#140文字小説
2017/10/23
ここは妖が住まう山。石段を登り頂まで来ると、優雅に手を降る影が、一つ……二つ……。小さな祠に小さな神さま。つややかな羽色の烏。木漏れ日を泳ぐ魚。夜にはかすかな虫の声と、蛍のような淡い光が数多舞う。それらはどれも、街のどんなモノよりも、私にとって素敵に見えた。
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