普通の学校に通うちょっと普通じゃない(性格が)高校生たちの恋愛日常

澪燈

8

にしてもそうか…俺は顔に出やすいのか…
とぼとぼと購買に向かいながら考える

「まさか顔に出やすすぎてクラス中から言われるとは思ってなかった」

あれはまじですごかった、うん
クラス全員がぴったり声そろえてたからね
ちょっと引いた

「…まぁこんなことで悩んでても仕方ねぇか、今は飯だ飯」

「あ、大雅くん」

「んお?なんだ光か」

「なんだってなんだよぅ」
「あ!今日お弁当作ってきたんだ!一緒に食べない…?」


…お前そこは違うだろおおお…
そこはあれじゃないのか?!委員長がお弁当作ってきてくれて的な流れじゃないんか?!
現実はラノベじゃないってか知ってるよちくしょおおおおおおお

「た、大雅くん…?どうしたの…?」

「い、いやなんでもない」

中学で幼馴染から恋心寄せられてたあのド鈍感馬鹿野郎は今頃何してんのかなぁ…

「何考えてるのよ、一色君」

「うおおおおおおおあ委員ちょ…「舞姫よ?」うがなんでええええいいいだだだだだ」

痛い痛い痛い痛いっ?!
こんな細い体のどこにこんな力があああああ
あ?

「ほ、細いとか照れるわ?」

だから

「心を読むなよおおおおおおおおお!!!!」




…to be continued............

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