異世界での喫茶店とハンター ≪ライト・ライフ・ライフィニー≫

goro

短編 そこに存在していた日常



Episode‐そこに存在していた日常




静寂の漂う暗い室内。
多くの本が置かれた棚で部屋の周囲を多い、床一面に紙の書類が山積みで書き溜められている。
そんな中、室内に置かれた木製のテーブル。その上に置かれた上下蓋が付いたガラスケースの中には小さな火の玉が灯っていた。
そして、明かりの下でテーブルの一面には大きな白い用紙が広げられ、紙の表面には何かの設計図が途中経過で書き記されている。
図の元は、短い刀身でありながら近距離戦に得した剣技を実現させる短剣のイメージ図。
黒のインクが付いた羽ペンによって、細い線筋で書かれた正面に加え、側面や背面と正確な構図が詳しく入れられている。後、細かい部分を数ヶ所ほど書き込めば設計図は完成の域に差し掛かる頃合いだった。


「ふわぁ………」


声で出た欠伸によって、大きく開いた口を手で押さえるのは計画図の製作者であり、テーブル前で椅子に腰かける鍛冶師ルーサー。
普段の熱苦しい恰好とは違い、薄い生地シャツに短ズボンといったラフな格好。
それもそのはず今、彼がいるのはインデール・フレイム都市に建てられた住宅の一室。そして、外は深夜に至り、時間はちょうど二時を指している頃だ。
設計図を初めから書き始め、かれこれ十時間が経つ。
それほどまで一枚に時間が掛かった。というわけではなく、大半の時間経過は失敗した分が多かったためだ。そのため、失敗した紙屑は床に散らばり山となっていたはいるが、それもまた納得のいくまで書き続けた結果だと言える。
だが、休憩無しのぶっ続けだったため、ルーサーの目の下には薄く黒ずんだクマが浮かぶ。
加えて眠気も出て集中が途切れつつもあった。
ルーサーは再び大きな欠伸を出しつつ、残りの図を完成させるべくインクの付いた羽ペンで書き込む。
できるなら、朝までには完成させた。
ルーサーは眠気を堪えながら書き続け、そうして時間は刻々と過ぎて行った。














チュチュ、と小鳥の鳴き声。
目覚まし代わりのようなその声は眠りについていたルーサーの目を覚まさせる。
窓の隅間から覗く光に目を凝らせながら立ち上がり、固まった体を大きく腕を反らせながら伸ばすルーサー。
そんな彼の目の前にはテーブル上に置かれた紙一面ビッシリとインクで書き加えられた設計図がある。
完成に時間を費やした、その紙一枚。
だが、それはまだ始まりに過ぎない。今、ここからが鍛冶師ルーサーとしての始まりなのだ。






ルーサーの拠点としている店は自宅からは別件にあり、少し距離がある。
当初は鍛冶屋で寝泊まり等して生活していたルーサーだったが、仕事に追われるにつれ休むスペース所か寝る場もないほどに混雑した仕事場となってしまった。
まぁ……部屋の惨事は自業自得なのだが。
そういうわけもあり、ルーサーは普段から眠気冷ましもかね徒歩で鍛冶屋へと通勤している。
早朝の四時、通りを歩く人もいない早い時間帯だ。
ルーサーは口に小さなパンを咥え、手に持つ書き終えた製造図を開き入念に見直す。
時間は掛ったが何とか完成した設計図。だが、それはイメージを確実なものにするための布石とも言える。
もっとも重要なのは、鍛えぬいた武器を作る鍛冶師の技術。
次の工程でもあり、一番の主要となる製造に手を付けるためルーサーは足取りを早め、急ぎ鍛冶場へと向かう。




通りに並ぶ店舗の内、ルーサーが営む鍛冶屋。
時間は五時、通りに人通りが少しずつ増えてきた頃から、カン、カン! と一定のテンポでその音は鳴り続く。
鍛冶場に到着したルーサーは衣服を専用着に着替え、前髪が垂れないように額にタオルを巻き締め気合を込める。
鍛冶師としての準備を終えた後、これから長い時間共にする窯の前に立ち火を焚く。
そして、傍に置かれた石台に刀の元となる高温で熱した鉄を置き、ハンマーで叩き鍛える作業に入った。
今、製造しようとしている武器は設計図に記されていた近距離戦用に使用される短剣、ジェナルという鉄色の剣だ。武器の特製には貫通を持たせるため、材料に強剛石という耐久と硬質を上げる鉱石を使う。


「ッ!」


ルーサーはハンマーを持つ手を休めることなく鉄を叩き、広げ鍛える。
最初、強剛石と鉄を合成させるため窯の火でそれらを熱し固めるのだが、それだけで完全に交わったとは言わない。熱し、密着させ、そこから一番の重要となる鍛えが始まるのだ。
激しい音と火花。
叩きを一端止め、素早い手順で傍に置かれた冷水に鉄をつけ冷まし、再び燃えたぎった窯の火に鉄をつける。
そして、窯の中で鉄色は赤い発光を上げたと同時に再び石台に戻し、同じ作業を続けるのだ。
ルーサーはそれを時間の限りやり続ける。
それは自身の満足のいった武器が完成するまで……。


「ッ、ふー……」


びっしょりと濡れた額のタオル。
頬にも汗が垂れ落ちる。
腕で汗を拭い取ったルーサーは、目の前で置かれた短剣に近づいた姿をした武器を見つめる。
時間は早朝から昼時に回り、既に六時間ほど経過していた。
交わり鍛え、武器の容易は大体形となった。
だが、そこで終わりではない。
次は研ぎの作業だ。
鍛冶場の端に置かれた強剛石でつくられた回転式の研磨機。ワイヤーと鉄材によって高密につくられたそれは、ペダルのような部位を足で踏むことにより研磨する強剛石が回転する。
ルーサーは出来上がった短剣をその回転した部位に慎重に押し付け、回転を継続させる。火花と削る音、その二つが交わり剣の表面は次第に綺麗な鉄色を露わにする。
さらに、そこから角度を調整し、短剣はより剣へと近づいていき、さらに五時間が経過した。
研磨の次、焼き入れ等他にある工程を加え、合成に使用した強剛石の強度をさらに強化させ、最後となる仕上げもまた慎重かつ精密な作業が行われる。
その最後の締めは剣の命。
切れ味を生み出す、その鍛冶師としての最も必要とする技術がこの場面で大きく影響される。
集中を研ぎ澄ませる。
ルーサーは固唾を呑み込み、そして、作業へと熱中した。












時間を多大に費やし、いつしか空の色は橙色に染まっていた。
店の窓からは、帰り自宅をする人々が店の前を行き交う姿が見られる、そんな時間帯だった。
チリリン、と音が鳴る。
それは鍛冶屋のドアが開いた時に鳴る音だ。
ルーサーは額に巻いたタオルを解き、カウンターとなる場所に行くと、そこには新米らしき防具を身に纏ったハンターらしい小柄な少女が立っていた。


「あ、あの…」
「よぉ。………武器、出来てるぞ」


ルーサーが言う武器とは今しがた出来上がった武器ジェナルのことだ。
背格好とはあまり似使わない防具ガチガチの彼女。だが、そんな彼女がこの店に来店したのは今日が初めではなかった。
というのも、彼女はまだハンターとなって間もなくして武器選びについ最近この店に訪れていたのだ。
初めての武器選びのためか、困惑した表情を浮かべていた少女。自分に合わない武器を選びかねるその姿に見かね、ルーサーは彼女に話しかけたのが知り合った切っ掛けであり、そこからオーダーメイドに話を進んだ。
普通ならオーダーメイドは高額な金額が必要となる。
初め、少女は慌てて断ろうとした。
だが、ルーサーはそれを安い金額で作るからと無理やりだが強引に進めたのだ。


別に、どこかの誰かにその少女が重なったわけではない。
そう、その仕草に誘惑されたわけでも……。


「ほら、受け取れ」
「………………こ、これは」
「貫通の特性を生かした短剣、名称はジェナルだ。強度十分持たせた上で、初心者でも使いやすいように作ってみた」


自身の初めてとなる武器。
オーダーメイドの武器を新米ハンターが手にする事などそう滅多にない。
手渡された武器に少女はしばらく目を奪われていたが、そこで直ぐにルーサーの視線に気づき、慌てて金額の事を思い出す。


「あ、あの……お金っ」
「ああ、その事だけど………また今度でいい」
「なっ!? なな、何言ってるんですか!? そんなことって」


あまりの言葉に少女は声を荒げる。
だが、対してルーサーは、


「…………えーと、勘違いするなよ」
「え?」


その言葉に戸惑う少女。
ルーサーはそんな彼女の姿をどこかの誰かと重ねたように見つめ、小さく笑い、




「お前が一人前のハンターになってから…………それからで言いっていう意味だよ」




未来に期待を込めた、言葉。
自身の時や一人の少女を重ねるように、ルーサーはその言葉を贈る。
それは、ハンターとなる彼女に対してのエール。
店を出て、何度も感謝の礼を口にする少女。そんな彼女の後ろ姿をルーサーは思い出にふけるようにして見送るのだった。
これから待ち受ける至難の数々。
ハンターになるというのはそういう覚悟を持たなければならない。
だが、それでも、くじけそうになるその気持ちをずっと支えてくれる、そんな相棒になる武器を作ってあげたい。
それが、ルーサーが鍛冶師として………武器を作る、理由だった。






















一からの設計図からオーダーメイド作成まで丸一日を費やした。
鍛冶場に懸かりっきりだった為、カウンターに立つことすらできず今日の収入はゼロだ。
店の戸締りを終え、帰りの通りを歩くルーサー。久々の疲れに加え寝不足もあり、肩の重みを抜くように腕を回しながら、ふと空を見上げる。
夕日は落ち、空は数個の星が見える夜空に変わっている。あの後片づけやら何やらで多大な時間を使ってしまったのもあり、今の時間帯では通りを歩く人の姿もない。
というのも、正確な時間がありそれでいうなら現在の時間は夜の十一時。
夜風に髪が揺れ、さわやかな風が眠気を微弱ながら覚まさせる。
だが、大きな欠伸は本人の意思とは関係なく開く。
視界は揺れて、今にも気を抜くとそのまま道端で眠ってしまいそうだ。とはいえ、この後部屋に戻ったとしてもそのままベットに寝てしまうだろう。
体調不良で店を開けるぐらいなら明日の開店は止めとくか、と半分諦め気分でそんなことを思っていた。
その矢先のことだった。


「?」


視界の中、明かりのついた店の前でルーサーは足を止める。
いや、正確には店というよりもエプロン姿をした一人の少女と遭遇したため、歩くのを止めたのだ。


「おかえり。偉くおそかったのね」
「……悪いかよ」


明かりのついた店の前に立つのは今しがた仕事を終えた少女、町早美野里。
彼女が立つ、その後ろには一店の飲食店、マチバヤ喫茶店が建っている。だが、こんな遅い時間まで開店しているのかと尋ねられればそういうわけでもなく、どうやら店を閉めるためオープンと書かれた掛札をクローズに変える所だったらしい。
だが、ルーサーとしてはそれはいい、としてだ。


「………………」


何故だろう。
美野里から冷めきった視線を向けられる。
何ともいえない見えない圧力に圧され唾を呑み込むルーサーに対し、美野里は掛札を逆にした後で小さな溜め息を吐く。


「アンタ、また客に無料で武器作ったって?」


呆れた表情に加えての開口からの言葉。
一瞬驚きの表情を見せたルーサー。小さく咳き込みながら、その経緯をどこで知ったのか、その疑問を投げかける。


「な、何でお前が知ってんだよ?」
「さっき、店に来てた子が楽しそうに顔赤らめながら言ってたのよ」


ルーサーの店に訪れた少女はどうやらこの喫茶店の常連客だったらしい。
調理場で料理していた美野里は、その時たまたま店内で少女が友人とその話をしていたのを耳にしたのだ。
別に聞き耳を立てていたとかではないから、と美野里はその後で付け足すように言う。
対してルーサーはその問いを聞いた後で頭をかきながら小さく溜め息を吐く。
無料に近い、オーダーメイドを作ったことに関して、別に秘密にしていたわけではない。
だが、あまりそうベラベラと喋られては鍛冶師たちとの間で些細な問題が後から浮上するかもしれない。
また、今度会った時にクギでも差しとくか、とルーサーは考える。


「……………………」


それは、まぁ………いいとする。
だが、それよりも大きな問題なのは今目の前に立つ美野里だ。
例えオーダーメイドのことを知られたからとして、どうしてここまで冷たい視線を送られなければならない。


「な、なんだよ」
「……………べつに。……ただ、そうやって女の子と仲良くなるんだなぁ、って」
「……………………はぁ!?」


一瞬、何を言われたのかわからなかった。
だが、しだいに彼女の言葉が鮮明に脳内を駆け巡り、さらに凄い…………冷たい視線が飛んでくる。
思いもよらない言葉に驚きはしたが、それでも………、と冷や汗を流すルーサーは慌てて弁解の言葉を言おうとした。
だが、そこで美野里は顔を背けながら言う。


「………嘘よ」


慌てる彼を見つめる美野里は小さな溜め息を吐く。
ルーサーの性格は知り合ってから長く経ち、言われなくても十分理解してもいた。例え、こんな指摘をしたからといって、彼の性格が百八十度変わるわけがない。
だが、数時間前の店内で楽しそうにルーサーのことを語る少女。その話を聞いて美野里は、少しだけ…………本当に少しだけ意地悪をしたくなったのだ。


「……………」


結果、普段からは見られない慌てた彼の顔を拝めた。
彼女の反応に気まずい顔を見せるルーサーに対し、美野里は口元を緩ませ性格上からロクな食事しか取ってないだろう彼に対し、笑いながら言った。


「その様子じゃ何も食べてないんでしょ? ご飯食べてく?」
「…………………おう」


一方的にからかわれただけだった。
どうにも納得がいかない表情を見せるルーサーだったが、それでも美野里に進められるまま喫茶店の中へと入って行く。


彼自身気づいているかわからない。
こうして、たまに話、たまに喧嘩もする。
その一時一時の時間。色々なことがあった後にやってくる彼女の笑顔。それを見れることが唯一の彼にとっての安らぎなのだ。
だからこそ、ルーサーはいつ何時も心の中で望む。
こうして流れていく、この平穏な日常が、……………長く続いてくれることを。














「で、結局。あの子とはどういう関係なの?」
「おまっ、まだ疑ってるのか!?」
「だって女の子だし、可愛らしい子だったから……………………本当にイヤらしい気持ちとかないんでしょうね?」
「だから違うって言ってんだろっ!?」
「……………………本当かなぁ」






























ルーサーを店内に呼び、食事と談話を共にしてかれこれ一時間程が経過した。
食器を流しに持って行く美野里の目の前、


「……………………」


カウンター前で安心しきったような顔で眠りにつくルーサーの姿がそこにはあった。
ロクに食事をとってなかった分、軽く三人前分の量を食い上げた。そして、満腹になった気の緩みから睡魔に負けたらしい。
小さく溜め息を吐く美野里は洗い物を終えると、そんな彼の背中に私室から持ってきた毛布を上から掛ける。
数時間前に聞いた店内での会話から察するに、今回のオーダーメイドに結構な時間を掛けたのだろう。
店の外であった時も、前を歩く彼の動きはどこか遅く普段との違いは何となくだが分かっていた。


「……………………」


時間は夜の十二時を越え、次の朝となっている。
静寂が訪れる店内の中、そこに静かな寝息が聞こえてくる。
美野里はルーサーの隣、椅子に腰かけ安らかに眠る彼を顔を見つめながら小さく唇を紡んだ。
何をふと思い出したかのように、その頬は薄らと赤みを帯びる。
そして、美野里はこの店内。
数時間前に店内で話された会話の内容を思い出す。








『あ、あの………』
「?」


調理場で次の料理に手を掛けていた美野里は不意に席についていた少女から声を掛けられた。
その少女の腰には新品に近い短剣が納められ、今まで聞こえていた会話の内容からしてルーサーにオーダーメイドを作ってもらった本人だと思われる。
美野里は魚料理をフライパンで焼いていたが、その焼き加減から後は余熱でいけるだろうと火を消し蓋を乗せる。
そして、周りにいる友人に何やら言われていた少女は顔を赤らめながら、まるで勇気を振り絞ったかのようにして、言った。


『み、美野里さんはルーサーさんの彼女さんなんですか!』
『………………………………え?』




突然と少女の言葉。
思わず手に持った端を床に落とし、固まってしまった。
そして、その場の空気もそれに応じて静寂になってしまう。
美野里はそれからして一体何を言われたのか、頭の中で少女の言葉を復唱する。
そして、次の瞬間。


「!?!!?!?」
『?』
「ん、なななっつ、何言ってるのよ!?」


質問の内容を理解した美野里は顔一面を真っ赤にさせ、慌てた口ぶりで声を上げる。
その声の大きさから、周りが見えていないのは明白だ。


「あ、アイツとはそういうんじゃなくて、だからッ、えっと、……………そそそ、そう! ただの腐れ縁! 腐れ縁だから!! 付き合ってるとか、恋人とか、そういうんじゃ、ななないんだから!!」
『……………………』
「ホントだから! 嘘じゃないし!!?」


その言い方は、既に彼女の本心を言ってしまっているようなものだった。
店内にいる常連客たちは、慌てふためく彼女の様子を眺め、小さく笑いながら驚く素振りも見せず食事をとる。
まるでその光景を何度も見て知っているかのような反応だった。
少女は周りの様子から、何かを察したのか小さく顔を伏せる。目から滴を流していたわけでもなく、まして怒りを抱いていたわけでもない。
ただ、少しショックもある。
それでも少女は、


『えっと…………その、がんばってください』
「いや、だからって、なな、何がっ!?」
『多分、大丈夫だと思うので』
「えええええ、っと。だから、何がっ!?」


まるでこちらが子供でもあるかのように、あの後も少女から優しい顔を向けられてしまった。
今思い出しても恥ずかしさで悶えてしまいそうになる。
美野里は顔を両手で覆い隠しながら、いつだろうか昔、妹に見せられた恋愛漫画のような展開を思い出す。
まるで、あれと同じようなやり取りをしてしまっているのではないかと、


「……………………」


美野里は傍で眠りにつくルーサーを若干イラッとしながら見つめ、だが同時にまだ一年いったかどうかわからない短い付き合いだということを思い出す。
そして、そんな何の夢をみているかわからない安心しきったルーサーの顔に対し、美野里は小さな声で呟く。




「………ばか」




小さく呟き、その後に溜め息が続く。
しかし、その時の美野里の表情は恥ずかしさもあったが、それに付けたすようにしてどこか嬉しそうでもあった。
そして、美野里は願う。
何も変わらない。
こんな日常がいつまでも続いてくれる………ということ。









コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品