徒然なるままに

嘉禄(かろく)

There be strongly it


ずっと探していた、守ろうとしていた弟を見つけて数ヶ月経った。

色々な事があった、無茶をして怒られたり泣かせたり…。

だが俺はその途中でお前に願った。


『強くなれ、俺がいなくても…誰かに守られなくても生きていけるように』


こう言ったのは、俺はすぐにいなくなるだろうと思っていたから。

実際いなくはならなかったが、願い通りにお前は強くなった。
今度は自分が俺を守るんだ、と言って。

まだ俺がいなくても生きていけるという訳ではない。

でも、安心して色んなものを任せられるようになった。

これからもお前に対する願いは変わらないだろう。


There be strongly it強く在れ


これが、お前への…我が弟悠隼へのただ一つの願い。

俺はそれを、これからも誰よりも近くで見守っているよ。


「徒然なるままに」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「その他」の人気作品

コメント

コメントを書く