美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
AA 10
「それで後はオウラムの方です」
「そうね、奴らには報復が必要よね?」
何せ私を一週間も寝かせた原因はあの野郎、ラジエルのせいだ。これで何もしない……なんてほど、私はお人好しではない。まあ元々ラジエルはぶっ殺す気ではいた。だってあいつは私の愛玩動物であるうさぎっ子を連れ回してるからね。
既にやっちゃったみたいだし……種を仕込まれる前に取り返したい。流石に私も宿った命を無碍に扱うほどに残酷なやつじゃないからね。でも進んでラジエルという遺伝子を残したいかというと、そんなことは全くない。まあ魂は輪廻してるから、どこかでラジエルという存在は生きることになるけどね。
でも生まれ変わってまで恨むほどに私はヤンデレでもないから。そこまでの恨みはない。
「けどオウラムはもうそんなに積極的に動けるほどに回復してるの? あいつら切り札だって無くしたでしょ?」
「王の剣ですね」
「それそれ」
私がぶっ壊してやったはずだけど? 王の剣は私を殺しえる…… いや、理論上は私を殺せるなら、ミリアだって殺せるかもしれない武器だった。何せ私は自分をかなりの防御特化だと思ってるが、王の剣はそこらへんの私の努力を無にきすわけわからない性能してたからね。いやいや王の分際で……と思う。我は神やぞ。まあ自称ですけど。でもその王の剣もこの前の襲撃時にぶっ壊したはず……まああれだけの性能だったしね。
そもそもまだ私たちは王の剣の全容をわかってない。だから完全にぶっ壊してたのか……といえばそれはわかんないんだけど……
「奴らが積極的に動くってことは、まだ王の剣かそれと同等の武器がある……ってことか」
「ラーゼ様を危険に晒すような失態はもうありません」
私への警備はさらに強固になるみたいだけど、私は警護と言って自由を奪われるのは嫌だからね。まあ今まで通りにぬいぐるみ達にロイヤルガード、それに姿を見ないカメレオン部隊でいいでしょ。後は感知系の種族とさらには科学技術の出番だね。
実際能力って部分では今世界の頂点に近いアクトパラスとゼンマイには及ばないかもしれないからね。でも科学技術、そして魔法技術という面では私たちには一日の長がある。なぜなら私たちにはエデンがあるからだ。
エデンの太古の技術。そして今の技術が融合して、エデンも人種の国も飛躍的にその技術レベルを上げたんだ。だから魔法と化学の融合はこちらにしかない優位性だ。それをさらに高めて、隙を無くすのがいいだろう。後はもう、私はここから動かない。もちろん出かけるくらいはする。
いくらこの城が快適だからと言っても、私だってたまには散歩とかしたいし、ウインドウショッピングとかもしたい。私は自分のやりたいことを制限なんてされたくないからね。
でもまあ国外には行かないようにするよ。私は私の仲間や部下を信じてるからね。
「皆んなに任せる。私は国からもう出ないって約束してあげるから、この世界を私に献上しなさい」
「仰せのままに」
これは私の勅命だ。皆んなこれで安心して動いてくれるだろう。そしてやる気だって上限を突破するはずだ。それだけ私の言葉は重い。
「そうね、奴らには報復が必要よね?」
何せ私を一週間も寝かせた原因はあの野郎、ラジエルのせいだ。これで何もしない……なんてほど、私はお人好しではない。まあ元々ラジエルはぶっ殺す気ではいた。だってあいつは私の愛玩動物であるうさぎっ子を連れ回してるからね。
既にやっちゃったみたいだし……種を仕込まれる前に取り返したい。流石に私も宿った命を無碍に扱うほどに残酷なやつじゃないからね。でも進んでラジエルという遺伝子を残したいかというと、そんなことは全くない。まあ魂は輪廻してるから、どこかでラジエルという存在は生きることになるけどね。
でも生まれ変わってまで恨むほどに私はヤンデレでもないから。そこまでの恨みはない。
「けどオウラムはもうそんなに積極的に動けるほどに回復してるの? あいつら切り札だって無くしたでしょ?」
「王の剣ですね」
「それそれ」
私がぶっ壊してやったはずだけど? 王の剣は私を殺しえる…… いや、理論上は私を殺せるなら、ミリアだって殺せるかもしれない武器だった。何せ私は自分をかなりの防御特化だと思ってるが、王の剣はそこらへんの私の努力を無にきすわけわからない性能してたからね。いやいや王の分際で……と思う。我は神やぞ。まあ自称ですけど。でもその王の剣もこの前の襲撃時にぶっ壊したはず……まああれだけの性能だったしね。
そもそもまだ私たちは王の剣の全容をわかってない。だから完全にぶっ壊してたのか……といえばそれはわかんないんだけど……
「奴らが積極的に動くってことは、まだ王の剣かそれと同等の武器がある……ってことか」
「ラーゼ様を危険に晒すような失態はもうありません」
私への警備はさらに強固になるみたいだけど、私は警護と言って自由を奪われるのは嫌だからね。まあ今まで通りにぬいぐるみ達にロイヤルガード、それに姿を見ないカメレオン部隊でいいでしょ。後は感知系の種族とさらには科学技術の出番だね。
実際能力って部分では今世界の頂点に近いアクトパラスとゼンマイには及ばないかもしれないからね。でも科学技術、そして魔法技術という面では私たちには一日の長がある。なぜなら私たちにはエデンがあるからだ。
エデンの太古の技術。そして今の技術が融合して、エデンも人種の国も飛躍的にその技術レベルを上げたんだ。だから魔法と化学の融合はこちらにしかない優位性だ。それをさらに高めて、隙を無くすのがいいだろう。後はもう、私はここから動かない。もちろん出かけるくらいはする。
いくらこの城が快適だからと言っても、私だってたまには散歩とかしたいし、ウインドウショッピングとかもしたい。私は自分のやりたいことを制限なんてされたくないからね。
でもまあ国外には行かないようにするよ。私は私の仲間や部下を信じてるからね。
「皆んなに任せる。私は国からもう出ないって約束してあげるから、この世界を私に献上しなさい」
「仰せのままに」
これは私の勅命だ。皆んなこれで安心して動いてくれるだろう。そしてやる気だって上限を突破するはずだ。それだけ私の言葉は重い。
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