学園内の最低ランクの学生がこの世の悪を成敗するそうです。(仮)
第8話:主人公には理事長の無茶振りには付き合いたくないそうです。
デパート占領事件(アリス拉致、未遂)が起きてから丸1日経ったある日、カイトは大きなあくびをしながらアスカと一緒にいつも通り学園へ向かっていた。
「ね、ねぇ、カイト君ってこの前あったデパート占領事件に巻き込まれたんだっけ?
た、大変だったね。」
「あぁ、大変だったよ、でもすぐに警察が来てくれたから助かったんだ。」
アスカは俺が寮に帰ってきた時にアカリ達に聞いたようで、とても心配をしていたらしい。
「あっ、カイトくん!その...あの時の事…」
校門で待っていたアリスが少し涙ぐみながら俺に話しかけてきた。
「ん?何か用か?」
「あっ、えっと、怪我とかしてない?心配したんだからね...」
「あはは、大丈夫だよ、怪我なんてしてないから。」
カイトは笑いながらアリスの質問に対していつもどうりに振舞った。
「カイトってデパートにいた時って...」
「あっ!ヤベッ!あと10分で始業時間じゃねぇか!早く行こうぜ!走るぞ!」
「えっ、ちょっとー!」
カイトは大きく足を前に出して走りだしアリスはその後を追っていった。
カイト達は教室の後ろ側の扉を開けるとそこにはまだ始業時間では無い筈だが、全員が席について静かになっていた。
「はぁ、間に合ったー。」
「そ、そうだね。」
「...」
やけに教室の中が静かな原因がわかった時には遅かったようだ。
 「はい、カイトとアリスちゃんアウト〜♪今から私と理事長室に付いてこーい、あとこの事を担任には病欠って事で言っておくから、後の奴らは自習!と言いたいところだが、あと今日は本当は授業が無いしなって事で、なんだってやってよし!今度の大会の練習でもしておきな!」
「ウェェェェイ!!!」
はち切れんばかりの歓声が響きすぐさま生徒達が廊下へ出て行った。
そしてその教壇には見覚えがありすぎるシズカの顔がそこにあった。
「おい、なんで俺達二人だけ呼ばれたんだ?」
「ふっふっふっ、聞いて驚け!来週に開催する学年内ペアバトル大会があるんだが、そこでカイトにはシードとして出て欲しいんだが、どうかな♪」
「帰る」
「待てって、ごめん本当に帰ろうとしないでお茶出すから!」
やれやれと思いながら涙目になっていたシズカを見るとすぐにお茶を用意していた。
「えっと、なんで俺がシードなんだ?それにペアバトル大会なのに俺一人だぞ、なんだ?俺に二対一で戦えってのか?」
カイトはシズカに向かって呆れたように肩を落とした。
「いや?お前一人じゃないぞ、そこにいるアリスちゃんがお前をペアに指名だ、どうだ?知ってる奴の方がいいだろ?」
「おい、まだ俺は出るとは言ってねぇよ!あとこうゆうのはちゃんとペアにも相談するだろうが。」
カイトは自分の方を指差してシズカに言ったが、
「ん?私は別に大丈夫だよ?てかカイトの戦闘を間近で見られるなんてご褒美だよ!」
アリスは目を輝かせながらカイトの手を握って、ワクワクしながらシズカの提案を飲んでいた。
「待て待て、なんで俺の主張を聞いてくれないんだよ、聞いてくれたっていいだろ?」
カイトはアリス、シズカに向かって言うのだが、
「「だって、カイトだから、大丈夫だよな?(ね?)」」
「嫌だ!もういいよな?それじゃあな!」
ちょうど鐘が鳴りカイトは涙をだしながらソファから立ち上がって、理事長室の扉を開けてすぐに理事長室を出た。 
「いやー、ごめんねー、昔のカイトはきっとやってくれるんだけどなぁ...」
「そ、そうですか、私こそすみません私のわがままを聞いていただいて。」
「いやいや、大丈夫だよ、それよりアリスちゃんはカイトを追っかけてくれない?」
シズカはアリスに向かって笑いながら話した。
「は、はい!」
アリスはすぐに理事長室を出ていきカイトを追っかけていった。
「ちょっとー、待ってよー。」
「てかなんで追っかけてくるんだ!俺は嫌なんだよ!つーかなんで俺じゃないといけねぇんだ!」
カイトは全力疾走をしているのにもかかわらずアリスはカイトに追いついて来ていた、
「だって、カイトくんの方が色々とヘマしても何となく許してもらえそうだし、とにかく優勝を狙えるから!」
「ただのわがままじゃねぇか!」
カイトは走って逃げつつ、一時的にアリスを撒くために生徒会室へと隠れていた。
「さ、流石にこの部屋には誰もいないだろ...」 
「やぁ、カイトくんじゃないか、そんなに息を上げて何かあったのかい?」
そこには生徒会長(変態)の冷斗が深々と椅子に座っていた。
「いやー、今度にやるペア大会でのペアの事でちょっとな、てかお前はこのペアバトル大会に出るのか?」
カイトは息を整えつつ冷斗へペアバトル大会の出場を聞いたのだが、
「ん?僕は出場すら出来ないないかもねー、出場以前にペアがいないから...」
冷斗は肩を落として少し落ち込んでいたのだか、カイトの方を見て椅子から立ち上がってすぐさま顔を明るくし。
「そうだ!カイトくんと出ればいいじゃないか!どうだい?」
「あいにく、こっちは出たくないんだゴロゴロしていた方がいい。」
冷斗は肩を落として椅子に座り込んで、落ち込みながら机の上にあった何かの資料を書いていた。
「でもまぁ、僕としては君の力は素晴らしいと思うね、なんたって転校初日でBランクの生徒を倒したんだから、そりゃあアリスさんのカイトくんへの熱意も分かるよ...」
「てかお前はこんなところで何してるんだ?」
カイトは椅子に座って資料を書いている冷斗に質問すると冷斗は困ったような顔をして質問を返した。
「あはは、僕はただ昨日に残った仕事を終わらせたかったしね、カイトが来た時にちょうど終わったんだよ。」
冷斗はいくつもの資料を手に取り笑っていた、
「そうだ、カイトくんはあの時以外にバトルをした事なかったね、ちょうど仕事も終わった事だし一緒に練習試合でもしてみないかい?」
冷斗は手に取った書類を机の上に置きカイトに向かって笑顔で提案をしていた。
「まぁ、別にいいけど...」
「よし!それじゃあ決まりだ!」
そして冷斗に連れられてドームへと走っていった。
「会長、私がやり忘れた昨日の書類...」
生徒会室の扉を開けてそこにいたのは葵だったが、生徒会長の机の上にあった全ての書類がしっかりと記入されていた。
その上には書き置きがありそこには。
[葵ちゃんへ、
葵ちゃんの昨日忘れていた書類は終わらせておきました、葵ちゃんもたまには息抜きって事でゆったりしておいてね。]
…。
「ふふっ、会長は変態ですが、こうゆう所だけは優しいのに...」
その書き置きを見つけた葵は生徒会室に設置してあるポットに紅茶の茶葉を入れてティーカップに紅茶を注いでいた。
「ね、ねぇ、カイト君ってこの前あったデパート占領事件に巻き込まれたんだっけ?
た、大変だったね。」
「あぁ、大変だったよ、でもすぐに警察が来てくれたから助かったんだ。」
アスカは俺が寮に帰ってきた時にアカリ達に聞いたようで、とても心配をしていたらしい。
「あっ、カイトくん!その...あの時の事…」
校門で待っていたアリスが少し涙ぐみながら俺に話しかけてきた。
「ん?何か用か?」
「あっ、えっと、怪我とかしてない?心配したんだからね...」
「あはは、大丈夫だよ、怪我なんてしてないから。」
カイトは笑いながらアリスの質問に対していつもどうりに振舞った。
「カイトってデパートにいた時って...」
「あっ!ヤベッ!あと10分で始業時間じゃねぇか!早く行こうぜ!走るぞ!」
「えっ、ちょっとー!」
カイトは大きく足を前に出して走りだしアリスはその後を追っていった。
カイト達は教室の後ろ側の扉を開けるとそこにはまだ始業時間では無い筈だが、全員が席について静かになっていた。
「はぁ、間に合ったー。」
「そ、そうだね。」
「...」
やけに教室の中が静かな原因がわかった時には遅かったようだ。
 「はい、カイトとアリスちゃんアウト〜♪今から私と理事長室に付いてこーい、あとこの事を担任には病欠って事で言っておくから、後の奴らは自習!と言いたいところだが、あと今日は本当は授業が無いしなって事で、なんだってやってよし!今度の大会の練習でもしておきな!」
「ウェェェェイ!!!」
はち切れんばかりの歓声が響きすぐさま生徒達が廊下へ出て行った。
そしてその教壇には見覚えがありすぎるシズカの顔がそこにあった。
「おい、なんで俺達二人だけ呼ばれたんだ?」
「ふっふっふっ、聞いて驚け!来週に開催する学年内ペアバトル大会があるんだが、そこでカイトにはシードとして出て欲しいんだが、どうかな♪」
「帰る」
「待てって、ごめん本当に帰ろうとしないでお茶出すから!」
やれやれと思いながら涙目になっていたシズカを見るとすぐにお茶を用意していた。
「えっと、なんで俺がシードなんだ?それにペアバトル大会なのに俺一人だぞ、なんだ?俺に二対一で戦えってのか?」
カイトはシズカに向かって呆れたように肩を落とした。
「いや?お前一人じゃないぞ、そこにいるアリスちゃんがお前をペアに指名だ、どうだ?知ってる奴の方がいいだろ?」
「おい、まだ俺は出るとは言ってねぇよ!あとこうゆうのはちゃんとペアにも相談するだろうが。」
カイトは自分の方を指差してシズカに言ったが、
「ん?私は別に大丈夫だよ?てかカイトの戦闘を間近で見られるなんてご褒美だよ!」
アリスは目を輝かせながらカイトの手を握って、ワクワクしながらシズカの提案を飲んでいた。
「待て待て、なんで俺の主張を聞いてくれないんだよ、聞いてくれたっていいだろ?」
カイトはアリス、シズカに向かって言うのだが、
「「だって、カイトだから、大丈夫だよな?(ね?)」」
「嫌だ!もういいよな?それじゃあな!」
ちょうど鐘が鳴りカイトは涙をだしながらソファから立ち上がって、理事長室の扉を開けてすぐに理事長室を出た。 
「いやー、ごめんねー、昔のカイトはきっとやってくれるんだけどなぁ...」
「そ、そうですか、私こそすみません私のわがままを聞いていただいて。」
「いやいや、大丈夫だよ、それよりアリスちゃんはカイトを追っかけてくれない?」
シズカはアリスに向かって笑いながら話した。
「は、はい!」
アリスはすぐに理事長室を出ていきカイトを追っかけていった。
「ちょっとー、待ってよー。」
「てかなんで追っかけてくるんだ!俺は嫌なんだよ!つーかなんで俺じゃないといけねぇんだ!」
カイトは全力疾走をしているのにもかかわらずアリスはカイトに追いついて来ていた、
「だって、カイトくんの方が色々とヘマしても何となく許してもらえそうだし、とにかく優勝を狙えるから!」
「ただのわがままじゃねぇか!」
カイトは走って逃げつつ、一時的にアリスを撒くために生徒会室へと隠れていた。
「さ、流石にこの部屋には誰もいないだろ...」 
「やぁ、カイトくんじゃないか、そんなに息を上げて何かあったのかい?」
そこには生徒会長(変態)の冷斗が深々と椅子に座っていた。
「いやー、今度にやるペア大会でのペアの事でちょっとな、てかお前はこのペアバトル大会に出るのか?」
カイトは息を整えつつ冷斗へペアバトル大会の出場を聞いたのだが、
「ん?僕は出場すら出来ないないかもねー、出場以前にペアがいないから...」
冷斗は肩を落として少し落ち込んでいたのだか、カイトの方を見て椅子から立ち上がってすぐさま顔を明るくし。
「そうだ!カイトくんと出ればいいじゃないか!どうだい?」
「あいにく、こっちは出たくないんだゴロゴロしていた方がいい。」
冷斗は肩を落として椅子に座り込んで、落ち込みながら机の上にあった何かの資料を書いていた。
「でもまぁ、僕としては君の力は素晴らしいと思うね、なんたって転校初日でBランクの生徒を倒したんだから、そりゃあアリスさんのカイトくんへの熱意も分かるよ...」
「てかお前はこんなところで何してるんだ?」
カイトは椅子に座って資料を書いている冷斗に質問すると冷斗は困ったような顔をして質問を返した。
「あはは、僕はただ昨日に残った仕事を終わらせたかったしね、カイトが来た時にちょうど終わったんだよ。」
冷斗はいくつもの資料を手に取り笑っていた、
「そうだ、カイトくんはあの時以外にバトルをした事なかったね、ちょうど仕事も終わった事だし一緒に練習試合でもしてみないかい?」
冷斗は手に取った書類を机の上に置きカイトに向かって笑顔で提案をしていた。
「まぁ、別にいいけど...」
「よし!それじゃあ決まりだ!」
そして冷斗に連れられてドームへと走っていった。
「会長、私がやり忘れた昨日の書類...」
生徒会室の扉を開けてそこにいたのは葵だったが、生徒会長の机の上にあった全ての書類がしっかりと記入されていた。
その上には書き置きがありそこには。
[葵ちゃんへ、
葵ちゃんの昨日忘れていた書類は終わらせておきました、葵ちゃんもたまには息抜きって事でゆったりしておいてね。]
…。
「ふふっ、会長は変態ですが、こうゆう所だけは優しいのに...」
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