間違いで始まる物語
第3話 「フランの前」
翌日
恭介は、山本が言った美容室フランへ行った。
「ここか・・・」
フランが入っているビルの前に立っていると・・・
後ろから誰かが肩をたたいた・・
振り向くとそこには
野村が立っていた。
「久保・・くん・・でしょ?」
野村は声をかけてきた。
「のむら・・・さん?」
驚いて聞きなおす恭介・・・
「わたしの名前覚えてたの・・・」
うれしそうに聞きなおす。
「まぁ・・・ところで、ここへは?」
恭介が聞くと
「あっ・・・山本さんからフランって美容室がいいて聞いて・・」
恭介は、やばい・・・と少し顔を背けた・・
「どうしたの?」
不思議そうに野村が聞く
「いや・・なんでもない・・それで、今からフランに?」
慌てて話題を変えると
「今日は、場所だけ確認して、あさって予約取ろうと・・」
「そうなんだ・・・で、予約取れた?」
「ちょっと無理みたい・・・忙しいみたい・・・」
野村は少し残念そうに話した。
「じゃぁ~少しお茶でも・・」
恭介が聞くと・・
「ちょっとなら・・・電車まで時間があるから」
素直に野村が答えた。
心の中で、よっっしゃと喜ぶ恭介・・・・
二人は、近くの喫茶店に入った。
喫茶店に入って、すぐに恭介の携帯がなった。
「すみません・・・30分ほど遅れます・・・・はい・・はい・・・」
恭介は携帯を切った。
「いいの・・遅れて・・」
野村は心配そうに聞いた。
「大丈夫、30分くらい・・・」
「ホントに?」
うれしそうに野村は、話を続けた。
「同じ同期でも、大違いね・・・渡辺君とは?」
ため息をついた。
「なべが何か?」
「なべ?って仲いいの?」
あきれた表情で野村が言う。
「まぁ・・・同期だし・・・」
「まぁ~って、彼、黙っていればましなのに・・・」
「ましって?」
不思議そうに聞き返す恭介
「これ内緒ね・・・今日、誘ってきたのよ」
「えっ?それで?」
「それが、バカ丸出しで・・・気持ち悪いし・・」
野村は、散々、渡辺の駄目出しをした。
しばらく、二人は話をしていた。
「そろそろ時間よ・・」
そう切り出したのは、野村だった。
「じゃぁ・・ここは、俺が出すよ・・」
「同期だから割りカンよ。」
支払いを済ませ、店を出たふたり、
「俺こっちだから」
「私と逆・・か」
野村は少しうつむいた。
「じゃぁ・・ここで」
二人は、反対方向に歩き出した。
野村が駅に向かっている時
「るみちゃん!」と声がした・・・
ふと前を見ると山本がそこに立っていた。
「山本さん・・・」
「なんで、るみちゃんがここに?」
「山本さん、フランへ行ったんだけど・・」
「けど・・・」
「予約が取れないって・・・」
「合コン前に行くつもりだったの?」
「違います・・・土曜日に行こうかな~て」
「そう・・ちょうどフランへ行くから・・・私から聞いてみましょうか?」
「本当ですか?」
二人はフランへ向かった。
二人がフランの前についた頃、恭介がちょうどフランに入るところだった。
恭介はフランの前に着くと茶髪で髪の長い人が腕組みをして立っていた。
「遅い・・・山本さんに言うよ。」
「すみません。」
平謝りの恭介
「わかった・・じゃぁ中に入って・・・」
恭介が中に入っていくのを見た山本と野村・・・
山本は、あのバカ・・・遅れて来て・・・と少し切れかけていた。
野村は、あの女の人を待たせてた・・・
しばらくして、もう一人、格好いい男性が、フランへ入っていた。
「あっ・・ちょっと待って・・・」
立ち止まり携帯をかける山本
「どう?」
「今からだから1時間くらいかな?」
「そう・・」
携帯を切った。
「どうしたんですか?」
不思議そうに聞く、野村・・・
「るみちゃん。・・・ごめんね。今、男性客ばかりだって。私1時間くらい時間をつぶしてからにするけど、どうする?」
「じゃぁ、帰ります。」
恭介は、山本が言った美容室フランへ行った。
「ここか・・・」
フランが入っているビルの前に立っていると・・・
後ろから誰かが肩をたたいた・・
振り向くとそこには
野村が立っていた。
「久保・・くん・・でしょ?」
野村は声をかけてきた。
「のむら・・・さん?」
驚いて聞きなおす恭介・・・
「わたしの名前覚えてたの・・・」
うれしそうに聞きなおす。
「まぁ・・・ところで、ここへは?」
恭介が聞くと
「あっ・・・山本さんからフランって美容室がいいて聞いて・・」
恭介は、やばい・・・と少し顔を背けた・・
「どうしたの?」
不思議そうに野村が聞く
「いや・・なんでもない・・それで、今からフランに?」
慌てて話題を変えると
「今日は、場所だけ確認して、あさって予約取ろうと・・」
「そうなんだ・・・で、予約取れた?」
「ちょっと無理みたい・・・忙しいみたい・・・」
野村は少し残念そうに話した。
「じゃぁ~少しお茶でも・・」
恭介が聞くと・・
「ちょっとなら・・・電車まで時間があるから」
素直に野村が答えた。
心の中で、よっっしゃと喜ぶ恭介・・・・
二人は、近くの喫茶店に入った。
喫茶店に入って、すぐに恭介の携帯がなった。
「すみません・・・30分ほど遅れます・・・・はい・・はい・・・」
恭介は携帯を切った。
「いいの・・遅れて・・」
野村は心配そうに聞いた。
「大丈夫、30分くらい・・・」
「ホントに?」
うれしそうに野村は、話を続けた。
「同じ同期でも、大違いね・・・渡辺君とは?」
ため息をついた。
「なべが何か?」
「なべ?って仲いいの?」
あきれた表情で野村が言う。
「まぁ・・・同期だし・・・」
「まぁ~って、彼、黙っていればましなのに・・・」
「ましって?」
不思議そうに聞き返す恭介
「これ内緒ね・・・今日、誘ってきたのよ」
「えっ?それで?」
「それが、バカ丸出しで・・・気持ち悪いし・・」
野村は、散々、渡辺の駄目出しをした。
しばらく、二人は話をしていた。
「そろそろ時間よ・・」
そう切り出したのは、野村だった。
「じゃぁ・・ここは、俺が出すよ・・」
「同期だから割りカンよ。」
支払いを済ませ、店を出たふたり、
「俺こっちだから」
「私と逆・・か」
野村は少しうつむいた。
「じゃぁ・・ここで」
二人は、反対方向に歩き出した。
野村が駅に向かっている時
「るみちゃん!」と声がした・・・
ふと前を見ると山本がそこに立っていた。
「山本さん・・・」
「なんで、るみちゃんがここに?」
「山本さん、フランへ行ったんだけど・・」
「けど・・・」
「予約が取れないって・・・」
「合コン前に行くつもりだったの?」
「違います・・・土曜日に行こうかな~て」
「そう・・ちょうどフランへ行くから・・・私から聞いてみましょうか?」
「本当ですか?」
二人はフランへ向かった。
二人がフランの前についた頃、恭介がちょうどフランに入るところだった。
恭介はフランの前に着くと茶髪で髪の長い人が腕組みをして立っていた。
「遅い・・・山本さんに言うよ。」
「すみません。」
平謝りの恭介
「わかった・・じゃぁ中に入って・・・」
恭介が中に入っていくのを見た山本と野村・・・
山本は、あのバカ・・・遅れて来て・・・と少し切れかけていた。
野村は、あの女の人を待たせてた・・・
しばらくして、もう一人、格好いい男性が、フランへ入っていた。
「あっ・・ちょっと待って・・・」
立ち止まり携帯をかける山本
「どう?」
「今からだから1時間くらいかな?」
「そう・・」
携帯を切った。
「どうしたんですか?」
不思議そうに聞く、野村・・・
「るみちゃん。・・・ごめんね。今、男性客ばかりだって。私1時間くらい時間をつぶしてからにするけど、どうする?」
「じゃぁ、帰ります。」
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