命改変プログラム

ファーストなサイコロ

チョモランマ

 赤紫の煙が充満する。気が狂ったように成ってるフランさんや所長……だけど僕達はそこまでじゃない。だけどリルフィンの奴は鼻が、僕の体のクリエは力が抜けて、そしてクリエの体の僕は声が……これがこの煙の影響かどうかは分からないけど、全く関係ない……訳はないだろう。
 さっきから巾着袋はめっちゃモゾモゾしてるのに、目玉の声は全くといっていい程に聞こえないからな。この事から、この煙は自分の何か一つを封じてる––と推測できなくもない。けどそれなら、所長やフランさんの現象が説明できないけどな。


 でも彼等は’力’を持ってるわけじゃないからかもしれない。錬金は修練の果てにその身に力を宿すって訳じゃないからな。だから封じる物が無いから思考を封じてる? って感じなのかも。そもそも思考こそが人の一番の武器の筈だしな。
 思考が阻害されたら、何も出来なくなる……それなら一つの力の方が……全ては推測だけどな。でもこのままじゃヤバイ。煙の向こうから聞こえてくる足音は確実に近づいてる。しかもこのフシューとかシュゴーっての音は、この煙対策のガスマスクみたいな物の音の様な気がしてならない。
 ってことはだ。近づいてきてる奴は、この煙を発生させてる原因の主だと考えれる訳で、そんな奴とここで邂逅するのはハッキリ言ってとても不味い。この煙からは明らかに敵意と言うか、何かイヤラシイ感じの感情が感じれる気もするしな。
 どうにかしないと……


「リルフィン動けるか?」
「ああ、大丈夫だ。だが、俺だけでは三人も同時に運べんぞ」
「確かに……」


 幾らなんでも三人を一気に運ぶのは物理的に厳しいな。今の僕の体みたいな奴三人なら、訳ないんだが、都合が悪いことに全員マトモな人間体だ。しかも二人は男だしな。それにクリエの奴はまだ意識が通常状態だからいいとしても、残りの二人がな……変な妄想にとりつかれてるからな。
 なんか都合の良い事を見せられてるっぽいけど……


「がはははははははは、取材? ああ、またか。学会の後にしてくれないかな。私の発表を世界中の人達が待ってるんでな」
「えっ、えっと……まあどうしてもって言うなら受けてもいいかな。てか遅すぎるくらいって言うか……ずっと一緒にいたんだから気付いてよ……」


 うん、ホント二人共幸せそうだな。この煙で思考が混乱して夢の様な幻覚見てる様だ。この煙を払えば元に戻るんだろうけど……それをやると僕達の姿が近づいて来てる奴にもろバレする事に……そもそもその手段も無いんだが。 ここはやっぱりアレを使うしかないか……あれ。
 僕はフランさんの腕にあるゴムを見る。


(二度使い方は見たんだ。きっと出来るはず。問題は今のフランさんからどうやって取るかって事だな)


 案外広いのか、響く足音の主は近づいては来てるだろうけど、接触する程じゃないらしい。急げばまだ逃げれる筈だ。向こうは接近はしてるけど、その歩調は一定。向こうだってきっと警戒してるんだろう。
 ただの研究者なら、一度デカイ音でも出しとけばもしかして怯ませられるかもな。


(待てよ……声も良いけど、得体の知れない何かを演出するにはもっといい方法があるかも)


 人は一般的に恐怖で足を止めるものだ。止めない奴も偶にいるけど、止めさせるような何かを感じさせれば大抵止まる。それは音だけじゃ足りないかも知れない。鳴らすだけじゃ、好奇心の方が勝るかも知れないからな。
 特に研究者––それもトップレベルの変人とも成れば好奇心の方が強そうだしな。


「リルフィン」
「なんだ?」
「お前ってその目光る?」
「は?」


 なんだその「こいつ何言ってんだ?」的な目は。こっちは真剣なんだけど。全く、もうちょっと言葉を足してやるか。


「だから目がピカー! と成るのか成らないのかって事だよ。狼とか暗闇で目だけ見えたりするだろ? それだよ」
「お前な、アレは別に目が光ってる訳じゃないぞ。まあだが、それなら出来ないわけでもない。何の意味があるのかは知らんがな」
「それならこの足音の聞こえる方にやっといてくれ。上手く行けば足を止められるかも知れない」
「光るだけでか?」
「だから上手く行けばって言ってるだろ。時間を稼ぎたいんだよ」


 良いからめっちゃ睨め。野獣の眼光を持ってるリルフィンなら、成功率も高いかも知れない。僕のそんな言葉になんとはなしに音の方を見るリルフィン。そして一回目を閉じてそしてカッ! てな感じに開いた。
 実際近くで見ても光ってるかどうかは分からない。だけど同じリズムで刻まれてた歩調が止まったのは間違いない。


(今のうちだ)


 いつまで効くかは分からないからな。僕はフランさんに接近する。なんか床に仰向けで寝っ転がってるけど一体何を? 別に何はどうでも良いんだけど、問題は両手をお腹辺りで組んでる事だな。
 これじゃあ腕からゴムを取れない。取り敢えず今は小さな体だからな。僕はフランさんの体をよじ登る。


「んし、んし––ふう」


 腹の上に膝を折って座る僕。こうやって見るとなんか変な感じだな……鼻の穴丸見えでウケるかも。まあ流石に鼻毛が一本飛び出してるとかはないけどね。そこは流石女性だよ。ちゃんと処理してあるんだろう。
 さて、取り敢えず僕は組んである手に近づくことに。流石にこの体でも立ち上がるってのは不味そうだから、膝下部分を擦りながら進むことに。まあ既に腹だから直ぐそこだ。もっとモブリの手が長ければ良かったんだけどな……それにやっぱりグラグラするんだよね。
 不安定な足場に、この体だ。足も短く手も短い。そして頭は大きい。最初見た時からバランス悪そうだなって思ってたけど、成ってるみると実際そうでビックリ。クリエとか元々モブリとして生み出された存在はこんな事気にもしないんだろうけどさ、プレイヤーがこの種族でやってるって凄いなと改めて思う。
 まあだからこそ、モブリは肉体派が多くないんだろうけど……でもこの体で動きまくってたテッケンさんは驚異的だよ。馴れも有るんだろうけど、よく近接戦闘する気になるよ。しかも武器がナイフやナックル系って……近接武器の中でも特に超がつく近接じゃないか。ドM何かなのかって思う。
 でも今はそんな事はどうでもいいか。僕が今やるべきことは、フランさんから錬金術で作られたあのゴムを奪うことだ。


 近づいて、そっと手に触れる。なんかちょっとドキッとするな。てか、なんか寝てる女性に手を出すって物凄い背徳感が……いやいや、これは必要な事だ。イヤラシイことでは全然無い。取り敢えずそう言い聞かせて、絡まってる指と指を離してく。


「んん〜、えへへ優しくしてね」


 なんだか何かを期待されてる? でもゴメンだけど、そんな意味不明な言葉に応えることは出来ないんだ。けど妙に力が入ってるな。リラックスしてるように見えて、実は緊張してるのか? 体が強張ってるぞ。
 期待とちょっとした未知への恐怖って奴が、フランさんをおおってるのかな? 


「もう〜もっと大胆に来て……いいんだよ」


 なんだその色っぽい声。しかもそれ言った後に更に絡まってる手に力が込められるし。どうしたらいいんだ! 


(くっ、この緊張を解くにはその期待にちょっとは応えないと行けないのかも……)


 でもその期待って一体……どうでも良かったから考えてなかったけど、そうも言ってられないようだな。とにかく情報を整理しようじゃないか。


 まず第一にフランさんは今普通の状態じゃない。これ大事。そして何かを期待してる状態で寝転がってる。しかも出す声は甘い。まるで男を誘ってるようだ。そしてそんな言動とは裏腹してる体の強張り……


(ふむ……)


 後は台詞も大事だな。今までの台詞を考えても誰かが居ることは間違いない。そしてこのフランさんの体勢は、どこか全てを投げ打ったような……いや、違うな。むしろ逆ではなかろうか?
 投げ打ったんじゃなく、受け入れようとしてると考えたらどうだ? だからこそ期待があり、でも初めてだから緊張もしてる。我ながら凄い分析力だな僕。なんか納得できる。まあ良く、やれば出来る子と言われてたからな。
 やりさえすれば赤点なんか取らない頭は持ってるんだよな。


(けっこう絞れてきたな)


 顎に手を当ててフムフムしながら結論を導き出す段階に気合を入れてみよう。フランさんは寝てる→何故? それは受け入れようとしてるからって事に成った。じゃあそこには’何を’と続く訳だが、これは既に’何’と言うか’誰’が独り言に出てきてる。
 と言うことは、それは男か女かということだ。そして僕にはその心当たりがある。ヒントもあったしな。「ずっと一緒にいたんだから……」そして受け入れても良い体勢で、そんな事を彼女が言う人物は一人だろう。その誰か––はきっと所長だ。それしかない。


 てか僕が知ってる交友関係だと所長しかリストに居ない。他に知らないしな。あの治安部隊の人も有るにはあるかも知れないけど、実際の所特定の誰かまでは必要ないかも。ようはフランさんが何を待ってるか分かればいいんだからな。
 そしてそれももう分かったも同然だろう。震えながら、だけど期待を胸に身を任せる彼女。そしてそれを受け止める役は男だ。これってアレだよな……てかアレしか無いよな? 僕は冷や汗を一つ額から頬、そして顎に掛けて流した。


(これはそう……男女の営み……それしかない! どうすんだよ!)


 ゴメンだけど期待に答えれそうにないよ。流石に……ね。気がおかしくなってるからってそれに乗じて女性の体に良からぬことは出来ない。


「大丈夫……だから……覚悟は出来てる」


 目をつむったままそう言うフランさん。キャバクラ嬢とか板に着いてたから、こういう事に慣れてるのかと思ったけど……純情だったんだね。やっぱずっと所長だけを見つめてきたのだろうか? 


(こんの幸せ者が……)
「ふはははははは! いやーいやー、はははははははは!」


 僕は高笑いしてる所長を横目で見る。さっき学会がどうとか言ってたから、きっと所長が見てる妄想は研究者として成功した自分の姿かなんかなんだろう。全く、フランさんは所長との幸せな未来を夢見てるというのに、この人って……らしいっちゃらしいけどね。
 今もこんな感じだしな。所長は研究のことしか見てなくて、フランさんはそんな所長を支え続けてる。まあ勿論自分も研究者として成功したいってのも有るんだろうけど、フランさんには所長を見捨てるなんて出来ないんだろう。


「おねがい」


 ドキンと鼓動が高鳴る声。視線を戻すと、フランさんの眉根が下がってるように見える。表情には出さないように努力してたけど、中々積極的に行かないせいで不安が大きくなってきたのかも。
 ここまで何もされないと、まさか自分の魅力じゃあ所長を振り向かせるなんて出来ない……そんな風に思い出してるのかも。不味いな……体が強張ったら、今の僕じゃ力じゃ勝てない。


「もうやってしまえスオウ。再び歩き出したぞ」
「そんな簡単に……」


 リルフィンの睨みもここまで……これ以上グズグズしてたら、鉢会ってしまう。どんな奴なのかわからないが、こっちが不利なのは変わらない。向こうは一人だろうけど、こっちも戦えるのは実質一人だし、守らないと行けない奴等がそこら辺に一杯だからな……戦いに成れば有利とは言えない。
 やっぱりここは逃げに徹したい。その内小人達も追いついて来るかも知れないしな。取り敢えず今は、元に戻らないと。それが最優先事項だろ。この今現れようとしてる奴はあのセグウェイに乗ってた奴じゃないのは確実なんだし、無駄な時間を使うことは出来ないんだ。


(だけどナニをするってのは流石に無理が……)


 てかこんな所で出来るわけないよな? そもそも今僕生えてないし……とにかく一瞬でも良いからこの張ってる気が抜ければ……その位なら許されるよね? 僕は唾を飲み込みながらフランさんの上下してる胸を見る。彼女は今気を張ってる……ってことは結構敏感に成ってるはず。
 ちょっとでいい、一回その胸に刺激を与える。


(これはイヤラシイ事じゃない。必要なんだ。役得とか思わずに無心でやるんだスオウ)


 僕はフランさんの腕を超える為に立ち上がる。更に重心が不安定になるけど仕方ない。組んだ手が防壁に成ってるから、擦ってはいけないんだ。


「んん……凄く近くに感じる……」


 だろうね。なんたって乗ってるからね。でも普通はこれおかしくね? って感じの力が加わってるだろうに目を開けないのはやっぱり思考がおかしくなってるからかな。まあありがたいよ。バレて暴れられても叶わないからな。
 今の僕にはどうあったってフランさんでさえ抑え切れそうにないもん。取り敢えずゆっくりと慎重に……だけど出来るだけ素早くこの競り立つ腕の壁を超えて更にその先にある二つのチョモランマへと行かなければ……すると片足が腕を超えて、次にもう一方って時に、腕が僅かに上がった。
 正確には指の組み合わせを変えたっぽいけど、そのせいで上がった腕に僕の足が引っかかる。


「うわっ!? とっ––ふにっ!」


 目一杯腕を回して態勢を立て直そうと試みたけど、如何せんこの短い腕じゃ旋回して得られる力もたかが知れてた。ハッキリ言って役立たず。僕はそのせいで二つのチョモランマへとダイブする羽目に。


「あぁん!」


 僕がダイブした瞬間にそんな声を上げたフランさん。なんてイヤラシイ……だけど声以上にこの胸もイヤラシイ。そんな大きいって訳じゃない……だけどやっぱり柔らかい物だ。だけど感触を確かめてる訳にはいかない。目的は達成したんだ。
 今の衝撃でフランさんは息を荒くして、組んでた手も離れ離れに成ってる。この為に胸に飛び込んだから、ここで素早く目的を達成しないと、ただ胸に飛び込みたかった奴に成り果ててしまう。
 実際この気持ちよさは心惜しい……だって人間体ではこの全身で感じるって事は出来ないぞ。この小さなモブリだから全身でこの感触を味わえると思うんだ。それを考えると惜しすぎるが……目的を見失ってはいけない。僕は自分を律して胸から離れる決意をする。


「くっ––さらばフランさんのむ–––ねっ!?」


 何故か離れた筈なのに更に深く胸に押し込まれる僕。一体何が? いや、これは多分……


「もっと……もっと感じて……もっと激しく……私を!」
「んんんー!!」


 フランさん激しすぎ! 塞き止めてた感情が決壊してしまったかのようだ。てかもう気付いていいかも。このままじゃ胸に押し込まれて窒息死してしまう。大きさとか流石にこれだけ激しく抱きしめてれば分かるだろ。
 くっそ……恋は盲目ってこういうことか!? 男としてはきっと夢の様な死に場所なんだろうけど、僕には帰らなきゃいけない場所があるんだ! だからこんな所で死ねない。


「うぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎあああああああ!」


 小さな体をグリグリと動かして、フランさんの腕からスポーーーンと抜ける。やった。上手く行ったぞ。力は貧弱だけど、この小さな体を生かしての脱出だ。そして抜け目なく抜け出す瞬間に手首にはまってたゴムも取ってやったぜ。


「よし! これで––ん?」


 赤紫の煙の中から誰かが出てくる。とうとう来たか––そう思いつつ僕は必死に手の中でゴムをこねくり回す。確かこうしてた筈だろ。煙の中から出てくる足……というかズボンはかなりのダメージが見える。そしてそれに続いて見えた誰もが着てるのか? と疑いたくなる白衣は煙の色の緑と赤紫が染み込んでるみたいになってる。
 そしてそいつは両手で花を抱えてた。禍々しい赤紫の煙を吐いてる小さな花が一つの茎に集まったような真っ赤な花だ。最後に出てくるのはギョッとする程の頭部。シュゴーシュゴートと成ってたのはマジでガスマスクだった様だ。ナウシカにでも出てきそうなデザインのマスクだな。
 だけど突っ込みことなんかしないぞ! 頼むゴム! 逃げ道を開いてくれ! 僕はこねくり回したゴムをパッと放す。するとゴムの力で広がったそれは数センチから数メートルに大きくなってた。


「よし! リルフィン!!」
「二人は任せろ! フランはそのまま落とせ!」


 僕は頷いてパンパンと二回手を叩く。すると僕の周りに広がってた輪ゴムの内部に光が生まれる。よし! これで道が開いた! 僕とフランさんは輪の中に元々居たから光の発生と共に落ちだす。そして残りの二人はリルフィンが担いで飛んできた。
 僕は最後にチラッとガスマスクのその研究者を見た。すると何故かその人は僕達に手を振ってた。どういう事だ? 別にどうでも良かったのだろうか? そう思ってると視界が変わり、一気に階下の天井に出る。そしてそこの床に真っ逆さまだ。


「うおっと––っとぉ!」


 僕は咄嗟にフランさんの下に入る。別にもう一度あの感触を味わいたとかじゃない。ただこのまま落ちるのはヤバイと思ったんだ。リルフィンが抱えてる二人は大丈夫だろうが、フランさんは完全に自由落下してるからな。
 でも今の僕––正確にはこのクリエの体にはフランさんを支えるだけの力はない。だけどこのままじゃ確実に僕達大ダメージ必死。一階分の高さっていっても、体の自由が効かないor自分の倍以上の体格の人の下ってどう考えてもヤバイだろ。打ちどころ悪かったら死ねるぞ。
 まあ動ける僕がどうにか間に入ってクッションにでも……と考えた訳だが、やっぱりクリエの大きさじゃそれも危うそうだ。一体どうすれば。そう思ってると、いきなり薄暗い床に白銀の毛が広がった? それが優しく僕達を受け止めてくれた。


「これって……」
「俺の毛を広げてやったんだ。汎用性高いからな」
「なるほど。助かったよ」


 硬くなるだけじゃなく柔らかくも成れるんだな。さて、フランさん達は……っとその前にゴムを回収しないとあのガスマスクが降りてくるかも知れない––ってあれ?


「……おいリルフィン、フランさんってどうやって回収してたっけ? 天井にあるから届かないんだけど」
「知らんな。発動した時と同じようにしてみろ」


 なるほど。確かにセオリーではあるな。僕はもう一度手を二回叩いた。すると光は確かに収まった。だけどゴムは戻っては来なかった。


「うおおおおおおおおおおい! どうするんだよアホ!」
「俺に言うな俺に!」


 一大事だろこれ!? あれが無かったら通路しか移動できないんだぞ! そりゃあリルフィンのせいじゃないけどさ! 


「うう〜〜〜ん、あれ? 服着てる?」
「う……ん……俺の後援会の奴等はどこに?」


 幸せな夢からようやくお目覚めの二人。だけどそっちにずっと居たほうが幸せだったかもね。ほんと、なんて言おう? きっと怒られるよな。まあ頑張ったって事は伝わるといいな。それを切に願おう。
 前向きに前を向くことを期待しときます。だって第一研究所での目的はまだ全然果たしてな……い? ん?

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