終末屍物語
第13話「ホームセンター探索(開始)」
・車を走らせること10分、春人が運転する車は二階建ての大型のホームセンターの駐車場に停まっていた。
「一旦ここで物を漁るぞ。」
「OK。何を探せばいいの?」
「うーん…罠になりそうなものを探してほしいかな。俺は自分の武器になりそうなものがあるか探したいし。」
「りょーかい。…にしてもおどろおどろしいホームセンターね…。」
春人達の目の前にあるホームセンターは二階建ての大型の建物だが、その壁には赤黒い血の跡がいたるところに付いており、入り口と思われる場所にはトタン板や木材で作られたバリケードがはられていたようだが、バラバラに壊されていた。周りにはゾンビが徘徊しており、すすんで入ろうとするような場所ではないことは容易に理解できた。
「…遊園地のおばけ屋敷でもここまでじゃないわよ…。」
「まぁ、二ヶ月前はたくさん人間がいたようだけどな。今はもう生きた人間はいないよ。多分。」
「いや、多分じゃなくて絶対いないでしょこれ。」
そんなことを話しながら二人はホームセンターに向かって行った。
・ホームセンターの中は電気こそ付いていたが、辺りは血まみれでいたるところに死体が転がっており、それを数匹のゾンビがかじっていた。ひさぎはその光景を見て青ざめていた。
「うわぁー…ねぇ、春人。本当にこの中漁るの?」
「うん…でも、こんなに荒れてたっけ…?」
「私はこのあたりは来たことないからわからないけどまだマシだったの?」
「うん。ここは二ヶ月前ぐらいはまだ人が物を漁りに来てたのを見たことがあるけど、二ヶ月でここまで荒れるとは…まぁ、とにかく漁ろう。俺は二階のスポーツ用品のコーナーでバット探してくるから、ひさぎは罠の材料になりそうな物探しといてよ。」
「わかった。じゃあまた後でね。」
そして二人のホームセンター探索が始まった。
「一旦ここで物を漁るぞ。」
「OK。何を探せばいいの?」
「うーん…罠になりそうなものを探してほしいかな。俺は自分の武器になりそうなものがあるか探したいし。」
「りょーかい。…にしてもおどろおどろしいホームセンターね…。」
春人達の目の前にあるホームセンターは二階建ての大型の建物だが、その壁には赤黒い血の跡がいたるところに付いており、入り口と思われる場所にはトタン板や木材で作られたバリケードがはられていたようだが、バラバラに壊されていた。周りにはゾンビが徘徊しており、すすんで入ろうとするような場所ではないことは容易に理解できた。
「…遊園地のおばけ屋敷でもここまでじゃないわよ…。」
「まぁ、二ヶ月前はたくさん人間がいたようだけどな。今はもう生きた人間はいないよ。多分。」
「いや、多分じゃなくて絶対いないでしょこれ。」
そんなことを話しながら二人はホームセンターに向かって行った。
・ホームセンターの中は電気こそ付いていたが、辺りは血まみれでいたるところに死体が転がっており、それを数匹のゾンビがかじっていた。ひさぎはその光景を見て青ざめていた。
「うわぁー…ねぇ、春人。本当にこの中漁るの?」
「うん…でも、こんなに荒れてたっけ…?」
「私はこのあたりは来たことないからわからないけどまだマシだったの?」
「うん。ここは二ヶ月前ぐらいはまだ人が物を漁りに来てたのを見たことがあるけど、二ヶ月でここまで荒れるとは…まぁ、とにかく漁ろう。俺は二階のスポーツ用品のコーナーでバット探してくるから、ひさぎは罠の材料になりそうな物探しといてよ。」
「わかった。じゃあまた後でね。」
そして二人のホームセンター探索が始まった。
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