美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
√68
快感が精神を支配していく。必死に抗ってもその波は容赦なく脳を焼くようにたぎる。そうなると、理性はどこかへと押しやられ、残るのは生物としての本能だけとなる。自重してた筈なのに、獣の様に腰を振るう。女性騎士も体を反らして、凄い声を出してた。すぐそばにもう一人女がいるのが隊長格の騎士にはみえる。いや、既にもう彼は騎士ではなくなってる。ここにいるのはただの男だ。
だから女に手を伸ばす。けどそれは呆気なく跳ね除けられる。
「高望みしないでよ。見合った存在とやってなさい。さて、これで邪魔者はいなくなったわけ」
男の目にはプリっとして形のいい尻が見えてた。それに手を伸ばすが、やはりとどかない。今やってる行為をやめて後ろから追いかければその尻が手に入るとわかってながら、腰を動かす事をやめる事はできない。なぜならどちらも手にしたいと思ってるからだ。獣と化してる男に既に、一度どちらかを我慢して新しい獲物を捕りに行くという発想はできない。でも諦める事も出来ない。その考えができないから。
だから男は女を抱き上げる。そして魔族の女の後を追う。そして後ろから女と共に倒れこむように魔族の女を押し倒す。
「ちょっ……これだから理性をなくしただけの獣は……たしかに私が魅力的なのは認めるけどね」
そんな事を言ってる魔族の女だが、その体は押し倒してきた男にまさぐられてる。もともとが過剰に露出してたんだ。紐でしか局所を隠してなかったから、男は既に魔族の女の褐色の肌に触れている。
柔らかく、吸い付く様な肌だ。体温と体温が伝えあった場所は柔暖かく、それ以外は少しひんやりとしたいつまでも触り続けたくなるような肌。すぐに手だけじゃなく、下でもそれを味わいだす。
「ほんと、この行為が一番、理性をなくせるわね。やっぱり生殖本能はどんな存在でもある原初の根源だから?」
体をまさぐられてるというのに、平然としてる魔族の女。でもいつまでも好き勝手にはさせない。女の中に入れてた棒を取り出してこすりつけて来た段階で、魔族の女は男と女をクリスタルウッドへと投げる。
「ただの獣とやる気はないのよ。面白くないし」
投げられた二人は触れた部分からクリスタルウッドへと同化しだす。離れる事はできない。そしてクリスタルウッドの前に立つ魔族の女から見える光景は沢山の騎士達のなれの果ての姿。皆、クリスタルウッドの飾りとなってる。とても不格好な飾り。
「ねえ、見えてる? そういう機能はない?」
ぬいぐるみの一体を持ち上げてそういう魔族の女。ぬいぐるみの目はチカチカと光ってるが、声が返ってくることはない。守るべき対象はいなくなったが、クリスタルウッドへ近づき過ぎたら攻撃するように設定してあったのか、ぬいぐるみ達が一斉に攻撃してくる。だがそれに意味ない。なにせ魔族の女を世界が守ってるからだ。だから激しい攻撃の中でも、なんのことはないような声で話す事が出来る。
聞いてる奴がいるかどうかは魔族の女にはわからない。けどそんなのはお構いなしだ。
「世界樹はもらう。けど安心して、きっとあなた達はその事実に気づくことはないから。せいぜいたっぷり時間を稼いでね」
その瞬間、クリスタルウッドの真っ白な幹の色が赤く染まってく。
だから女に手を伸ばす。けどそれは呆気なく跳ね除けられる。
「高望みしないでよ。見合った存在とやってなさい。さて、これで邪魔者はいなくなったわけ」
男の目にはプリっとして形のいい尻が見えてた。それに手を伸ばすが、やはりとどかない。今やってる行為をやめて後ろから追いかければその尻が手に入るとわかってながら、腰を動かす事をやめる事はできない。なぜならどちらも手にしたいと思ってるからだ。獣と化してる男に既に、一度どちらかを我慢して新しい獲物を捕りに行くという発想はできない。でも諦める事も出来ない。その考えができないから。
だから男は女を抱き上げる。そして魔族の女の後を追う。そして後ろから女と共に倒れこむように魔族の女を押し倒す。
「ちょっ……これだから理性をなくしただけの獣は……たしかに私が魅力的なのは認めるけどね」
そんな事を言ってる魔族の女だが、その体は押し倒してきた男にまさぐられてる。もともとが過剰に露出してたんだ。紐でしか局所を隠してなかったから、男は既に魔族の女の褐色の肌に触れている。
柔らかく、吸い付く様な肌だ。体温と体温が伝えあった場所は柔暖かく、それ以外は少しひんやりとしたいつまでも触り続けたくなるような肌。すぐに手だけじゃなく、下でもそれを味わいだす。
「ほんと、この行為が一番、理性をなくせるわね。やっぱり生殖本能はどんな存在でもある原初の根源だから?」
体をまさぐられてるというのに、平然としてる魔族の女。でもいつまでも好き勝手にはさせない。女の中に入れてた棒を取り出してこすりつけて来た段階で、魔族の女は男と女をクリスタルウッドへと投げる。
「ただの獣とやる気はないのよ。面白くないし」
投げられた二人は触れた部分からクリスタルウッドへと同化しだす。離れる事はできない。そしてクリスタルウッドの前に立つ魔族の女から見える光景は沢山の騎士達のなれの果ての姿。皆、クリスタルウッドの飾りとなってる。とても不格好な飾り。
「ねえ、見えてる? そういう機能はない?」
ぬいぐるみの一体を持ち上げてそういう魔族の女。ぬいぐるみの目はチカチカと光ってるが、声が返ってくることはない。守るべき対象はいなくなったが、クリスタルウッドへ近づき過ぎたら攻撃するように設定してあったのか、ぬいぐるみ達が一斉に攻撃してくる。だがそれに意味ない。なにせ魔族の女を世界が守ってるからだ。だから激しい攻撃の中でも、なんのことはないような声で話す事が出来る。
聞いてる奴がいるかどうかは魔族の女にはわからない。けどそんなのはお構いなしだ。
「世界樹はもらう。けど安心して、きっとあなた達はその事実に気づくことはないから。せいぜいたっぷり時間を稼いでね」
その瞬間、クリスタルウッドの真っ白な幹の色が赤く染まってく。
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