#Web小説サイトの歩き方

水乃流

ノベルアップ+(その3)、みたいな

 「ノベルアップ」のユーザー視点で見たシステムを紹介します。

・トップページ
 ページの最上部には、左からロゴマーク、「ランキング」、「ショップ」、「マイページ」、「その他」の各メニュー、検索、ログインボタン、新規登録ボタンが並んでいます。
 ※「ショップ」に関しては、前々回で紹介しています。

 メニューの下には、インフォメーションが並んでいて、コンテストやイベント、公式コンテンツなどの紹介があります。
 その下から三つのカラムに分かれています左カラムはランキングで、タイトルエリアのボタンで日間、週間、月間を切り替えて表示できます。その下にある各ジャンルをクリックすると、そのジャンルのランキング1~10位が表示されます。左カラム一番下に表示される[もっと見る>]ボタンをクリックすれば、100位くらいまで(ジャンルにより異なる)のランキングが見れます。
 中央のカラムは、読者のおすすめ作品が並びます。「ノベルアップ」独自の機能で、購入したおすすめチケットを使って推薦された作品たちです。ただし、総合ランキング10位以内の作品は、おすすめチケットを使っても表示されません。トップページに表示されるのは10作品、それ以上は、中央カラム一番下の[読者のおすすめ作品をもっと見る>]ボタンをクリックすれば表示されます。
 他の小説サイトでは「レビュー」という形で作品の推薦が行われますが、「ノベルアップ」は有償です。お金を払ってまで推薦したい作品、ということになりますが、見方を変えればお金で表示エリアを買うこともできる(有人に頼むとか、作品投稿とは別垢で推薦するとか)わけで、不正の可能性がないとは言えないでしょう。

 左カラムは、「新着作品・応援レビュー」、「お知らせ」、公式Twitterが表示されます。

・作品閲覧ページ

 ランキングやブックマークの作品タイトルをクリックすると、作品の目次ページが表示されます。
 トップメニューの下、画面左側には、連載中か完結済みか、長編か短編かがアイコンで表示されています。右側には[ブックマーク]ボタン、「おすすめ」ボタン、[レビュー]ボタンが並んで居ます。ブックマークがトグルになっていて、クリックするごとにブックマークの登録と解除を行えます。
 そうしたボタン類の下に作品名、作者名、作者からの一言コメントが並びます。表紙を登録している場合には、表紙画像が表示されます。そして、紹介文・あらすじの下に作品の目次が並びます。
 目次には、話数とエピソードタイトル、投稿日時、コメント数が表示されます。他のサイトに比べると、一項目あたりのスペースが広いので、全体で見るとやや間延びした印象を受けます。
 目次の下には、[ブックマーク][応援]のアイコン、Twitterに小説のリンクを投稿する「この作品をシェアする」ボタンがあり、その下には文字数などの作品情報が表示されています。


 エピソードタイトルをクリックすると、小説の閲覧ページが表示されます。左上にはクリックすると画面を閉じて目次ページを表示する[×]アイコン、中央にはトップページにリンクを張ったロゴマーク、右には[設定]ボタンが並んで居ます。設定ボタンをクリックすると、画面の表示を設定できます。
 設定できるのは、「文字サイズ」「背景色・文字色」「組方向」「フォント」「挿絵」の五項目で、設定後[完了]ボタンを押せば反映されます。この辺りは「カクヨム」や「マグネット!」に似ていますね。ただし、縦組(縦書き)表示の場合挿絵は表示されなくなります。また、「カクヨム」のように全画面が縦組みになるのではなく、内容が表示される部分だけがフレーム表示で縦書きになります。

 [設定]ボタンの下にはエピソードタイトルと作者名、その右下に[しおり][ブックマーク][応援]のアイコンが並んで居ます。そのアイコンの下の欄には「前へ」「目次」「次へ」のリンクがあり、それぞれ前のエピソード、目次、次のエピソードへのリンクになっています。このリンクは、本文下にも配置されています。本文の下前後エピソードへのリンクに続いて、[しおり][ブックマーク][応援]のアイコン、「この作品をシェアする」ボタンがあります。

 ページの一番下は、コメント欄になっています。[コメント投稿]ボタンをクリックすればコメントが入力できますし、[スタンプ投稿]をクリックすればスタンプを貼り付けることができます。


コメント

コメントを書く

「エッセイ」の人気作品

書籍化作品