美少女になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。
θ60
「消えた?」
私はサイオスの反応を探す。けどやっばり見つける事は出来ない。この街全体をスキャンしてる筈なのに……それでもみつけられない? そんなことありえない。けど実際……サイオスのことを私は見失ってる。せっかくうまく冒険者達を使って追いつめてたのに……いきなりこんなことになるなんて……
「これもサイオスの力? うーん、それにしてはなんか違和感あるような?」
だってこんな力があるのならそもそも見つからないようにできたはずだ。いまのあいつは、武器も何もないわけで……みつからないようにするのが最優先だったはず。まあ流石に私がこんな隠し玉を持ってるなんて思わなかったんだろうけど……つかってくるタイミングがね、なんか怪しいと感じた。
『ラーゼ様、この街のどこにも奴の姿はありません』
そればカメレオンの部下からの通信だった。冒険者達はいくらでも穴がありそうだけど……カメレオンの部下たちに穴があるとはおもわない。優秀だからね。だからこれ以上は無駄だろう。私は力を抑えていき、そして椅子から立ち上がる。すでに船のコントロールは部下たちに戻してる。どこに行ったのかは気になるけど……あれで見つけられないのなら、いくら探しても無駄だ。だからここは一旦諦めるしかない。
それにいくらなんでもずっと頭上で怪しい行動をとってる訳にもいかないからね。地上につくと何やら、この街のお偉い人たちが待ってた。どうやら今回の騒ぎの事をききに来たみたいだ。なんと面倒な……
結局、日が完全に落ちるまで色々と説明させられたよ。それに今回の騒動で出た被害とかもこっちもち……まあそこはいいけどさ。あとあの隻眼の人とかも後に合流してきた。どうやらここの冒険者ギルトの長だったらしいね。長としては若いが……それほど優秀ってことだろう。でもまあ私の事を直接見て、興奮しない男などいないから、手籠めにするのは簡単だった。けどそれでもこんなに時間がかかったのは……逆にそのせいってゆうか?
私とのお喋りが楽しくなったみたいだ。この街の領主に隻眼の人はなんか色々と愚痴とかなんやらを吐き出してた。そしてちょっとした武勇伝なんか? 全く、笑顔で聞いてあげた私偉いよ。でも私か可愛すぎるから、あいつら必死だったのにはうけたけどね。二人ともいい歳してるのに、私の表情をうかがって話てた感じだったしね。あわよくば朝まで……なんて下心みえてたよ。私の全身嘗め回す感じで見てたしね。
まあ隻眼の人はまだましだったけど。でも味わってみたさそうではあった。取り敢えず話も付けたから……わたしは自室へと戻ることにした。あれから皆どうしたんだろうか? そんな事を思いながら歩いてると、前方からミラの姿が。デートは楽しかったのか、鼻歌交じりでご機嫌みたいだ。そして私に気づくとさっと左手を隠す。
(怪しい……)
私はそう思った。
「ラーゼ様、今日は色々とありがとうございました」
「うん、リフレッシュは出来たかな?」
「はい!」
「そっかそれならよかったよ。ところで……」
私はジーと隠された左手に視線を送る。それに勿論ミラは気づいてる。けどその手を背に隠したまま不自然に私の横通ろうとする。
「えっと、私約束があるのでこれで」
「逃げたか……」
ミラの背を見つめて綿はそういった。その時、ミラの指にはまった指輪が見えた。多分犬次からの贈り物だよね? 二人はその決心をしたのだろうか? 取り敢えず私は疲れたしさっさと部屋に戻って休むことにするよ。
私はサイオスの反応を探す。けどやっばり見つける事は出来ない。この街全体をスキャンしてる筈なのに……それでもみつけられない? そんなことありえない。けど実際……サイオスのことを私は見失ってる。せっかくうまく冒険者達を使って追いつめてたのに……いきなりこんなことになるなんて……
「これもサイオスの力? うーん、それにしてはなんか違和感あるような?」
だってこんな力があるのならそもそも見つからないようにできたはずだ。いまのあいつは、武器も何もないわけで……みつからないようにするのが最優先だったはず。まあ流石に私がこんな隠し玉を持ってるなんて思わなかったんだろうけど……つかってくるタイミングがね、なんか怪しいと感じた。
『ラーゼ様、この街のどこにも奴の姿はありません』
そればカメレオンの部下からの通信だった。冒険者達はいくらでも穴がありそうだけど……カメレオンの部下たちに穴があるとはおもわない。優秀だからね。だからこれ以上は無駄だろう。私は力を抑えていき、そして椅子から立ち上がる。すでに船のコントロールは部下たちに戻してる。どこに行ったのかは気になるけど……あれで見つけられないのなら、いくら探しても無駄だ。だからここは一旦諦めるしかない。
それにいくらなんでもずっと頭上で怪しい行動をとってる訳にもいかないからね。地上につくと何やら、この街のお偉い人たちが待ってた。どうやら今回の騒ぎの事をききに来たみたいだ。なんと面倒な……
結局、日が完全に落ちるまで色々と説明させられたよ。それに今回の騒動で出た被害とかもこっちもち……まあそこはいいけどさ。あとあの隻眼の人とかも後に合流してきた。どうやらここの冒険者ギルトの長だったらしいね。長としては若いが……それほど優秀ってことだろう。でもまあ私の事を直接見て、興奮しない男などいないから、手籠めにするのは簡単だった。けどそれでもこんなに時間がかかったのは……逆にそのせいってゆうか?
私とのお喋りが楽しくなったみたいだ。この街の領主に隻眼の人はなんか色々と愚痴とかなんやらを吐き出してた。そしてちょっとした武勇伝なんか? 全く、笑顔で聞いてあげた私偉いよ。でも私か可愛すぎるから、あいつら必死だったのにはうけたけどね。二人ともいい歳してるのに、私の表情をうかがって話てた感じだったしね。あわよくば朝まで……なんて下心みえてたよ。私の全身嘗め回す感じで見てたしね。
まあ隻眼の人はまだましだったけど。でも味わってみたさそうではあった。取り敢えず話も付けたから……わたしは自室へと戻ることにした。あれから皆どうしたんだろうか? そんな事を思いながら歩いてると、前方からミラの姿が。デートは楽しかったのか、鼻歌交じりでご機嫌みたいだ。そして私に気づくとさっと左手を隠す。
(怪しい……)
私はそう思った。
「ラーゼ様、今日は色々とありがとうございました」
「うん、リフレッシュは出来たかな?」
「はい!」
「そっかそれならよかったよ。ところで……」
私はジーと隠された左手に視線を送る。それに勿論ミラは気づいてる。けどその手を背に隠したまま不自然に私の横通ろうとする。
「えっと、私約束があるのでこれで」
「逃げたか……」
ミラの背を見つめて綿はそういった。その時、ミラの指にはまった指輪が見えた。多分犬次からの贈り物だよね? 二人はその決心をしたのだろうか? 取り敢えず私は疲れたしさっさと部屋に戻って休むことにするよ。
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