#140文字小説

北西時雨

2017/11/05

初めは、嫌いなタイプだと思った。世間知らずで、お節介で、高飛車で。私のことなんて、なんとも思ってないくせにって。でも無視することもできなくて喧嘩未満の言い争いをしてるうちに仲良しになってた。この子のことは、私が一番知ってるって思うようになった。だけど、あの子は。

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