異世界転生した貴族は自重を忘れたようです

夜叉神

第18話 八大魔獣ついに激突

その日世界の強者は感じた。

大きな魔力と大きな魔力のぶつかりあいを

そして、思う。

(なんだこれは) 








『ガァァァァァァァァ!!』

「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

1本の刀と1つの爪が激突する。

そして、その持ち主はお互いに吹き飛ばされる。
もう既にそれを何度も続けている。

『力は互角か……』

「力は互角。ならば魔法だ!」

アレスはガイアグルドラゴンの周りに1000以上の魔法陣を展開させる。
それぞれ属性の違う魔法陣だ。

『む!』

「サウザンドマジックアロー!!!」

そして、魔法陣から様々な属性の魔法の矢が出てくる。
それは一直線にガイアグルドラゴンに向かって衝突した。
あたりに煙がまう。
煙が晴れて出てきたのは無傷のガイアグルドラゴンだった。

『なかなかやるの。今のは危なかったぞ』

「そういうのは少しでも傷ついてから言ってほしいね」

(力でも互角。魔法は効かない。仕方がない。速攻で決めるしかないか)

「エーデ!!!」

「わかったわ!!」

アレスに呼ばれエーデルワイスはアレスの近くに寄る。

「あれ以来だけどできるよね!」

「当たり前でしょ!」

「「共鳴レゾナンス!!!!」」

アレスとエーデルワイスがひとつになる。
眩しい光が放たれそこから出てきたのは橙色の仙力を纏い仙力で出来た衣を纏ったアレスだった。

『なんじゃそれは』

「これは精霊王モード。これはあまり持続時間が長くないからすぐ終わらせるよ」

(エーデ。今なら何分持つ!)

『5分強って所ね。それまでに決めるわよ』

「行くぞ!」

すると、アレスは転移よりも早いかと思われるスピードでガイアグルドラゴンの目の前に出て創焉神の刀で切り付ける。
ガイアグルドラゴンはそのスピードに反応しきれなくてもろに食らってしまった。

『ガァァァァ!!!貴様ぁぁぁ!!我が体に傷つけた罪、支払ってもらうぞ!!!!』

ガイアグルドラゴンは最初と似たようなとことを言いながら飛びかかろうとするが……

「その体でやるつもりかい?」

『なに?』

すると、ガイアグルドラゴンの体から大量の血が吹き出した。

『グアァァァァァァァァァァァァァァァ。貴様……何をした!!』

「簡単な話だよ。高速で切ったんだ。」

『ば、馬鹿な我が目で追えぬだと。』

「八大魔獣ってのはこんなものだったのかな」

『貴様ぁぁぁ!!ここまで我を侮辱するとは……もう許さん!我が全力を持って殺してやる!』

すると、ガイアグルドラゴンは大量の魔力を口に集め始めた。
明らかにブレスだろう

「これは……」

『アレス。あと1分弱よ早く決めないと……』

「わかった。じゃあ僕も全力で殺るとしよう。」

すると、アレスも仙力を練り始める。
そして、ガイアグルドラゴンより上を取った。

そして、ついにお互いの限界まで練り終わった。

「行くぞ!」『殺してやる!』

アレスの上に超デカイ魔法陣があらわれ、ガイアグルドラゴンの口の前にも大きな魔法陣が現れる。
「これが僕の全力だァァ!!合成魔法!デストロクスヘルメテオォォォォォォォォォォォォオ!!!!!!!!!!!!!!」

『消しとべぇぇぇ!ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!』

お互いの全力の魔法がぶつかり合う。

アレスが使ったのは破壊魔法。
全てを破壊し、全てを燃やし、全てを消し去る最恐の地獄の隕石を重力魔法で通常の100倍の速さで打ち出した、高速のメテオ。
対してガイアグルドラゴンの使ったのは自身の最強の技。アルティメットブレス。
高密度の魔力を一方向に放つブレス。それはもはやブレスと言うより光線に近い。

それらがぶつかりあった。

もちろん地上にも影響は出る。
過去最大の地震として他国にまで及んだ。
被害も出てしまった。
そして、ひとつの隕石と1つの光線を見た者はこういった。

世界の破滅だ…………と

お互いの魔法がぶつかり合い、それらが晴れた場所にはアレスと片翼をもがれ腕はなく、死に体のガイアグルドラゴンがいた。

『まさか……我が負ける……とは……』

そう言ってガイアグルドラゴンは落ちていった。
アレスに倒した経験値が流れ込んでくる。

「やった……やったァァァ」

アレスは喜んだ。
正直かなりギリギリだった。
既に魔力はほぼからである。

『やったわねアレス。』

「うん!やったよ。」

『けど、アレス。あれがあのまま地上に落ちたら……』

「あ、あああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

アレスは急いで落ちているガイアグルドラゴンの死体の近くに転移する。そして、その体に触れアイテムボックスに入れた。

「こんなに大きいのも入るのか……くっ!もう限界……」

すると、アレスとエーデルワイスの共鳴がとける。
アレスとエーデルワイスは元のふたりに戻った。

「お疲れ様アレス。」

「うん。ごめんあとは任せる……よ……」

アレスはそのまま落ちてゆく。

「全く無茶しすぎよ」

エーデルワイスは体を大きくしてアレスのその軽い体をそっと受け止める。
そして、ゆっくりと地上に戻って言った。



その日ついに世界最恐の八大魔獣の一角が落ちた…………








意外とあっけなく終わらせてしまいました。
もっと戦いを見たかった人ごめんさい!次の機会に!

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コメント

  • 真砂土

    圧倒的な力……最強とは辛いものだよ…って言ってほしいw

    1
  • ペンギン

    いえいえ!スゴく面白かったです!こんな感じで、いいと思います!
    他の八大魔獣との戦いがたよしみです!
    それと...少し気になったのですが...倒した後のステータスってどうなったんですか?

    1
  • 垂直抗力(元ラノベ大好きサムライ)

    いや最高っす!!コメント書かずにはいられませんでした笑

    2
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