#140文字小説
2018/09/04
残業中。自販機で間違えて押して出てきたものには「やさしい麦茶 ノンカフェイン」と書かれていた。何が優しいのだろうと回らない頭で考える。
「あんた！ またコーヒーばっかり飲んでお腹壊すよ！ あんま強くないんだからね。麦茶淹れといたから」
という亡きお袋の声が脳裏に響く。
「あんた！ またコーヒーばっかり飲んでお腹壊すよ！ あんま強くないんだからね。麦茶淹れといたから」
という亡きお袋の声が脳裏に響く。
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