異世界転生した貴族は自重を忘れたようです

夜叉神

第7話 襲撃その1

アレスとルークが陛下たちから離れた瞬間に会場の光が消えた。
会場は喧騒に包まれる。
すると、アレスは一筋の光が煌めき陛下に迫っているのを捉えた。
アレスがそれを投げナイフだと気づくのは遅くなかった。

「危ない!!」

アレスは国王と、ナイフの前に飛び込み、結界をはる。
ナイフは結界に当たって落ちた。

「陛下!魔法を使う許可を!!」

「よい!使え!」

「はい!ライトボール!!」

アレスは光魔法のライトボールを使って会場の空中に止めた。すると、会場に光が戻る。そして、アレスは息を吸い込んで叫んだ。

「皆さん!何者かの襲撃です!今すぐこっちに集まってください!」

「ワシからの命令じゃ!こっちに全員集まれ!」

すると、我先にと貴族達が押し寄せる。
貴族達を1箇所にまとめたアレスはそこに結界を貼った。

「今結界を貼りました。絶対にここから出ないでください!」

「アレス!」

「父上。なにか心当たりは?」

「わからん。それより早く捕まえないと逃げてしまう。」

「それなら……」

あまり見せたくないが一瞬だったら。

召喚サモン!ミリエル、ルフィエル、マリエル、ルナエル、ドルトル、グリエンス、パイモス、アトモス!」

「「「「「「「「お呼びでしょうか」」」」」」」」

「今すぐこの城にいる侵入者を捉えてくれ。生かした状態でだ」

「「「「「「「「は!!」」」」」」」」

「騎士団長!今、追っ手を放ちました!ここに連れてきます。縄の準備を!」

「わかった。おい!今すぐに準備をしろ!」

アレスは念話を使って天使と悪魔に連絡する。
『全員、人の姿になっておけ。バレると面倒だ』

『『『『『『『『は!』』』』』』』』

「騎士団長、僕も向かいます。ここをお願いしてもよろしいですか?」

「任せろ。辺境伯様たちもよろしいか」

「任せてくれ」

「アレス、無茶だけはしないでくれ」

「はい!」

アレスは会場から出ようとすると

「「アレス様!」」

声がした方に振り向くとアイリスとルミナスが、手を取り合いながらこっちを向いていた。
2人の目をはとても心配そうな目をしている。
アレスはニッコリと微笑んだ。そして、そのまま会場を出た。

(世界地図ワールドマップと探知を一緒に使った時、恐らく親玉と思われるやつがあのナイフを放った。そして、失敗下となるとすぐに逃げた。たしか、こっちにいたはずだ)

アレスは城を出て騎士団の本部とは逆の方向に向かっていく。

すると、城壁の近くに何人かの人がいた?

「お前達が襲撃した犯人だな?」

「っ!!誰だ!」

「それはどうでもいい。それより大人しく捕まってもらおう。」

「ふん。お前みたいなガキに何が出来るってんだ。やるぞ!」

「「おう!」」

短剣を持ってかかってきた賊にアレスはアイテムボックスから剣を取り出す。
そして、1人目の手首を切り落とした。

「ぎゃああああ俺の手があぁぁぁぁ」

「ガキがよくも!」

そして、次にかかってきた賊の足を切り落とし腹にパンチを決めて気絶させる。
最後の一人はその様子を冷静に見ていた。

「お前がこの賊の親玉だよな」

「さあな、それよりお前は一体なんだ?」

「ナイフを放ったのはお前か?」

「質問してるのは俺だ」

「ナイフを放ったのはお前か?」

「…………ああ、そうだ。俺が親玉だよ。俺がナイフを放った。」

「そうか。」

アレスはゆっくりと歩き出す。

「なんだ?俺はさっきのヤツらみたいに油断はしないぞ」

「…………」

(なんだ?何がしたいんだ?)

賊は戸惑った。

「お前は陛下たちを傷つけようとしたな。もし気づかないで陛下にあって陛下が死んだらアイリスが悲しむ。はアイリスのそんな顔は見たくないんだ」

「てめぇは何を言っている?俺たちはそんなイチャイチャごっこについあってねぇんだよ!」

親玉は短剣を持って走り出そうとした瞬間、アレスの後ろにまるで化け物のような幻覚を見た。

「ひっ!」

足がすくむ。

そこで賊の記憶は途切れた。


アレスは気絶した親玉を見下す。

「危なかった。後ちょっとで殺すところだった。」

アレスは親玉に対してスキルや魔法を使わずに魔力の圧を瞬間的に上げ気絶させたのだ。

後ろを振り向き血だらけになって倒れている男二人の傷口に小さく火を出し傷を炙る。これは簡単な止血だ。貧血で死なれても情報を、聞けなくなるだけだからな。
男達はあまりの痛みに気絶したまま起きない。

「誰かいるか?」

「ここに」

「アトモス。こいつらを騎士団長立ちのところへ」

「御意」

影から出てきたアトモスは3人の男を背おって会場に運んで言った。

「さてと、僕も戻るかな」


アレスは歩いて披露宴の会場だった場所に戻って言った。

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コメント

  • べりあすた

    ついあって ✕
    つきあって ○

    1
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