お兄ちゃんは義妹が大好きなものなんです!

カミュイP

ル◯ラが使えたらどんなに良いか

「ん~っ。なんか色々なことあって疲れた。」
時計を見てみるとすでに0:30を過ぎていた。「さて、ゲームでもするかね。」
久々にするからかロード時間が少し長かった。義妹になったあのえっと、名前なんだっけ?まぁいいや。彼女はすでに眠りについていた。
「しかしなんだ。人生いろいろあるもんだな。」
いきなり義理の妹ができるとは、少し嬉しくもあるが実際にできると少し気まずくもあるもんだな。
「小腹すいたしなんか、食う、か・・・。」

「はっ!今何時?」
「じゃなくておはようございます。お兄ちゃん」
わー、爽やかな笑顔。
じゃなくて時間は。・・・あと残り時間10分。間に合いそうにねぇな、あはは。
奇跡も魔法もあるんなら、こんな時、あの呪文がつかえたら。いや、無いものに頼るのは良くないよな。うんうん。
・・・。
「遅刻だー!」
急ぐんだ俺。速く、もっと速く。
「何か用事でもあるんですか?」
いや、ホントにこの子何いってんの?
「学校、学校だ!」
「いや今日土曜日ですけど。」
「へ?」
スマホ画面を再度確認すると確かに土曜日だった。
「あ、そうすか。あはは・・・」
恥ずかしい。今すぐどこかにル◯ラで飛び去りたい。てか結局魔法使いたいのかよ俺は。

何はともあれ休日だ、休みだ、自由だ。土曜日バンザイ!
・・・やることがない。そうだゲームの消化でもしよう。つけっぱなしにしてたしすぐに出来そうだ。
「さて、ぼちぼち経験値でも稼ぎますかね」
カチャカチャカチャ、バーン
テレテレッテッテッテーとレベルアップ音がする。さすがメタル、レベリングにぴったり
ピーンポーン
「はーい」
玄関ドアを開けるとそこに居たのは桃世 咲菜だった。
「おぉ、どしたの急に」
「義理の妹さんが出来たんでしょ、だから様子見に来たの。と言うか、メール送ったでしょ」
「え?ちょっと待ってて。」
即座に確認する・・・。本当にメール来てたよ。
「ごめん、ゲームしてて気づかなかった」
「あはは・・・。まぁしょうがないよ」
苦笑いされてしまった。
「お兄ちゃん、お客さんなら中に上がってもらってはどうでしょう」
ここで桃世お目当ての五十鈴さん登場。
「もしかして、あの子が?」
「あぁ、まあな」
「かわいい子だねぇ、私も妹が欲しいよ~」
桃世が可愛らしく肘でつついてくる。
しかし、
「なあ桃世、さっきから俺のみぞおちにクリーンヒットしてるからそろそろ止めて」
「あっ。ご、ごめん」
「ふふっ、お二人とも仲が良いのですね」
「まぁ、な。」
「そ、そうかなぁ」
「とりあえず、家上がる?」
「いや、この後予定入ってるから」
「そうか、じゃあな 」
「うん、じゃあね」
さて、桃世も帰った事だしゲームするか。
・・・あれっ?何で桃世、五十鈴さんの事知ってたの。怖っ!

後日、聞いてみたところ遥花から情報が漏れていたそうな。

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コメント

  • サク

    久しぶりの投稿お疲れです!

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