異世界転生した貴族は自重を忘れたようです

夜叉神

第4話 王城にて


アイリス達が目覚めてからしばらくした頃先に伝令としてたった騎士は王城についていた。

「近衛騎士のものである。アイリス王女殿下の護衛から早馬として到着した次第だ。緊急だ。陛下とロレーヌ公爵様に話をさせて頂きたい。」

「お疲れ様です。ただいま聞きに行くので少々お待ちください」

門番のひとりが城に入って行きしばらくすると門番と1人の執事が出てきた。

「王女殿下の護衛お疲れ様です。今ちょうど陛下と宰相がいますので案内致します。」

「これはセバスチェン殿かたじけない。よろしく頼む」

「こちらへ」

騎士はセバスチェンという執事のあとについて城に入っていった。

「陛下。近衛騎士の早馬がまいりました。何やら緊急のようです。入れてよろしいでしょうか」

「構わん。入れ」

「失礼します。報告します。今から2時間前ほどにアイリス様、ルミナス様の一行が、オークの集団50体に襲われました」

「なんだと!アイリスは無事なのか!」

「ルミナスはどうなんだい?」

「戦闘に入ってからしばらくは持ちこたえておりましたが如何せん数が多く近衛騎士が3名ほど死亡。4人が重傷を負いました。これまでかと思われた時、1人の応援が来ました。」

「1人だと?一体誰が」

「ルーク・フォン・シルフィード辺境伯様のご子息、アレス・フォン・シルフィード様です。」

「ルークの息子は今王都の学園にいるはずではないかい?」

「はい。今年5歳になられた三男です。アレス様は我々の前になった途端に急にオークの前に現れオークを切り裂き見たこともない魔法を剣に纏わせて多数のオークを殲滅しました。その後剣が使い物になった途端体に炎と雷を纏わせ体術で残りのオークを殲滅しました。正直、我々も目を疑いました。」

「5歳の子供がそんな力を……ルークでは無いのか?」

「いえ、確実にアレス様でした。その後シルフィード卿が着き王女様方の無事を確認したところ気を失ってしまわれたのですが、これまた始めてみる魔法でお二人の心を癒しておりました。さらに死んだ騎士をアイテムボックスに入れ、オークの死体を青く燃える炎でもやし今辺境伯と共にこちらへ向かっております」

「武術だけでなく魔法にアイテムボックスまでだと?ナルサスどうしたら良いと思う?」

「そうですね。そのアレス君は三男でしたよね。なら当主の継承権はないはずです。爵位をあげ、我が国の貴族にしておくのが良いかと。それにそうそうに婚約者を決めた方がよろしいかと」

「その事なんですが、私が王女殿下方の無事を確認する時馬車を開いたのですがお二人共、その……アレス様の腕に抱きついていました。最初はそのままだったのですが話を始めた途端に……」

「「………………」」

「騎士よ。その子供に洗脳されているわけではないのだな?」

「私から見てもそのようなものはありませんでした。シルフィード卿もその様子を見て口を開けて驚いていらっしゃいました。」

「アレスとやらはなんなのだ」

「これは少し話が必要ですね。しかし、ある意味楽になったかも知れません。2人を嫁にしてしまえばことが早く進みます」

「そうじゃな。帰ってきたら早急に2人をこの部屋に通せ、アレスとやらは謁見の準備をさせよ。ルークのやつも2人と話した後に話す。」

「わかりました。そのように手配します。」

セバスチェンは謁見の支度をするために部屋を出て言った。

「そなたもご苦労であった。」

「はっ!失礼します」

騎士は部屋を出ていった。

「ナルサスよ。騎士爵では足りないから男爵かのぉ」

「そうですね。色々とさせてだんだんと爵位を上げていけば良いかと。王族と公爵家の娘と結婚するんです。最低でも伯爵にはなっていないと」

「そうだなぁ。……先が思いやられるの」

「ははは」

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コメント

  • アワリティア

    転生貴族のハーレムチート生活とか自重しない神々の使徒とかその辺とすっごく似てるねwww

    13
  • ペンギン

    これからも楽しみです!
    もう少しオリジナルを入れた方がいい気がしますが...
    まぁ、そこら辺は楽しみにしておきたいと思います!
    これからも、頑張ってください!

    4
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