異世界転生した貴族は自重を忘れたようです

夜叉神

第17話 八大魔獣ついに激突

アレスが何やら企んだあと、アレスとエーデルワイスは森の奥に入っていく。
森の奥は山になっていて、この山も多くの魔物が生息している。
そして、アレスたちの目的の魔獣はその山の下から感じる。
アレスは山の地下への入口を探していた。

「エーデあった?」

「うーん、なかなか見当たらないわね」

「やっぱりかぁ。ん?あれなんだろう」

アレスがふとそちらの方を見ると何故か土が1つの穴から吹き出していた。

「これは……空気?じゃあ、この先は空洞になってんるんじゃ」

「そうよ!多分ここだわ。掘りましょ!」

「うん!」

アレスは土魔法でそこに被っている土をどける。
すると、そこには洞窟があった。

「この先にいるかな」

「分からないわ、けど、早く行きましょ?」

「そうだね。じゃあ行こうか」

アレスとエーデルワイスはその洞窟に足を踏み入れる。
すると、中から定期的に風がでてきた。

「この風はなんだろう」

「もしかして、魔物の息なんじゃない?」

「それって、鼻からでた空気がそこにある空気を押し出してここまで来てるってこと?」

「多分」

「よっぽどでかくないとこんなことは出来ないね。気を引き締めよう」

「ええ、そうね。」


それからどれだけの時間がたっただろうか。
洞窟の壁に少しあかりが点っているものがではじめた。

「なんだろう」

「ダンジョンの中にあるのと似てるわね」

アレスは鑑定をしてみた。

吸魔光石
大気中の魔力を吸収して発光する鉱石。
光の強さは吸収した魔力量によって変わる。


「吸魔光石か。けど、ここは洞窟の中なのにどうしてこんなに光ってるんだろう」

「多分八大魔獣ね。あれから漏れだしている魔力がこの洞窟にはあるからそれを吸収してるんだわ。道理で魔物が少ないと思ったのよ」

「確かにそうだね。」

魔力が大量にその場にとどまっている場所のことを魔力溜りと言って、魔物がここから出ることは多くある。
この奥には八大魔獣がいるはずだ。その魔力は大量に漏れている。
普通ならば既に高ランクの魔物が多数存在しても良かったのだ。
しかし、アレスとエーデルワイスはこの洞窟に入ってから1度も戦闘をしていない。
それはこの吸魔光石が大量に漏れている魔力を吸収しているからであった。

「ここでかなりあかるいんだ。そいつがいる場所はかなり濃いんだろうな」

「そうね。これはよっぽどかもしれないわ」

アレスとエーデルワイスは吸魔光石の光によって明るい洞窟を歩いていった。

そして、さらに1時間ほど歩いたところで先の方に1番明るく、広い空間があるのを見つけた。

「あそこだ。探知でも、あそこから反応がある。準備はいい?」

「ええ。アレスは?」

「すこし、お腹すいたかも」

エーデルワイスはガクリと倒れそうになった。

「今ここでそれ言うの?」

「だって結構歩いたし。」

「はぁ。」

アレスは時空魔法で異空間を作り出す。

そして、料理を始めた。

「この八大魔獣はどんな魔獣なのかしら」

「さぁ。ユウキさんが戦った魔獣はどんなのだったの?」

「えっと、確か大蛇と亀だったかしら」

「そんなのがいるんだ。」

「ええ。けど、それ以外は見てないかも」

「全部と戦ったわけじゃないんだね」

「ええ。」

「よし、できた。」

アレスとエーデルワイスはご飯を食べ始める。


「ふぅ。食べた。さてと、少し運動してから行こうかな。」

食べ終わるとアレスは自分の分身を出した。

「さてと、やりすぎないようにしようか」

「そうだね。」

「じゃあ私は何してればいいのよ」

「じゃあお風呂入ってたら?」

アレスはアイテムボックスから家を出した。

「お風呂!」

エーデルワイスもお風呂の虜である。

「じゃあ始めようか」

「そうだね。」

アレスはお互いに木剣を構えて剣戟を始める。

10分ほどたった頃……


「そろそろ辞めるかな」

「じゃあ頑張ってね僕」

「ありがとう」

そう言って分身は消えた。

「エーデ。そろそろ行くよ?」

「はーい」

既に風呂は上がっていたようだ。
アレスとエーデルワイスは異空間から出る。

「やっぱりジメジメしてるわね」

「洞窟だからね。それよりすごい魔力だ。」

「ええ。行くわよ」

「うん。行こう。」

アレスとエーデルワイスは広い空間に向かって歩き出した。

そして、そこでアレスたちは一体の魔獣を目にする。

「これは……」

「で、でかい……」

そこに居たのは大きな竜だった。
吸魔光石によって照らされるその肌は岩のようにゴツゴツしていて、大きさは国会議事堂より少し大きいぐらいだろうか。

「お前が八大魔獣の1匹か?」

『先程の大きな魔力はお主か。それにそこにおるのは精霊王かの。いかにも、我は八大魔獣が1つ。ガイアグルドラゴン。大地を統べる王なり。我が眠りを妨げるものよ。死を持って償え』

すると、いきなり攻撃をしてきた。

アレスは転移で、エーデルワイスは飛んでそれを避ける。

ガイアグルドラゴンの攻撃したあとを見ると、酷いことになっていた。

「おいおい、これはもろに食らうと即死しそうだ。それ以前にここで戦ったら街に影響が出かねない。」

この魔の森の山は街からかなり離れているとはいえ、今の攻撃とアレスがやり合えば衝撃所では済まないはずだ。

「エーデ!場所を変える!」

「でもどこに!」

「それは……」

『後ろかぁ!』

アレスは後ろからガイアグルドラゴンに触れエーデルワイスと自分ごと転移した。

「って、ここどこよ!」

「上空40キロメートル。成層圏だよ」

『貴様。我ごと転移するとは。よかろう貴様の名は?』

「僕の名前はアレス。アレス・フォン・ペンドラゴンだ。君を倒させてもらうよ。僕は強くならなきゃ行けないんでね」

『よかろう。正々堂々と戦おうではないか。ゆくぞ!』

「はぁぁぁ!!」

ついに上空40m。成層圏にて転生者アレスと八大魔獣ガイアグルドラゴンが衝突した。





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コメント

  • べりあすた

    誤字

    1
  • 夜叉神

    メートルとキロメートル間違えてました!

    1
  • Eir

    40kmの勘違いでは?
    下手すれば王城で40mいきますよね?

    1
  • 帆楼

    (,,σ•ㅁ•,,)σソレナ

    2
  • 夜道流

    上空40mって、成層圏なんですねー

    2
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