神眼使いの異世界生活

夜叉神

第34話 神人類になった代償?

翌日起きてすぐにアルテミスが来た。

「ソウマ〜。起きてるー?」

「おう、起きてるぞ。入っていいよ」

「失礼しま〜す。ずっと寝てたみたいだけど体はだい……じょ……ぶ…………」

アルテミスはドアの前でソウマのことを見て動きが止まっている。

「どうした?俺の顔に何かついてるか?」

「そ…」

「そ?」

「そ、そ…」

「だからなんだよ」

「ソウマがストレスに押しつぶされたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

と言って物凄い速さで部屋を出てどこかに行ってしまった。

「は?ストレス?」

ソウマは何が何だかわからない状況でベットから降り身体を伸ばそうとして鏡に自分の姿が映った。
そこに居たのは金と白銀の混ざった髪を持つ男だった。

「おい、勝手に人の部屋に入ってんじゃねぇよ」

とソウマは言うが……返事がない

「おかしい。返事がない。鏡に映っているのは誰だ?ちょっと待て通常の鏡に映すのはそこにいる人だ。ということは……」

ソウマは鏡に映っている男が誰かわかったらしく…………


「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!?!?!?!?!」

ソウマの驚きの声は城中に響いた。

「えっ?!はっ!?ちょっ!?は?はぁぁぁぁ?!まっ!もぉぉぉぉぉ!!」

ソウマの頭は完全に混乱していた。

「なんじゃこりゃぁぁぁ!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


数時間後…………

「で?それは一体なんじゃ?」

「だから、俺にもわかんねえんだよ。朝起きたらこうなってたし……」

「けど、本当になんでなの?なんの理由もなくそんな色になるなんて普通ないわよ」

「そうなんだよなぁ。」

(リエル。なんでか知ってるか?)

『はい。簡単に言えば、神人類になった代償と言うべきでしょうか』

「代償?」

「どうした?」

「いや、ちょっと待っててくれ」

(代償ってどういう事だ?)

『そもそも人と神では存在の格が違います。人が完全に神になった場合、その力、格に身体を適応させるため肉体に変化が起こります。身体と魂が完全に神仕様に変化します。マスターは神の1種でもあり人の1種でもあります。先に昇華した魂が肉体を神人類という種に最も相応しい身体に適応させた姿が神人類の姿なのです。そのための変化時間が肉体の休眠状態スリープモードでした』

(つまり、身体が神人類という種に引っ張られ適応したってわけか?)

『その解釈で間違いありません。』

(ってことは昨日起きた時に既にこの髪だったということか)

『はい』

「なるほど。わかったぞ」

「なに?どうしてじゃ?」

「俺が使ったスキルの影響だ」

「「スキル?」」

アレクとアルテミスは声を揃えて疑問を口にする。

「ああ、昨日1回起きた時にちょっとしたスキルを使ってな。その代償がこの身体って訳なんだ。」

「代償……大丈夫なんですか?」

「ああ、全く問題ない。ある意味余計に良くなった感じだな」

「あれよりも強くなったのか。末恐ろしいの」

「あはは。」

すると、ハクがずっとこっちを向いているのに気がついた。

「どうした?」

「きゅぅ〜」

「ん?」

『ハクはマスターから漏れ出ている神気が気になっているようです。』

(神気?)

『はい。マスターは神にもなっているため神気を持っています。マスターはまだ、神気を操るスキルを獲得していないので身体をから漏れ出ている状態なのです。ハクは神竜。神に乗ずるものなので神気を見ることが出来るのです』

(そうなのか。じゃあ、そのスキルを作っておいてくれ)

『はい。創造眼、神気掌握。作成完了。神気掌握を獲得。支配覇神に統合されました。』

(じゃあ、これで収めて……と)

ソウマはハクに目を向けるとハクはソウマに向かって飛んでいき頭に乗った。

「ハクちゃんはそこが好きね」

「出会った時からここだもんな」

「きゅぃー」

「さてと、そろそろシフォルが来ても良い頃じゃが……」

すると、ドアの外からドタバタと走ってくる音が聞こえる。
その足音はどんどんソウマ達のいる部屋に近づいていき、ドアの前で止まった。
そして、勢いよく扉が開かれる。

「ソウマ君がストレスで禿げたって本当か「オラァっ!」コブァァァ!」

その瞬間ソウマのとても軽い右ストレートが決まった。
シフォルの頭が壁にめり込んでいる。

「誰がハゲだ!ああぁん?」

「ちょ!ソウマ何やってるの!シフォルさん大丈夫ですか!」

「壁が……」

アルテミスはシフォルの頭が壁にめり込んでいることに生きているか不安になり駆け寄っていて、アレクは城の壁に穴が空いたことに気を取られている。

ある意味アレク薄情だな……


「いててて。良かった。ハゲてないんだね」

「どんな情報の回り方だ。全く、急いで来るからなんかあったのかと思って心配して損したぜ」

シフォルは頭から血が出て血だらけになりながら話す。
SSランクになるとそれぐらいは大丈夫なのだ。ソウマがかなり軽く殴ったのもあるが……

「シフォルさん。血が出てます。今ヒールをかけますね。」

「あ、大丈夫だよ。これくらいすぐ治るし」

すると、だんだん血は止まって言った。

「お前自然治癒のスキル持ってたのか?」

「まあ、ソウマ君よりは低いけどね」

そもそも治癒の元は魔力操作で傷の周囲の細胞を活性化させて傷を早く治すというものだ。それとは別に超再生は傷を元の状態に再生するという時を戻す行為の超劣化版だ。それを考えるとソウマはどちらもできるのでモードをオンにしてしまえば勝手に瞬間的に再生したり治癒したりするのは簡単な行為なのである。

「さてと治ったから、話すべき話をしようか」

「お前のせいでなったんだけどな」

アレクはまだ、「壁が……」と言っている。

「おーい。アレク。いつまでボートしてんだ。話し合いをするぞ」

「はっ!そうじゃったな。すまんすまん」


ソウマ達はシフォルを加え話し合いを始めた

「神眼使いの異世界生活」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

  • 小説書いてみたいけど内容が浮かばない人

    ちょ国王w壁の方が大事なのかよw

    0
  • ノベルバユーザー164417

    はい乙ー

    0
コメントを書く