美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
Ω52
私はようやくアンティカから脱出する事ができた。そして開口一番に再びラーゼ様に誤った。いやだってこの人を下手したら殺してたんだ。そんな事をしたら一体どうなるか……ぜったいに死ぬことは確定だよね。しかも絶対に楽に死ぬことなんて出来ないだろう。
この世のありとあらゆる苦しみを受けて最後には大衆の面前で首とかはねられるか、それか火あぶりとか……これは大袈裟な事じゃ決してない。十分にあり得る事だ。だってラーゼ様に惚れてる偉い人なんて数えきれないほどにいる。
そして皆に愛されてもいる。更に何より彼女によって全ての人種は救われてるんだ。クリスタルウッドによる守りがあるから、星からの侵略者のマナに私達は侵されない。この守りの外の種は星から外のあるマナの影響を受けて変質してしまった奴らが沢山いる。
本当なら人種なんてその影響を真っ先に受ける筈だったんだ。なにせ人種は弱い。自身に宿るマナなんてごく僅かだから星のマナが入りやすいときいた。だがクリスタルウッドの守りの中には星のマナは入ってこれない。だから人種は無事なのだ。
それにエデンによってもたらされた技術で、生活水準とか色々とあがってる。ラーゼ様に感謝してる人はいっぱいいる。人類を敵に回さない為にもしっかり謝っておかなければいけない。
「大丈夫ですよ。それに、全力で攻撃されても私は死にはしませんし」
そういうラーゼ様。とても美しい。色とデザインは多少は違うが、アクティブスーツは華美な訳じゃない。それはそうだ。だってアンティカに乗るためのスーツだ。実用性重視な軍服と同じだ。だから華美であるわけない。けど彼女の女としての美は私とは比べ物にならない。
どうやら本当の美少女は服を選ばないみたいだ。ドレスだろうが軍服だろうが、本物の美少女が着れば美しいのだ。でも流石にいまいったことはちょっと信じられない。だってラーゼ様はとても華奢だ。女の子理想の体してる。絶対に柔らかそうだし、ふわりと良い匂いがする。
「アンティカの力はとても強いんです。そんな力で殴られたら、人の体は壊れてしまうんです。ラーゼ様の様な可憐な体は特にそうです!」
だからこそ私は頭を下げる事をやめない。自分の罪の大きさを知ってるからだ。まあちゃんと謝っておかないと、これから先アンティカに乗れなくなっても困るっていう打算的な考えもある。
「ふふ、なんだか聞いてたよりもまともですね。私が大丈夫と言ったら大丈夫なのです。気にする事はありません。それより、勝手に戦闘に介入してごめんなさい。私が乗ってるとわかったらきっと本気出せないかなって思って秘密にしてもらいました」
「!!」
唇に指をあてて笑うラーゼ様の破壊力が凄すぎて一瞬心臓が止まったのかと思った。なるほど、これはヤバイ。男共の殆どがプリムローズとかに無茶になってるのを若干冷めた目で見てたが、美少女がその可愛さを武器にするとこんなにヤバいのだ。それを理解した。
同性なのにこんなにときめいてしまうんだ。異性ならこんなの耐えられる訳ない。
「でも……どうして?」
なんとか心臓の鼓動を抑えて私はそういった。
「そうですね。ちょっとした実験です。まあ今からがその実験何ですけどね。ちょっと見ててください」
そういってラーゼ様は再びアンティカに乗った。そして空中にアンティカが留まる。そして手を掲げると、その上空に何かが……なにかがみえる?
この世のありとあらゆる苦しみを受けて最後には大衆の面前で首とかはねられるか、それか火あぶりとか……これは大袈裟な事じゃ決してない。十分にあり得る事だ。だってラーゼ様に惚れてる偉い人なんて数えきれないほどにいる。
そして皆に愛されてもいる。更に何より彼女によって全ての人種は救われてるんだ。クリスタルウッドによる守りがあるから、星からの侵略者のマナに私達は侵されない。この守りの外の種は星から外のあるマナの影響を受けて変質してしまった奴らが沢山いる。
本当なら人種なんてその影響を真っ先に受ける筈だったんだ。なにせ人種は弱い。自身に宿るマナなんてごく僅かだから星のマナが入りやすいときいた。だがクリスタルウッドの守りの中には星のマナは入ってこれない。だから人種は無事なのだ。
それにエデンによってもたらされた技術で、生活水準とか色々とあがってる。ラーゼ様に感謝してる人はいっぱいいる。人類を敵に回さない為にもしっかり謝っておかなければいけない。
「大丈夫ですよ。それに、全力で攻撃されても私は死にはしませんし」
そういうラーゼ様。とても美しい。色とデザインは多少は違うが、アクティブスーツは華美な訳じゃない。それはそうだ。だってアンティカに乗るためのスーツだ。実用性重視な軍服と同じだ。だから華美であるわけない。けど彼女の女としての美は私とは比べ物にならない。
どうやら本当の美少女は服を選ばないみたいだ。ドレスだろうが軍服だろうが、本物の美少女が着れば美しいのだ。でも流石にいまいったことはちょっと信じられない。だってラーゼ様はとても華奢だ。女の子理想の体してる。絶対に柔らかそうだし、ふわりと良い匂いがする。
「アンティカの力はとても強いんです。そんな力で殴られたら、人の体は壊れてしまうんです。ラーゼ様の様な可憐な体は特にそうです!」
だからこそ私は頭を下げる事をやめない。自分の罪の大きさを知ってるからだ。まあちゃんと謝っておかないと、これから先アンティカに乗れなくなっても困るっていう打算的な考えもある。
「ふふ、なんだか聞いてたよりもまともですね。私が大丈夫と言ったら大丈夫なのです。気にする事はありません。それより、勝手に戦闘に介入してごめんなさい。私が乗ってるとわかったらきっと本気出せないかなって思って秘密にしてもらいました」
「!!」
唇に指をあてて笑うラーゼ様の破壊力が凄すぎて一瞬心臓が止まったのかと思った。なるほど、これはヤバイ。男共の殆どがプリムローズとかに無茶になってるのを若干冷めた目で見てたが、美少女がその可愛さを武器にするとこんなにヤバいのだ。それを理解した。
同性なのにこんなにときめいてしまうんだ。異性ならこんなの耐えられる訳ない。
「でも……どうして?」
なんとか心臓の鼓動を抑えて私はそういった。
「そうですね。ちょっとした実験です。まあ今からがその実験何ですけどね。ちょっと見ててください」
そういってラーゼ様は再びアンティカに乗った。そして空中にアンティカが留まる。そして手を掲げると、その上空に何かが……なにかがみえる?
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