美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
AA 52
(さっきエネルギーが減ったときには私は開く前の腕を投げつけたときだったよね)
そしてそれが爆発したら……なんかよくわかんないがあいつはダメージを負っていた。それもかなりだ。それを考えると……もしかしたらだけど……
「ふん!!」
私は今度は殴るときに手を開いた。まあ開いたというよりは指を揃えてまっすぐにして、それで肉をえぐり骨を断ち、アクゼンの体の一部をえぐり取ってやった。今までは殴って爆散させてたけど、もしも、アクゼンへと攻撃を通すのにやつの体の一部が必要なら……そう思ってこうやってヤツの肉を手に入れたのだ。
実際こんなばっちい物は触りたくもない。けど実際の所、私が普通に殴ってその体の一部分を消滅させたって、なんか奴にはあの爆発一回よりも効いてないからね。それなら……一回出来たことを試したほうが良いじゃん。
私は生暖かいアクゼンの肉に自分のマナを流してそれを再び攻撃の際にやつの体へと戻してやる。そして数秒後、私が戻したやつの肉が体内で爆発を起こす。さっきはかなり威力を高めたわけだが……今回はちょっと効果を確認するために、そこそこの爆発にとどめておいた。けど……
「ぐうううううう!?」
とかアクゼンが唸った。そうあのアクゼンのやつが唸ったのだ。私が高威力なパンチでいくらやつの肉体をそいでても奴は唸ったりしなかったのに、今の爆発では明らかに痛そうにした。そしてヤツのエネルギーが減ってる。
(これってつまりは、奴自身の一部でなら、効果的に攻撃を通すことが出来るって証明だ)
今まで奴に攻撃を通すことはとても至難の業だった。なにせ時間を操る事ができるから、未来を確定させて、絶対に避けられない……絶対にあたるという確定が必要だった。でもそこまでしても、今まではアクゼンにエネルギーを減らさせるって事はできてなかったのだ。
けど今、その方法がわかった。なんで奴の一部でなら攻撃が効果的に通るのか……それはよくわかんない。実は周囲の時間は操れても、自分の時間は操れない……とかだろうか? でも時間ってそんな局所的なものだろうか? もっと大局的というか、大きな流れが時間の様な?
まあそこはよく分かんない。大切なのは、奴に効果的な方法が見つかったということだ。これなら倒せる……そう思えるほどの発見だ。
「今度はもっと威力を高めてあげる」
そのためにもヤツの肉をもっと沢山……とか思ってたら、頭に響いてたチクタクという音が止まった。途中からほぼ気にしてなかったんだが、今まで殴られ続けてたアクゼンが私の攻撃を避けた。
いや違うね。なんか当たったとおもったら、私がなんか殴られてた。
そしてそれが爆発したら……なんかよくわかんないがあいつはダメージを負っていた。それもかなりだ。それを考えると……もしかしたらだけど……
「ふん!!」
私は今度は殴るときに手を開いた。まあ開いたというよりは指を揃えてまっすぐにして、それで肉をえぐり骨を断ち、アクゼンの体の一部をえぐり取ってやった。今までは殴って爆散させてたけど、もしも、アクゼンへと攻撃を通すのにやつの体の一部が必要なら……そう思ってこうやってヤツの肉を手に入れたのだ。
実際こんなばっちい物は触りたくもない。けど実際の所、私が普通に殴ってその体の一部分を消滅させたって、なんか奴にはあの爆発一回よりも効いてないからね。それなら……一回出来たことを試したほうが良いじゃん。
私は生暖かいアクゼンの肉に自分のマナを流してそれを再び攻撃の際にやつの体へと戻してやる。そして数秒後、私が戻したやつの肉が体内で爆発を起こす。さっきはかなり威力を高めたわけだが……今回はちょっと効果を確認するために、そこそこの爆発にとどめておいた。けど……
「ぐうううううう!?」
とかアクゼンが唸った。そうあのアクゼンのやつが唸ったのだ。私が高威力なパンチでいくらやつの肉体をそいでても奴は唸ったりしなかったのに、今の爆発では明らかに痛そうにした。そしてヤツのエネルギーが減ってる。
(これってつまりは、奴自身の一部でなら、効果的に攻撃を通すことが出来るって証明だ)
今まで奴に攻撃を通すことはとても至難の業だった。なにせ時間を操る事ができるから、未来を確定させて、絶対に避けられない……絶対にあたるという確定が必要だった。でもそこまでしても、今まではアクゼンにエネルギーを減らさせるって事はできてなかったのだ。
けど今、その方法がわかった。なんで奴の一部でなら攻撃が効果的に通るのか……それはよくわかんない。実は周囲の時間は操れても、自分の時間は操れない……とかだろうか? でも時間ってそんな局所的なものだろうか? もっと大局的というか、大きな流れが時間の様な?
まあそこはよく分かんない。大切なのは、奴に効果的な方法が見つかったということだ。これなら倒せる……そう思えるほどの発見だ。
「今度はもっと威力を高めてあげる」
そのためにもヤツの肉をもっと沢山……とか思ってたら、頭に響いてたチクタクという音が止まった。途中からほぼ気にしてなかったんだが、今まで殴られ続けてたアクゼンが私の攻撃を避けた。
いや違うね。なんか当たったとおもったら、私がなんか殴られてた。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
2265
-
-
124
-
-
104
-
-
1512
-
-
2
-
-
125
-
-
39
-
-
157
-
-
221
コメント