美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
H640
「はっはっ……」
「うんっ……あん……」
私の汗とアーミュラの汗が混じり合ってる。重なる体。飛び交う汗と、そして甘い声。私たちの他には誰もいないこの星で、混ざり合ってる。裸と裸……いつの間にそんな関係になったのかと思うかもしれないが、別にそういう感情でこんな事をやってるわけじゃない。これも勉強というか……いや、欲望もあるとは思うけど、神としての戦いでもある。私たちの様な女神ならこういうのも有効ということだ。
女だからこそできる戦いというか……そういうの。肌を重ねる……という行為が神にとってもとても許した関係にしか出来なくて、こういう風になるのは女にしか出来ないっていうね。いや、もしかしたら男型の神同士でもやるかもしれないけどね。そもそもが神には女神とかあるけど、性別があるかと言われると……そうでもない。
だからこんな事をする必然性ってほぼない。神は永遠に生きるから、その体を使って子供を産むなんてこともないからね。けどだからこそ、自身の宇宙、そしてその星で育まれた命が子供と言える。なにせ自分の力を分け与えてるのはそのとおりだからね。
でも神の中には子をなす神も居るにはいるらしい。神どうしで愛し合って、その宇宙も統合させたりするのも稀にいるらしい。そして自身の力を混ざり合わせて新たな神を作る――とかね。だからこれはそういう事に対するやり方というか、対策というか……ね。そういうのでもある。あとは肌を重ねることで、より深く理解し合える的なやつだ。さっきからアーミュラのきれいな術式が私に流れ込んできてるし、私はそれを学んでる。
花のベッドで私の片足を持ち上げて腰辺りに馬乗りになってるアーミュラは私の脚をその舌でなめてるよ。
「美味しい。いいねこれ。ラーゼちゃんは無意識みたいだけど、色んな生物に自分を魅力的に見せる術式がかかってるよ。その影響で甘く感じるみたい」
なんか意外なところで私の体液が甘い原因がわかった。私は汗やそれこそ下から出てくる液体とかも甘い。別に糖尿病ではない。神は糖尿病にはならないからね。けど私には自身の体液を甘くする術式があったらしい。てか私に……というかこの体に……って感じだと思う。
「私もやってみたから舐めてみてよ」
そう言って馬乗りから体を倒してきて、私のおっぱいとアーミュラのおっぱいがムニュッと重なった。私はそんなアーミュラの首筋をぺろりと舐める。
「確かに甘いね」
「愛おしくなった?」
「そんなわけない」
見つめられるとなんか顔が熱くなった気がした。だから私は顔を背ける。
「術式だって言ったでしょ。ちゃんと影響を消さないと、他の神にもいつの間にか好きにさせられちゃうぞ」
そう言ってアーミュラがキスしてくる。舌を絡める濃いやつだ。そうだったそうだった。影響をウケるのは仕方ない。けどそれを解除するのもこの訓練である。こうやって気持ちいいとか幸せとか、ずっとしてたい……みたいな愛おしい系の気持ちは依存性がある。それによって、上位の神は自身よりも力の弱い神を依存させたりするみたい。
それこそ最初はいい顔をして近づくやつだっているとか。そして静かに精神に自身の力を流す。それによって少しずつ洗脳していくとか。
それを防ぐために、私はこの行為を気持ちいいと思ってはならない。アーミュラを愛おしいなんて思っちゃいけないのだ。ただの体だけの関係とちゃんと割り切らないと行けない。
「アンタなんて全然好きじゃないんだからね!!」
を本当にする訓練なのだ。
「うんっ……あん……」
私の汗とアーミュラの汗が混じり合ってる。重なる体。飛び交う汗と、そして甘い声。私たちの他には誰もいないこの星で、混ざり合ってる。裸と裸……いつの間にそんな関係になったのかと思うかもしれないが、別にそういう感情でこんな事をやってるわけじゃない。これも勉強というか……いや、欲望もあるとは思うけど、神としての戦いでもある。私たちの様な女神ならこういうのも有効ということだ。
女だからこそできる戦いというか……そういうの。肌を重ねる……という行為が神にとってもとても許した関係にしか出来なくて、こういう風になるのは女にしか出来ないっていうね。いや、もしかしたら男型の神同士でもやるかもしれないけどね。そもそもが神には女神とかあるけど、性別があるかと言われると……そうでもない。
だからこんな事をする必然性ってほぼない。神は永遠に生きるから、その体を使って子供を産むなんてこともないからね。けどだからこそ、自身の宇宙、そしてその星で育まれた命が子供と言える。なにせ自分の力を分け与えてるのはそのとおりだからね。
でも神の中には子をなす神も居るにはいるらしい。神どうしで愛し合って、その宇宙も統合させたりするのも稀にいるらしい。そして自身の力を混ざり合わせて新たな神を作る――とかね。だからこれはそういう事に対するやり方というか、対策というか……ね。そういうのでもある。あとは肌を重ねることで、より深く理解し合える的なやつだ。さっきからアーミュラのきれいな術式が私に流れ込んできてるし、私はそれを学んでる。
花のベッドで私の片足を持ち上げて腰辺りに馬乗りになってるアーミュラは私の脚をその舌でなめてるよ。
「美味しい。いいねこれ。ラーゼちゃんは無意識みたいだけど、色んな生物に自分を魅力的に見せる術式がかかってるよ。その影響で甘く感じるみたい」
なんか意外なところで私の体液が甘い原因がわかった。私は汗やそれこそ下から出てくる液体とかも甘い。別に糖尿病ではない。神は糖尿病にはならないからね。けど私には自身の体液を甘くする術式があったらしい。てか私に……というかこの体に……って感じだと思う。
「私もやってみたから舐めてみてよ」
そう言って馬乗りから体を倒してきて、私のおっぱいとアーミュラのおっぱいがムニュッと重なった。私はそんなアーミュラの首筋をぺろりと舐める。
「確かに甘いね」
「愛おしくなった?」
「そんなわけない」
見つめられるとなんか顔が熱くなった気がした。だから私は顔を背ける。
「術式だって言ったでしょ。ちゃんと影響を消さないと、他の神にもいつの間にか好きにさせられちゃうぞ」
そう言ってアーミュラがキスしてくる。舌を絡める濃いやつだ。そうだったそうだった。影響をウケるのは仕方ない。けどそれを解除するのもこの訓練である。こうやって気持ちいいとか幸せとか、ずっとしてたい……みたいな愛おしい系の気持ちは依存性がある。それによって、上位の神は自身よりも力の弱い神を依存させたりするみたい。
それこそ最初はいい顔をして近づくやつだっているとか。そして静かに精神に自身の力を流す。それによって少しずつ洗脳していくとか。
それを防ぐために、私はこの行為を気持ちいいと思ってはならない。アーミュラを愛おしいなんて思っちゃいけないのだ。ただの体だけの関係とちゃんと割り切らないと行けない。
「アンタなんて全然好きじゃないんだからね!!」
を本当にする訓練なのだ。
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