美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。

ファーストなサイコロ

H244

 私は大浴場へときてた。そこでまずは服を脱ぎます。まあ浴室に来たんだから、服なんて着てる訳はない。けどまずは服を脱ぎます。大切な事なので二回言った。想像していいよ。

 上着を脱がされて一人が下がる。そして次の子が来てスカートを下す。そしてまた下がった。次の子はブラを外して、さらに次の子がパンツを下す。これで私はすっぽんぽんである。

 さらに大きく広く様々なタイプの浴槽がある大浴場には薄い布をまとった女性陣が待ってる。私のことを洗う係である。楽な仕事で大変よろしい。

「ようこそラーゼ様」

 そういうのは私お気に入りの子である。まあ顔はそこそこだ。人種だからねしょうがない。ここは浴室だからメイクもできない。メイク出来たら映えるとは思うんだけど……口惜しいところだ。まあけど彼女の売りは顔ではない。そのおっぱいだ。
 私もそこそこにあるほうだけどね。時々自分でもんだりしちゃうし。けどやっぱり他の人のおっぱいは違うのだよ。私のは弾力も柔らかさもそして形も最高峰だ。それは間違いない。けど彼女のおっぱいは包まれるのだ。

 けどまずは体を洗うことが大切だ。シャワー室にいって壁から一斉にぬるま湯が出てくる。最初から熱湯は出ない。それにとってもミスト感が強い。滝みたいに切り替えることもできる。色々と多機能なのだ。
 そしてどうやって洗うかというと――

「失礼します」

 そんなことを言ってまずは頭をわしゃわしゃとしてくれる。もちろん彼女たちはプロである。私が気持ちいい所を的確についてくる。流石に血は落ちにくいから、いつもよりも入念に洗ってもらう。私の髪はとても長い。いつもは折り返してたりするくらいだしね。開放するのはここくらいだね。

 複数人の女の子たちが、私の髪を一生懸命洗ってくれている。そして髪が終わったらいよいよ体だ。彼女たちは自分たちの体をアワアワにして、私に近づいてくる。

 そして肌と肌を重ね合わせて、私を一生懸命また洗ってくれる。うむ……人肌と体温、そして女の子のみずみずしい肌がやっぱり最高である。

 彼女たちはこんな仕事をやってるからね。肌の管理も仕事である。だから皆肌の手入れは頑張ってる。だからだろう。もっちもちである。若いだけじゃ、このもっちもち感はないよ! 

 全身をくまなく重ね合わせて、綺麗になった私はシャワー室から出て、一番大きい浴槽へと向かう。もちろその間も髪の毛を持ち上げるために女の子たちがついてくる。

「どうぞ」

 そこは花が浮かべられたお風呂だ。フローラルな香りがするね。風呂だけに……うんなかったことにしよう。私は足先からお風呂に入って、腰かけてる彼女のふとももの上に。髪の毛は左右に流してもらう。最初はおしりをふとももに乗せてたけど、体をずらして私は肩までお湯につかる。するとあらふしぎ、私の首と頭が彼女のおっぱいに包まれるのです。

「ああー至福だなー」

 これぞまさに権力者の入浴って気がして気に入ってる。

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