VRMMOをガチャで生き抜くために

りっきー

50話──ダンジョン突入

「おぉ!結構大きいですね。」二階建ての一軒家って所かな。幽霊屋敷みたいなのかと思ってたけど、普通の家で安心した。

「2階に使ってない部屋があるからそこを自由に使ってください。すぐにダンジョンに行くのんですか?」

「行きますよ。少しでもレベルあげようと思ってて。」

「そうか、気をつけてくださいね。最高突破層は5階層だから、6階層から進むといいですよ。」

「何から何までありがとうございます。では、行ってきますね。」

〜〜西の祠のダンジョン〜〜
説明:突然出来たダンジョン。出来たところが幻の村だったこともあり、あまり人が入ってこない穴場スポット。魔物のレベルは中級(30レベから70レベぐらい)なので、脱初心者にはもってこいの場所だ。しかし、まだ誰も突破していないので、どんなギミック(トラップ)があるかは不明。ボスも分かっていない。このダンジョンの壁には、ミスリルが使われており、資源が豊富だ。しかし、非常に硬いため、ゲットすることは難しいだろう。5階層ごとにセーフティーエリアがあり、そこには魔物も湧かず、侵入することも出来ない。セーフティーエリアは1階層まるごとではなく、半径100メートルの円の中だけである。このダンジョンも地下にある。

「着いたな。グレイス入ろうか。」おっと、その前に例のポーション飲んでおくか。

(うむ。今回こそは、逃げないでくださいね。)

「分かってるって!ちゃんとポーション飲んだから。」

(うむ。それならいいがな。)

〜〜1F〜〜
「これがミスリルかー!初めて見た。欲しいな。」

(我もである。美しいな。)

「また、ここに来れたら、取ろうよ。」

(そうだな。ダンジョンはコアが壊されない限り再生し続けて大きくなるからな。)

「よし!じゃあ戦闘だー!」

(あまりはしゃぐでない。スケルトンが出るぞ。)

「分かってるって!おっと!ゴブリンの群れだ。瞬殺してくる。」

(了解した。)こんな調子で1度出会った魔物は瞬殺して行った。

「ゴーレム出ないね。」

(石の塊か、食える部分がないからいらない気がするがな。)

「そんなことないよ。たまに、岩塩をドロップするゴーレムがいるんだって。」

(そうなのか!知らなかった。)

???「カラン、カラン」

「ん?骨の音?まさか、スケルトンかな?」

(きっとそうだろうな。倒しに行くか。)

「うん。」スケルトンが2体剣だけを持って出てきた。これでもレベルは31だ。

「早速倒してみよう。」特に苦戦することは無かったが、剣術がそこそこあり、強かった。

「ドロップ品はなしか。」と、こんな感じで1階層は終わり、2階3階層も同じように終わった。

「VRMMOをガチャで生き抜くために」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「冒険」の人気作品

コメント

コメントを書く