#140文字小説

北西時雨

2017/11/16

君とのお喋りは楽しい。内容は他愛なく、殆ど私が一方的に話しかけて、君がときどき困ったような顔で、相槌を打ったり返事をしたりするだけだけれど。それでも何だか上手くやれてるようで、勝手に嬉しくなってしまう。けれど、そんな時間は終わりだ。最後の勝負といこうじゃないか。

コメント

コメントを書く

「文学」の人気作品

書籍化作品