#140文字小説
2018/09/22
あの日々を「青春の灯」と彼女は呼んだ。私は今、独り夜の海を小舟で進む。振り返りよく見ると、遠く岸に、灯りがぽつぽつ灯っている。確かにあれは、以前私が灯した。その小さな灯は、孤独感を癒し現在地を確かめさせる。灯はやがて新しい種に付いて、誰かの「しるし」になるだろう。
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