暗殺者が転生して死神になったそうですよ?

みらくる

クロアの過去

俺は生まれた時から孤独だった。死神とは契約できなかった。いや、契約者が現れなかったと言った方があっているだろう。俺は待ち続けた。何百年、何千年も待ち続けた。しかし契約者は現れない…俺は寂しかった、寂しかったんだ……寂しいせいか、精神もおかしくなっていった。
「どうして…どうして契約者が現れない……」
俺は真っ暗な世界で1人。そして長い長い年月がすぎた。何時からだろう、死神を恨み始めた…その恨みが爆発したのか真っ暗の世界に光があった…
「なんだ…これは…まぁ、どうでもいいあいつら…死神の元へ行かせろあいつらにこの恨みをぶつけてやる。全部ぶっ壊してやる……」
すると光は大きく光出した。俺はその光に飲み込まれた。そして目が覚めるとそこは死神が暮らしている。デスクラだった。その時はもう興奮したな、やっと今までの鬱憤を晴らせると思ったな。そして俺はデスクラを破壊寸前まで追い込んだ。するとあいつだ…えーっと…そうそうグリューだ。あいつを殺そうとした時、奥の手を隠していたんだろうな、鎖に縛られた。それも解こうとすると全身に激痛が痛む呪いがあった。そしたら掠れた声でグリューが
「その鎖は…お前が契約した時に解ける…大人しく元いた場所に帰れ…」
すると俺は目の前が真っ白になった。

そしてまた目が覚めた。
「な…んで…また…待たないといけないのかよ…」
そして俺は叫び続けた喉が枯れるまで、ずっと…
もう、待つしかないと悟った俺は鎖に縛られながら契約者を待った…何百年、何千年も…そして俺は呼ばれた。契約者が現れた……








「と、言うわけだ」
「……簡単にまとめると、クロアはこのデスクラを滅ぼそうとして最後の最後で父上に負けた…というわけか」
「まあ、そんな感じだな」
「………何百年、何千年も……か」
しんみりした空気を断ち切るようにクロアは明るい声で話し始めた
「そういえばマスター、俺さマスターとちゃんとした契約してないんだよなぁ」
「……え?どうゆうこと?」
「契約の完了させるには……」
「今…なんて言った………」











ーーーーーーーーーーーーーーーーここまで読んで下さりありがとうございます
クロアの過去は長く書くと収まりそうにないのでできるだけ簡単にしてみました
まだまだ未熟者てますがこれからもよろしくお願い致します
では、次の話で会いましょう



コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品