異世界転生した貴族は自重を忘れたようです

夜叉神

第10話 アレス、初めてのギルド

アレス達は訓練場からルークの執務室の前に来た。
「父様、家庭教師のグレーブさんたちが父様とお話したいそうなんですが今いいですか?」
「ああ、入ってくれ。」
「失礼します」
「「「失礼します」」」
執務室に入るとルークは既にソファに座っていた。
「グレーブ殿、クルニル殿、ユリア殿、依頼者なのに最初に顔を出せずに申し訳ない。」
「い、いえ、大丈夫です。」
「それでお話とは?」
「はい。息子さんのアレスくんの事なんですが、正直いってもう私たちが教えられることはないのです。」
「……やっぱりか…すまなかったな。」
「い、いえ。それでこちらからの提案なんですが。アレス君は三男ということで将来なりたいものを聞いたんです。すると冒険者と答えたので、街の外で魔物狩りを教えてあげたいと思ったのですが、どうでしょう。」
「なるほど、アレスは冒険者になりたかったのか。」
「はい」
「わかった。街の外に出ることを許可する。ただし、外泊や森の深くに行くことは禁止する。」
「ありがとうございます。」
「それじゃあ父様行ってきます。」
「ああ、無理をするなよ」



ルーク視点

「やっぱりか…」
「流石ですね、アレス様は、」
「はぁ、なぜことに…」

ルークはアレスの力に呆れながら仕事を再開するのだった


一方アレクたちは……
「それじゃあ、皆さん行きましょう!
僕初めての街の外に出るんです!」
「そうなのか。じゃあ俺たちから離れるなよ。力はあっても魔物相手じゃあ何があるかわからんからな」
「わかりました!」
街の中を歩いていると、右側に盾に二本の剣を交差させた看板が見えてきた。
「あれ、もしかして冒険者ギルドですか?!」
「そうよ、少し寄っていくけどいい?」
「はい!もちろんですよ!行ってみたかったんですよね!」
ギルドのドアを開けると正面に受付があって、右に酒場、左になにかのカウンターがあった。
「クルニルさん、あそこは何をする場所なんですか?」
「あそこかい?あそこは換金所だね。フリーで狩ってきた魔物をあそこに持って行って売るんだ。あそこはギルドに登録してなくても使えるよ、」
「へぇー」
僕は初めて来るギルドにキョロキョロと見渡しながら受付に向かっていくグレーブさん達について行った。
受付には制服を着た女性達がいて全員綺麗な人達だ。
「こんにちは。ミルさん、今街の外に見られる魔物って何がいますか?」
「こんにちは、ユリアさん、グレーブさん、クルニルさん、街の外はスライムやゴブリン種、ウルフ種が多いですよ。それとそちらのお子さんは?」
「ああ、ちょっと今依頼で家庭教師してるんですよ。ちょっと耳貸して。」
はてな顔になって耳を出すミルさんに小声で、「ここの領主様の息子さんのアレス様よ」
「ええ!こ、こんにちはアレス様。」
「こんにちはミルさん。そんなに畏まんなくてもいいですよ」
「ありがとうございます。でもどうして街の外へ?家庭教師なら屋敷の訓練場で剣や魔法を教えるもんでしょ?」
「そのつもりだったんだけどね……」
「教えることがなかったんだよ。剣も魔法も俺達が教えることがなかったんだ、だから魔物との戦い方とかを教えてやろうと思ってな。」
「ぇ!Cランクパーティのグレーブさんたちがですか!?」
「そうだ。実力だけで言えばBランクぐらいの力はあるだろうな、」
「ちょっと待てやグレーブぅ、そんな餓鬼が俺たちより強いだァ?お前達も落ちたもんだなぁ」
「勝手に言ってろ、グレッグ」
「……ねぇ、ミルさん。冒険者にはこんな人ばっかなのかい?」
「い、いえ。Bランク以上には貴族からの依頼などもあるため礼儀なども試験に含まれます。」
「なるほどねぇ、そりゃあんな人はBランクになれるはずないな」
「んだとこのガキが!ちょっと教育が必要みたいだなぁ!」
と言ってグレッグは殴りかかってきたのでアレスはその腕の手首を掴んで握りつぶした。
「は?あ、あ、ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!腕が!腕が!」
「うるさい」
アレスはさらに回し蹴りをグレッグの腹に決めて、グレッグはギルドの壁にめり込んだ。そのままグレッグは気絶した。
「「「「は?」」」」
「あ、壁壊してしまいましたね。どうしましょう。ミルさん」
「しゅ、修理費はグレッグさんの財産から出させます。」
「そうですか!よろしくお願いします。もし拒否したら僕の名前を出してもいいですよ。それとあとでうちに手紙で教えてもらえれば。けど、父にバレると面倒なので私の専属のメイドに渡してください。名前はシルフィーナって言います。さてグレーブさん、クルニルさん、ユリアさん、行きましょう。早く魔物と戦って見たいです!!」
「あ、ああ。そうだな。」
「じゃあ私たちはこれで。」
笑顔でそういうアレスにグレーブたちは何も言えずにギルドを出ていった。




アレスたちが出ていったあとのギルド内

「おいおい、あのグレッグが瞬殺だったぞ。一体なんなんだあの子供は…」
「子供が出せる力じゃないでしょあれ。」
「というかグレッグあのままじゃ死なない?」
「「「確かに」」」
「おい!すぐに保健所に連れていけ!」



とても騒ぎになっていた。









たまにつじつまあわせとか気づいた間違いとかを直しているので1話から見直してもいいかもしれません!
ぜひコメントお願いします!

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コメント

  • 空白

    この話に似てるの?,どこかで読んだことがあるような?(´・ω・`)? 

    3
  • 小説書いてみたいけど内容が浮かばない人

    最後の確かにで笑いました

    1
  • 真砂土

    あれ?なんか知ってるような?

    3
  • コオリ(氷織)

    見たことある気がする。確か転生貴族のいs……

    9
  • 竹傘

    これ読んだことある

    9
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