)」
プルルル………
月「もしもし」
ミカ「もしもーし」
月「ごめん、遅くなった。今帰るよ」
ミカ「んー、了解」
月「……あいつら、どうだった?」
ミカ「うん、何とか見つからずにすんだよー」
月「そっかー、それはよかった」
火・水「ぶばっ!」
火「おい!こんな小さなダンボールに2人入れるかバカ!」
ミカ「入ってたじゃん」
水「うう……もうお嫁に行けないわ…」
火「誤解を生むような言い方やめろ!」
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ミカ「おかえりー」
碧月「今日ね、友達が出来たんだ」
ミカ「そっかー、良かったじゃん」
碧月「うん!」
碧月「あれ……何これ」
ミカ「あ、ああ、それあれよ、お隣さんの荷物。預かっててって言われたのー、あはは……」
碧月「ふーん……」
碧月「お父さんは?」
ミカ「仕事よ」
月「お待ちしておりました、お嬢様」
客「キャー!つっきー、会いたかったー!」
月「あはは……」
同僚「お、月。今上がり?」
月「ああ…うん…」
同僚「お前もすげぇよなぁ、全く関係ない店の客まで奪うぐらいの人気ぶり………全く、俺の仕事まで奪いやがって!このぉ!」
月「そうかなぁ……」
同僚「でもよ、そんなに人気なのに敵を殆ど作らないのは何でだ?」
月「そういえば…そうだね…(まさか……お兄ちゃん……?)」
?「そこら辺は私に任せておいて」
同僚「うおっ!?店長…!」
店長「私が色々手を回しておいたの」
月「な、なるほど……」
店長「あなたの人気ぶり、凄いからねぇ……。裏で動く資金もかなりあるわ」
同僚「普通そういうのって言わないもんすよ……」
店長「ふふ……、あなたは他の女性に寝取られないように努力してればいいの」
月「寝取られって……」
同僚「そういえばお前だけだよな、結婚してるの」
店長「これだけの素質なら結婚しててもまだ独占欲という武器があると見た。だから特別枠でね」
同僚「なるほどなぁ」
同僚「……でもよ、その割には結構若いよな、お前」
月「(ギクッ)そ、そうかな?」
同僚「最近同性でもイける奴もいるらしいから、気をつけろよ!ははは」
月「………」
同僚「んじゃ、お先ー」
同僚はそのまま帰ってしまった
先輩「……おい、月……」
月「あれ、先輩。どうしたんです?」
先輩「お前の稼ぎで裏から手を回したっていうの、あれ嘘だぜ……」
月「…え?」
先輩「ここだけの話、実はな、あの店長……この街のすげぇ人の妹さんらしいんだよ……」
月「えええ!?あの人が!?」
先輩「バカ!声がでかい!!」
先輩「俺も最初はただの噂だって思ってたんだけど、あの人と街歩くと怖い人がお辞儀してくるしよ、なんか知らねぇけどサングラスかけたゴツい奴が後ろからつけてくるしよ……」
月「ええ……」
先輩「……コネ持ってるのはいい事だけどよ、気に入られ過ぎるのも考えもんだぜ…?一応気をつけとけ……」
月「は、はあ……」
月「(さて、帰るか……)」
月「(遅くなっちゃったな……、電話してみるか)」
プルルル………
月「もしもし」
ミカ「もしもーし」
月「ごめん、遅くなった。今帰るよ」
ミカ「んー、了解」
月「……あいつら、どうだった?」
ミカ「うん、何とか見つからずにすんだよー」
月「そっかー、それはよかった」
火・水「ぶばっ!」
火「おい!こんな小さなダンボールに2人入れるかバカ!」
ミカ「入ってたじゃん」
水「うう……もうお嫁に行けないわ…」
火「誤解を生むような言い方やめろ!」
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