学園内の最低ランクの学生がこの世の悪を成敗するそうです。(仮)

怪盗80

第5話:寮の人達は色々な人がいて楽しそうです。

Dランク寮。

「えっと、ここだよなDランク寮の綺羅星寮...」

自分は最初、Dランクと言うだけですごいボロボロな寮をイメージしていたが、すごく清潔な環境で、普通の寮だった。

「す、すみませーん、新しく入る事になった、ランクDの荒川です、誰か居ませんかー」

暗い寮内で、できる限り大きな声で言ったのだが、誰からの返事もない、その事が心配になり、寮の中に入ると、突然扉が閉まり、部屋の明かりが灯ったと思ったら。

「ここに居ますよー、貴方の後ろです〜。」

カイトの真後ろに体が小さく綺麗な赤い髪をボーイッシュにした女子がいた。

「うわぁ!!だ、誰だアンタ!?てかちっさ!だから後ろなんて誰もいなかった筈だ!」

「おいこら、誰が小さいだ!私はアカリ!紅アカリくれないあかりだ!この寮の先輩だぞ!敬え!」

そこにいたアカリがプルプル震えていると思ったら、足を伸ばしてつま先立ちをしていた事を見ると身長は140cmくらいの幼jy...おっと、これ以上はやめておこう。

「おっ、やっと来たなぁーお前が荒川カイトか?俺は雨神アラタあまがみあらた、よろしくな!」

奥の部屋からいかにもお兄さん気質の黄色の髪をした男子が来た。

「まぁ、ここで話すのもなんだ、リビングルームで話そう、アカリはもうつま先立ちで疲れただろう、もう諦めろ。な。
あ、あとカイトの部屋は二階の奥だぜ。
荷物はその部屋に置いてあるから部屋を確認したらリビングに来てくれ♪」

「嫌だぁー!絶対にあいつに小さいとは言わせないからなぁー!!」

そうして、アラタにリビングへと暴れながら連れてかれるアカリを見て、この人達はいい人達なんだよね...きっと...


自分の部屋に向かい荷物を確認するとリビングルームへと向かいその場にいたこの寮の先輩たちに自己紹介をする事になり…

「えーと、これで全員だな、それじゃあ改めまして、アラタだよろしく!そしてそこにいるロリっ子がアカリだからよろしくな!」 

「後で殺す...」(ボソッ...)

アカリは目を鋭くし殺す気満々でアラタに狙いを定めていた。

「えっと、はじめまして、音波小町おとはこまちです、よろしくお願いしますね。」

二人の隣にいた、明るい栗色の長い髪が特徴で絶対に誰がどう見ても心優しい人だと分かる小町さんがカイトに目を合わせてにこやかに笑った。

「あっ...て、天空寺...アスカ...よ、よろしく。」 

「アスカちゃんだよー、可愛いでしょ?」

「可愛いらしい女の子って言った方がいいのか?」

青くて短い髪が特徴的であり、身長は160 cmはあるだろうが、中性的な顔立ちだった、人見知りなのだろうか?話し方がおぼつかない。

「男だよ?」

「えっ?」

「だ、だから男だって言ってるじゃん…」

アスカが顔を頬を膨らませてこちらを睨むが怖くなくてむしろ可愛い。

「そ、そうなのか…なんかすまん…」

「…あとで一発殴ってやる…」

全員の自己紹介が終わり、歓迎パーティがひらかれたのだが…

「うひゃー、カイトって体は鍛えられているんだな、でも、私の異能には負けるぞ!」

「私はカイトくんの事を尊敬するよ、
だって腕立てだって20回が限界だから...」

「まぁ、小町の異能は戦闘タイプじゃないから、仕方がないな。そういえば、カイトはどんな異能を持っているんだ?教えてくれよ!」

ハイテンションのアラタからやはり定番と言っても過言ではない質問が飛んできた。
やはり来たかと思いつつも、本当に言ってはマズイだろうと思い笑いながら、

「いやー、身体能力の向上、シンプルな異能だけど…」

普通でかつ、シンプルな答え方だった筈だ。
シズカから貰っていた紙に書かれていた事だが助かった…。

「そうか、そうか、それじゃあ大丈夫そうだな、おし、午後8:00から動きやすい服装で裏口に来てくれ、来なかったら呼ぶからさ。」

「絶対に来いよー」

ニヤニヤしているアカリとアラタに悪寒を走らせ、
なんの為に裏口に行くのかは分からないが、念のためにグローブを持って裏口に向かった。


「おーい、こっちこっち、早く来いよー」

そこには学校のドームでみた簡易的なステージが土の上に作られていた。

「えっと、これはなんですかね?もしかして...」

「そう、そのもしかしてだ、今からアカリと戦ってもらって負けたらこれから一週間パシリをやってもらう、勝てたらアカリから何かを貰える、って事で、大丈夫かな?」

「ちなみに、拒否権はあるんですよね?」

「あるけど...アカリがなんて言うかわからんぞ...」(あはは...)

頭をボリボリと掻きながらアラタは俺の言葉を聞きながらアカリを指差した場所にそこにはすでに目を輝かせて戦闘態勢のアカリがいた。

「すみませんー、少しだけ準備運動をしていいですかー?」

「あ?いいけど。10分だけなー」

早く戦いたくて仕方がないのだろう、体をうずうずさせながら今か今かと待っていた。
それから10分後、準備運動をすましたカイトがそのステージに立っていた。

「準備できましたー。」

「おし、それじゃあ、勝利条件は相手に一発入れたら勝利、それと相手をステージから落としても勝利だ!行くぞー、開始!!」

アラタの審判の元、
これからの生活のパシリをかけた戦いが今幕を開けた。

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