VRMMOをガチャで生き抜くために

りっきー

26話──異例の報酬

「ごちそうさまでした。」

「ごちそうさま!」

「美味しかったわ。ごちそうさま。」

「リュウくん本当にありがとう!ごちそうさま。」

「どういたしまして。じゃあ解散!俺はこれからギルドに行くね。」

「私たちはレベル上げてくるよ。」

「私はお店でなんか作ってるわ。」

「因みにリュウ兄は今レベルいくつ?」

「レベル26だよ。」

「リュウ兄たか!まだ道のりは長そうだ。」

「私たちはレベル12だよ!」

「おー結構上がったじゃん。」

「まあね!妹ですから!じゃあ行ってくる。」

「行ってらっしゃい。」

「「いってきまーす。」」

「ガチャ」

「マイさん台所ありがとうございました。」

「こちこそ美味しい料理ありがとう。」

「じゃあ俺も行きますね。」

「はーい。」

「ガチャ」

「早く行って報酬受け取らないと。」

【ギルド内】

「ジークさんおはようございます。」

「おお、ついに来たか。」

「来ましたよ!報酬受け取れますか?」

「おう!じゃあ今から渡すぞ。あんまり大声出すなよ。」

「分かりました。」

「ほらよっ。25万ゴールドだ。」

「え?ほんとに?」

「嘘つく意味ねえだろ。ほんとだ。」

「多すぎですよね。」

「ああ、こんな事初めてだよ。」

「ちょっと自重しますね。」

「あんまり自重しなくてもいいと思うぞ。」

「そうなんですか?」

「おう!安心しな!」

「分かりました。ありがとうございます。」

「あと、ランクアップだ!おめでとう。」

「おー!やっとかー」

「本当はもう少し早くランクアップ出来たんだけど、忘れてたそうだ。ランクはDだ。これで少し受けれるクエスト増えたぞ。」

「ありがとうございます。アンさんが忘れてたんですか?」

「まあな。あいつも忙しかったから許してやってくれ。」

「分かりました。そういえば新しい受付嬢雇わないんですか?」

「ああ、雇うつもりだぞ。可愛い子にしようと思ってる!」

「そうですよね。みんな可愛い子のところに行きたがるんですもん。」

「今は俺含めて6人だから俺がここに居なくてもいいだろうな。」

「そうですね。ちょっと残念です。クエスト受注するために並ばないといけないなんて。」

「そんなお前に朗報だ。お前専用の専属嬢欲しくないか?」

「なんですかそれ。」

「ちょうど美人の人が2人居てよ。1人はずっとこっちに居させて、もう1人はお前以外の専属は受けないで、お前優先にクエスト受注してくれる。リュウが居ない時は普通に仕事して貰うけどな。どうだ?」

「いいですね!お願いします!」

「よし。じゃあ用意しとく。」

「お願いします!」

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諸事情により日曜日まで更新出来ません。ごめんなさい。

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