異世界転移したら勇者になったんだが?
完全ぼっち
 俺は登輝学園に通う1年B組、黒輝 ソウタだ。身長は175くらい(あるはず)の黒髪男子でコンプレックスは童顔。この童顔のせいで俺は舐められないようにポーカーフェイスを身につけ、話し方も男っぽくしている。だがたまに素に戻ってしまう時がある。
 今いる場所は屋上で周りには誰もいない。世間一般で言う「ぼっち」というやつだ。
 俺がぼっちになったのには理由がある。それはクラスで一番人気のある男子生徒と少々言い合いになってしまったからだ。
 その男子の名は、北神 光〔きたがみ こう〕。こいつは茶髪で身長は180ぐらいでちゃんと髪もセットしている。絵に書いたようなイケメンだ。あとモテモテらしい。あとは男子からも先生からもすごい支持を得ている。
 そして、9月の終わりごろに事件は起きた。登輝学園に不審者が来て、なんと俺のクラスに来たのだ。だが運の悪いことに俺はその日、寝坊して不審者がやってきた後に学校に着いていた。『悪目立ちしそうだなぁ』と思いながら教室のドアを開けるとそこにはナイフを持った男が女子生徒を人質にとっていた。
「えっ?」
 と声がでてしまうのは当然だろう。みんなも『えっ?』って感じだったし。
「おっ!おいお前!誰だ!」
「俺のセリフだ」
 みんなが慌てているのでこいつは不審者なんだろうなぁと状況を理解した。それを理解した上で俺は不審者に近づく。
「おい!それ以上近づくな!こいつがどうなってもいいのか!」
「いいよ」
【え?】
 みんなが同じ反応をした。不審者も目を見開いているのでびっくりしたのだろう。そして俺は不審者に近づく。もう殴ろうと思えば殴れる距離だ。
「ほら、どうした?その子に何もしないのか?」
「くっ!このっバカにしやがって!」
 不審者はバカにされたと思ったのだろう、人質にしていた女子生徒を突き飛ばし俺をナイフで刺そうとしてきた。『計画通り』そう満足げに思うと、ナイフを持った手を掴み、その手を後ろにひき相手の腹に膝蹴りを喰らわせる。不審者は腹を抱えながら跪き苦しそうにしながら俺を見る。
「かっ!こ、こ、この、ガキゃぁ!!!!」
 うるさいので顔面を蹴り上げ、そのまま踵落としをする。『痛そうだなぁ』と思いながら
「誰か警察には連絡しているのか?」
と聞くと先生が慌てたようにスマホを取り出している。『そんなに慌てていたのか』と思っていると北神が俺の目の前に来た。
「おい!香帆が刺されていたらどうするつもりだったんだ!」
 香帆とはさきほど人質にされていた女子生徒のことだ。ちなみに名字は夏川だ。身長は150ぐらいの小柄な女の子でなんというか、守ってあげたくなるような気持ちになる子だ。あとはすごくモテる。
「救急車を呼ぼうと思っていた」
「そんなことを聞いているんじゃない!もし香帆がお前の言動のせいで殺されていたらどうするつもりだっんだと聞いているんだ!」
「もっもう!いいじゃない!助かったんだから!助けてくれてありがとね!黒輝君!」
「気にすんな」
「なんでこいつを庇うんだ!こいつのせいでお前は!」
「そっそうだ!こいつのせいで夏川さんは刺されそうになったんだ!」
 と、大声をあげたのは板野 浩史〔いたの こうじ〕身長は170ぐらいで顔は四角っぽい形だ。その言葉の後にクラスのみんなが続く。
「そうだ!板野の言う通りだ!」「もしかしたら殺されていたところだったんだぞ!」
 などと言われた。夏川が俺のこと庇ってくれていたが無駄に終わった。
 という理由で俺は完全にぼっちになった。まぁもともと仲のいい友達なんていなかったけどね!
「はぁ、いい天気だなぁ」
「そうだね!」
 ん?まてよ?ここには俺は1人のはず。
じゃぁこの声はいったい誰だ?
 今いる場所は屋上で周りには誰もいない。世間一般で言う「ぼっち」というやつだ。
 俺がぼっちになったのには理由がある。それはクラスで一番人気のある男子生徒と少々言い合いになってしまったからだ。
 その男子の名は、北神 光〔きたがみ こう〕。こいつは茶髪で身長は180ぐらいでちゃんと髪もセットしている。絵に書いたようなイケメンだ。あとモテモテらしい。あとは男子からも先生からもすごい支持を得ている。
 そして、9月の終わりごろに事件は起きた。登輝学園に不審者が来て、なんと俺のクラスに来たのだ。だが運の悪いことに俺はその日、寝坊して不審者がやってきた後に学校に着いていた。『悪目立ちしそうだなぁ』と思いながら教室のドアを開けるとそこにはナイフを持った男が女子生徒を人質にとっていた。
「えっ?」
 と声がでてしまうのは当然だろう。みんなも『えっ?』って感じだったし。
「おっ!おいお前!誰だ!」
「俺のセリフだ」
 みんなが慌てているのでこいつは不審者なんだろうなぁと状況を理解した。それを理解した上で俺は不審者に近づく。
「おい!それ以上近づくな!こいつがどうなってもいいのか!」
「いいよ」
【え?】
 みんなが同じ反応をした。不審者も目を見開いているのでびっくりしたのだろう。そして俺は不審者に近づく。もう殴ろうと思えば殴れる距離だ。
「ほら、どうした?その子に何もしないのか?」
「くっ!このっバカにしやがって!」
 不審者はバカにされたと思ったのだろう、人質にしていた女子生徒を突き飛ばし俺をナイフで刺そうとしてきた。『計画通り』そう満足げに思うと、ナイフを持った手を掴み、その手を後ろにひき相手の腹に膝蹴りを喰らわせる。不審者は腹を抱えながら跪き苦しそうにしながら俺を見る。
「かっ!こ、こ、この、ガキゃぁ!!!!」
 うるさいので顔面を蹴り上げ、そのまま踵落としをする。『痛そうだなぁ』と思いながら
「誰か警察には連絡しているのか?」
と聞くと先生が慌てたようにスマホを取り出している。『そんなに慌てていたのか』と思っていると北神が俺の目の前に来た。
「おい!香帆が刺されていたらどうするつもりだったんだ!」
 香帆とはさきほど人質にされていた女子生徒のことだ。ちなみに名字は夏川だ。身長は150ぐらいの小柄な女の子でなんというか、守ってあげたくなるような気持ちになる子だ。あとはすごくモテる。
「救急車を呼ぼうと思っていた」
「そんなことを聞いているんじゃない!もし香帆がお前の言動のせいで殺されていたらどうするつもりだっんだと聞いているんだ!」
「もっもう!いいじゃない!助かったんだから!助けてくれてありがとね!黒輝君!」
「気にすんな」
「なんでこいつを庇うんだ!こいつのせいでお前は!」
「そっそうだ!こいつのせいで夏川さんは刺されそうになったんだ!」
 と、大声をあげたのは板野 浩史〔いたの こうじ〕身長は170ぐらいで顔は四角っぽい形だ。その言葉の後にクラスのみんなが続く。
「そうだ!板野の言う通りだ!」「もしかしたら殺されていたところだったんだぞ!」
 などと言われた。夏川が俺のこと庇ってくれていたが無駄に終わった。
 という理由で俺は完全にぼっちになった。まぁもともと仲のいい友達なんていなかったけどね!
「はぁ、いい天気だなぁ」
「そうだね!」
 ん?まてよ?ここには俺は1人のはず。
じゃぁこの声はいったい誰だ?
コメント
春風 めると
続き楽しみにしてます!