異世界転生した貴族は自重を忘れたようです

夜叉神

第7話 婚約

謁見が終わって謁見の間から出るとレティアさんに案内されてもう一度同じ部屋に戻った。
どうやら国王陛下達がもう一度話したいらしい。

「しばらくすると陛下達がまいられると思います。」

「わかりました。」

陛下達が来るまで紅茶を飲んで待つことにした。10分ほどだった頃陛下たちが来た。

「失礼します。陛下達がまいられました。」

「入るぞ」

アレスは臣下の礼をとる。
来たのは国王陛下、ロレーヌ公爵、アイリス、ルミナス、父のルークにアイリスに似た男の人と、またもや似たような女性か入ってきた。

「ここは公式の場ではないのだ。楽にして良いぞ。アレスよ。先程は急だったとはいえ、感謝の礼を述べずに申し訳なかった。娘を助けてくれて本当にありがとう。」

「私からもだよ。ありがとう。」

「そ、そんな、頭をあげてください!当たり前のことをした迄ですから!」

「そうか。おっと、紹介が遅れたな。私の妻のミミルだ。そして、私の息子で第1王子のグラフィスだ。」

「グラッドの妻のミミル・ライム・キサラギ・ベルマーレです。娘を助けてくれて本当にありがとうございました。」

「第1王子のグラフィス・ライム・キサラギ・ベルマーレだよ。本当に妹を助けてくれてありがとう。」

「いえいえ、先程も言ったように当然のことをした迄ですから」

「随分と大人びているのね。ねえ、グラッドもうきまっているのかしら?」

「うむ、それを今から聞くのだ」

はて、なんのことだろうか……


「アレスよアイリスと結婚しないか?」

「うちもだよ。ルミナスと結婚しないかい?」

「……………………………………………はい?」

ちょっと待て今なんて言った?

「結婚?誰がですか?ああ、グラフィス王子でしたか。おめでとうございます」

「アレス。何を動揺してるんだ。」

「え?だって結婚ですよ?!」

「1度落ち着け!俺だって今聞いてかなり驚いてるんだ!」

「アレスよアイリスとルミナスのことは嫌いか?」

「いえ、全く。しかし、どうして急に?」

「アイリス王女殿下とルミナスと話をして決めたんだ。」

「それで2人は……」

2人の方をむくと顔を真っ赤にして俯いていた。

(えぇぇ!貴族にされるとは思ってたけどこれは予想外すぎた!)

「2人もそれがいいと言っている。アレスもう一度聞くぞ。2人のことは嫌いか?」

「い、いえ、」

「じゃあ構わんじゃろ。2人もそれでいいのだな?」

2人は黙ってこくこくと頷く。

(えぇ……それでいいのか王族……)

悩んだ結果アレスは折れた

「……わかりました。お二人と婚約させていただきます。」

「そうか!よかったのぉ。」

「そうですね!1番下の子が一番最初に婚約者が決まるとは思ってなかったわ!」

「いやぁ、アイリスに負けてしまったなぁ」

「アレス君。ルミナスのこと頼むよ」

「わかりました。」

「アイリス、ルミナスこれからよろしくね」

「お、お願いします!」

「お願いしましゅぅ……」

「アレスよ無事決まったところ悪いのだが婚約を発表するのは学園に入ってからにするからの。それまでに頑張って伯爵までには上げるんじゃ」

「は、伯爵まで!?」

「当たり前だよアレス君。王族と公爵令嬢と結婚するんだから上級貴族にはなってないと」

「アレス。頑張れよ」

「ち、父上まで……」

味方はいなかったようだ

「なるほどだから名前を変えさせたのですね?」

「まあ、そういう事だな」

「して、アレスよ。ソナタには白金貨30枚と男爵をやったが貴族となったからには王都に屋敷が必要じゃ。それはこちらで準備しよう。使用人も手配しておくが、もしかしたら、働いてもらうかもしれんがのぉ」

「ほんとですか!ありがとうございます」

「うむ。それじゃあすこし、ワシとアレス、ルークとナルサスで話したいことがある。他のものは席を外してくれんかのぉ」

「わかりました父上。」

「失礼しますわ」

ほかの4人は出ていった。

「それでアレスよ。」

3人の顔が真剣になる。



「5歳にしてオークの集団を殲滅するほどの武術と、魔法。それにアイテムボックス。そして、その精神力の強さ。お主何者じゃ?」

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コメント

  • ノベルバユーザー339205

    亜神になるんだろ?

    0
  • 079

    恐ろしい程丸パクリですね。

    1
  • べりあすた

    伯爵になったら街を開拓するんだろ?

    1
  • ノベルバユーザー184952

    「参る」は謙譲語です。謙譲語は自分がへり下る際に使用する言葉なので、「陛下が参る」は陛下が主人公より立場が下になってしまいます。

    1
  • 作者K

    そして新しい屋敷にドラゴンが吊るされることになるであろう

    1
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