異世界転生した貴族は自重を忘れたようです

夜叉神

第15話 精霊王 その2



「私は精霊王よ!!」


「……は?」

いきなり出てきて自分精霊王ですって人をどう信じれば?けど、姿が人とは違う。どの種族とも似通ってない。

「精霊……なのか?」

「精霊王よ!」

「精霊王って俺に加護をつけてる?」

「そう!たまに創造神様のところでアレスの様子を見てたけど気に入ったからこっちに来たの!」

「創造神様のところで?!じゃあ神系なのか?」

「違うわ。かなり昔に出会ってそれからたまに遊びに行くの」

「そうなのか」

「うん!」

「精霊王ってなんなんだ?」

「私は精霊たちの王よ!」

「いや、それは字を見たらわかる。それ以外のことよ」

「うーん。精霊は普段色んなところにいるの。けど、1番いて精霊が生まれる場所が精霊界スピリットフィールドって呼ばれる異空間なの!そこで精霊1番力の強いものが精霊王よ。特徴はそうね。全属性を使えて上位属性も使えるのよ」

「全属性!?それに上位属性って?」

「全属性は基本属性の6つでしょ?上位属性は時空、重力、天体とかそれ以外の属性のことよ」

「は?ちょっと待て精霊は6種類しかいないんじゃないのか?」

「最上級精霊まではね?精霊王はそれも使えるの。まあ、他にも種類の違う精霊はいるんだけどね」

新しいことがありすぎて頭が混乱する。

「それより!私がここに来た理由はあなたと契約するためなの!」

「契約?」

(そう言えば加護に精霊王との契約権とかあったな。)

「そう!精霊魔法は精霊と契約していないと使えないの!けど、あなたしてないでしょ?あなたの力はすごいから私が来たの!」

この子はおのことを褒めているのだろうか。これじゃあ5歳で人外だからと言われているような感じがする。

「今まで君と契約したことのある人はいるのか?」

「いるわよ。キサラギユウキって人!」

「それ初代国王じゃん……」

「そう言えばこの国ユウキが作った国だったわね」

「それで、契約してメリットはなんだ?」

「そうねぇ。共存レゾナンスができるとか?」

共存レゾナンス?」

「そう。簡単に言えば合体するの!」

「合体?」

「ユウキは精霊王モードとか言ってたかな」

「なるほど。合体して力を強くすると」

「そんな感じかな。あと、ほかの精霊を使役することも出来るよ」

「使役と契約って何が違うんだ?」

「簡単に言えば契約は平等って感じで使役が配下にするって感じかな」

「なるほど。」

「メリットはそのへんかな」

「じゃあデメリットは?」

「精霊王モードを解くと体に一気に負担が来る。」

「それだけ?」

「それだけ」

なるほどなそれなら痛み耐性とか作っておけば大丈夫か

「わかった。契約しよう」

「やった。じゃあちょっと血をちょうだい?」

俺は指を噛んで血を出す。この程度なら簡単に治るのだ。

「はい。」

「ありがと」

そう言うと精霊王は俺の指を舐めだした。

「ひゃ!ちょ!なに?」

「へいひゃふよ?(契約よ?)」

どうやらこれが契約の方法らしい。
ーーこれ女の子だからいいけど男とかとやりたくないな……

「よし!OK!」

「今のでいいのか?」

「うん!」

「じゃあ精霊王モードってやつ使ってみるか……」

「ああ。今はダメ。精霊魔法を使うぐらいしか」

「は?どうしてだ?」

「まだ、あなたの体が耐えられないのよ。たしかにあなたは規格外だけどレベルも低いし体もできてないから最悪死ぬわよ?」

「まじか……」

「ユウキもLv100くらいでやっと3分持ったぐらいだもん」

「100……」

「しばらくはレベル上げね」

「そうか……」


すると扉のくからノックが聞こえる。

「アレス様。ご夕飯の準備が整いました」

入ってきたのはシスティだ。

「わかった。今いくよ」

部屋を出ようとして気づいた。

「あれ?システィに見えてない?」

「ああそれはあなたにしか見えないようにしてるから」

「そうなんだ。あ、あと君の名前は?」

「私に名前はないわ。ユウキにも付けてもらったけど自分で毎回契約者に決めてもらおうと思ってるから」

「じゃあ俺がつけていいの?」

「ええ。」

「うーん。じゃあ……エーデルワイスってどう?」

「エーデルワイス?」

「うん。俺がいた世界の花の名前で花言葉は勇気とか大切な思い出、大胆不敵とかって意味なんだ。」

「勇気……思い出……エーデルワイス……いい名前!けどちょっと長いかも……」

「じゃあエーデでよくね?」

「うん。よろしくね!アレス!」

「うん!」

俺は部屋を出て食事に行った。







ちょいコマ

「そういえばその姿しかないの?」

「ううん。年限と同じ姿もできるよ?けど、この姿の方が小回り聞くしいいんだ」

エーデはそう言って俺の肩の上に乗った。

「なるほど」






今回からちょいコマを付けていきます!それと次回からアレスの一人称を僕にして、喋り方を丁寧にします!けど、怒っている時は俺になって口調が厳しくなります!

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コメント

  • ヒカッチ

    おいおいそれ以外のことよ=まさかオネエ!?

    1
  • べりあすた

    初代国王生きてるんだろ?

    3
  • 真砂土

    エーデルワイスって歌あるよね((ボソッ

    1
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