異世界で意味わかんないことが起きてます!

ルナ

第1話「意味わからんとこにきちゃったw」

「でぇ、あなたはほんとに神様なん?」
「ええ、間違いありません……多分」
だからなんでこいつは、自分の立ち位置を曖昧にするんだよ…
「はぁ…んでまあ、ここは?」
「知りません!(。 ・`ω・´) キラン☆」  
「………………どうしよう  」
まあいいか……いや、良くはないか。
こいつ………ほんとに神様なのかね……
「とりまお互い自己紹介をするか。俺は鈴木悠希。ふつーのニーt))ゴホッゴホッふつーの学生をしていた。」
「ニートだったのね。そして過去形なのね」
「お前のせいでな!(怒)」 
はぁ、なんかこいつといると自分のペースを乱される気がする……
「で?お前は?」
「私は、異世界を操る番人、アティーよ。あと、敬語疲れたから元の喋り方に戻っていいかしら」
「おい、女神はどこにいったんだよ」
「え?…あぁ、そんな時期もあったわね。で?タメおけですか?」
「そんなもん勝手にしろよ…あと、異世界を操る番人ってなんだよ……」
「死んだ人を異世界に導く番人よ。なんかめんどくさいのよねぇ…番人やってるのも。」
急に口調変わったな…
「じゃあ、女神だったって言うのは嘘なのか?」
「いえ、ほんとよ」
じゃあなんd……
「お前…まさか駄女神と化したんじゃ……」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!それはいわないでぇぇぇぇぇえ!!!」
まじかよ…どおりで違和感あったわけだ。
こいつには、アニメで言う、そう……「女神感」がなかったからな…… 
「じゃあ、異世界の番人って言うのは?」
「そんな職…どこ…も……い…」
「あ?なんか言ったか?」
「そんな職業どこにもないっていったのよぉぉぉぉ!!!」
あ、こいつダメなやつだ。
俺も人のことは言えないが、こいつは根本的にダメなやつだということは理解出来る…
「あ、そういやさぁ、なんで俺は死んでないのに転送されちゃってんの?」
「それは………私が……」
「私が?」
「一時的に命を壊して連れてきました!」
「おいそこ、当たり前のように言うな。って……それって……俺を殺したってこと!?」
「まあ、そうなんだよねーw」
「そうなんだよねー…じゃない!!どうしてくれんの!?俺の人生奪わないでくれy…」
「この世界は夢の国よ」
こいつはなにを言い出すんだ?
「なんでもあなたの夢が叶うわよ」
そういう事ね。てっきり、千葉県にある、ネズミーランドかと思ったわw
「で、それはほんとなのか?」
「私が嘘を言うと思う?」
「うん」
「なんでよぉぉぉ!!」
「だって既に嘘ついたじゃん?」
「ぎくっ…………」
あー、自分でぎくって言っちゃったよw
馬鹿だなー。
「ま、まあ、こんなことはどうでもいいじゃん?www」
「どうでも良くねぇわ!俺はこれからどうやって生活すればいいんだよ!!」 
「それは……自給自足で…」
「ここはどこぞの縄○時代かよ!?」
俺は初めてこの時思った……
ツッコミって…大変だな…と。
「じゃあお前はどうすんだよ?」
「もちろん、悠希について行くけど?」
「それだけはやめろマジで…」
タッタッタッ…… 
「あぁ、待ってー!!行かないでぇー!私をおいて行かないでー!!」
「いや、お前がここに連れてきたんだよ!」
「ま、これから2人でゆっくり旅でもしましょ?自給自足で!!」
「はぁ………」

これからこいつと、この世界で旅をすることになってしまったのだった……

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