クラス転移したのいいんだが自分だけ転生だったうえ勇者がいなかったんだが

ノベルバユーザー232241

こういう説明会とかってさ、眠くなるよね

「では、聞く準備が整ったみたいなので説明をしようか、まずは君たちの世界と君たちの行く異世界についてがいいかな?」
そう言って男が話を進めると、一人の女子が手を挙げる。
分かりやすく言えばキラキラ女子って感じだろうか、いかにもリア充って感じの…
まぁ、自分と関わりの無さそうなヤツだな。
「ちょっとさ!勝手に異世界に行くとか決めないでよ!私まだ行くとか言ってないんだど!そんなのボッチとか、オタク達に行かせればいいじゃん!」
「あぁ、君がどんな人生を向こうで歩んできたかは僕は知らないが、残念ながら君たちに拒否権はないよ」
拒否権なしか…それは怒っても仕方ないかね…
拉致と変わらんし。
「実を言うとね、君たちの住んでる世界はね僕達が作ったんだよ、僕達の種族はね、君達の種族より進化している種族なんだよ、まぁ、スーパーテクノロジーを持った宇宙人とでも思ってくれればいいかな?ちなみに君たちの世界の神様とかは僕達の事だよ」
まぁ、こんなSF感丸出しの見れば宇宙人ってイメージ強いけど…
世界を作ったか…想像つかないな…
周りを見てみるとクラスメイトも驚いているようだ、あの女も黙っちゃってる。
「で、話を戻すけど、君たちには僕達の管理する世界の一つに行って貰おうと思う、その世界で発生した異常個体「魔王」をね、宗教国家が決めたりするような国家の敵としての魔王じゃなく、正真正銘人類種の敵としての「魔王」だよ」
魔王と言う言葉にクラスメイトは様々な表情を見せる、ワクワクした顔を見せるものや怯えている者。
「まだ、君たちは弱いが向こうで職業や加護などを得れば努力次第で「魔王」も倒せるだろう安心してくれ、僕達じゃ「魔王」は倒せないからね」
使命、責任、仕事…自分は大嫌いだ、「魔王」なんて倒したら英雄なんて物になってしまうかも知れない、そんなのまっぴら御免だ。
少しずつ状況が整理出来たのだろうか、クラスメイト達が手を挙げる、だが男は発言を許可しない。
「すまないね、質問したいことも沢山あるだろうが、向こう側の準備がある程度整ったみたいなんだ、本当はもっと時間が取れたハズなんだけどね…召喚されるまでこのまま黙っててくれ、説明してないことは向こうで分かるからさ」
その発言にクラスメイトが男を睨み付ける。
「はぁ…睨んだって無駄だろ?君たちには今この状況をどうにかする力なんて無いんだから、諦めろ、これが現実だ」
いきなり目付きや声色の変わった男に自分達はビクッとする。
「ほら、もう召喚されるようだ、では頑張ってくれ、朗報を待っている」
男がそう言うと、始めにここに連れてこられてきたときのような光が自分達を包み込む。
色々な疑問や不満を残しながら自分達の異世界生活は始まった。









「クラス転移したのいいんだが自分だけ転生だったうえ勇者がいなかったんだが」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く