ワルフラーン ~廃れし神話
滅びなき繁栄の世界
終わりなき世界の末路は碌なモノじゃない。終わりが無いから全てが減らない、始まるばかりで終わらない。それは正に永久の一ページ。捲っても捲っても始まるばかりで一向に終わらない本の様なモノ。それは天上の楽園か、はたまた冥府魔道に連なる地獄か。
否、天下の最果てにありし極楽の間違いである。ナイツ達の目に映った光景は、この世の栄華を極めたとも言うべき程の輝かしい黄金に彩られていた。見る事すら憚られそうな輝きとは正にこの事であり、ナイツの大半は直ぐに目を逸らした。目が痛い。こんな世界を歩く人間の気が知れない。その中で目を逸らさなかった数少ない一人、ユーヴァンは、一見して平穏に紡がれた世界に機嫌を良くした様子で両手を広げた。
「『死』の無い世界とは、いやはや、初めて見たが! ここまで素晴らしいモノだとはな!」
「気に入ったのか? 俺は気に食わないけどな、この世界。生きてる感じがしない」
「……同感ですね。黄金で誤魔化されていますが、この世界には影しかない。こんなの、世界とは呼べません」
黄金都市を行き交う人々は微笑み合っているが、その動きは機械的で何処か非現実性を感じる。争いが全く起きなければ犯罪が起きる事も無く、何処かの誰かが口喧嘩をしている訳でも無い。街に居る誰もが仲良しで、比べ合う事も、悪ふざけ的に相手をを罵る事も無い。只々、眼下に広がる街は明るかった。それは素晴らしい。とても素晴らしい事だが、その素晴らしさを知る自分達だからこそ、容易にその状態が続いている街には違和感を持たざるを得なかった。
これが執行者によって壊された世界の一つだと言うのか。こんな腐り切った世界が、終わりが無くなった事で現状が究極となり、成長する事が無くなってしまった世界が。ユーヴァンは見たままの世界に感動したのだろうが、これはそんな高貴な状態では無い。むしろ最底辺をぶち抜いた先にある―――知性を持った生物が絶対に辿り着いてはいけない領域だ。
フィージェントは足元に転がっていた石を拾い上げて、握り潰そうと力を込める。が、石はピクリとも壊れる様子を見せなかった。続いて破壊の権能を込めて握り込むと、今度は砂を潰したかのようにすっと崩れた。案の定、鉱物等の非生物にも『死』は無くなっているようだ。
……気持ち悪い。
「アル、様。何処」
「それは俺にも分からない。あんな街中に先生が居る訳ねえだろうし、かといって何処にいるかは指定出来ない。情報収集が出来るかどうかは分からないが、取り敢えず街に降りた方が良いかもな。ああ、さっきも言った通り、多分侵入には気付かれてる。一人になったら各個撃破されて詰むから、絶対にはぐれるんじゃないぞ」
「言われるまでもないん。それでは、降りるとしようか」
ナイツは全部で四人、自分を合わせれば五人か。二人組で分けようにも数字が奇数では……あれ。
「エリはまだ来てないのか?」
十歩以上離れるなと言ったのだが、十歩と言わず一世界離れてしまった様だ。どうしたモノかと考えていると、今度はファーカが声を上げた。
「チロチンも居ないんだけどッ」
まだまだ交流が浅いせいで顔と名前が一致しないが、覚えている姿から消去法で探していけば容易に探し当てられる……チロチンとは『烏』の事か。確かにエリと同じで姿が見えない。まさかそんな事があり得る筈も無いが、自分達がこちらの世界に入った瞬間に襲われたのではないか。もしもそうだったのなら、彼女に勝ち目はない。幾ら玉聖槍を持っていると言ったって、そもそもの地力が違い過ぎる。真面目に戦った所で数秒も持たないだろう。
急いで戻ろうとすると、フィージェントの目の前に魔力が落下。数秒間はその光に阻まれて姿を見る事は出来なかったが、その魔力量からどちらであるのかは直ぐに分かった。
「遅れました……済みません。十歩以上離れるなと言われたばかりなのに」
「いや、気にしなくていい。無事だったのなら何よりだ。それよりチロチンとやらはどうした」
「残るそうです。何でも、自分しか守れない人がいるそうで」
それは彼やアルドの隣でずっと保護されていたあの少女の事だろう。あちらの事情は分からないが、アルドが居ないのなら彼がその判断をするのも無理はない。あの少女が彼にとってどれ程大切な存在なのかは、他人ながら良く分かっているつもりだ……それについては、勝手に能力を借りた事を謝ろう。
しかし意図してかせずか、ナイツが四人と自分達で二人。丁度二人一組で動ける人数に分かれる事が出来る様になった。組み合わせについて仕切るのも悪いので放置しておくが、アルドの忠臣という事であれば常に組んでいる存在が居る筈。自分ないしはエリと組む事になった際に不機嫌になられて非常に困る問題は、これにて無事に解決した。それもこれも、彼が残る事を選んだからだ。
主が危機に陥っている事を知っても尚助けに向かわない彼は、部下としては最低だが男としては最高である。只キリの良い人数になっただけでここまで褒めちぎるのもおかしな話だが、自分は彼を称えよう。彼こそは真の男であり、たとえその行動について是非が問われようとも、彼の行動は間違いなく正しいモノだ。
立場に揺らがず、自分がするべき事をきちんと把握する。それはきっと、友人でありながら部下であるという歪んだ立場を持つナイツだからこその判断かもしれないが、実に賢明な判断だ。ここにアルドが居たとしても、事情が分かれば自分と同じ思いを抱いただろう。
あの人はかつて言っていた。『男には、あらゆる道理を捻じ曲げてでも守らなくてはならない存在が生まれる』のだと。チロチンにとってのそれはきっとあの少女。あの少女こそは彼の守らなくてはならない存在。彼が守る事で幸せになれる存在。
そんな存在を守る行動に出た彼に、一体誰がケチを付けられようか。ナイツの方に目配せすると、約一名複雑な面持ちで拳を作っている存在が居たが、それでも決して文句を言う事は無かった。
「それじゃあ降りようか。先生を助けなきゃこの闘いはどっちにしろ負けだ。早い所見つけないとな」
こうして間近で黄金を見ると、この世界を訪れた時以上に目が痛い。良くこんな輝きの中でまともに生活が出来るモノだと思っていたが、ようやく気付いた。行き交う人々からは視覚が失われている事に。それであれば確かに、どれ程目に痛くたって関係ない。全く素晴らしい話だ、お蔭でこちらの格好がこの世界にそぐわなくたって、誰にも気づかれない。
「ほえー! 何もかもピカピカなんだな!」
ユーヴァンの言う通り、この街にあるモノはすべからくピカピカだ。地面も、建物も、一部の人さえも、極めつけは食べ物さえも。彼の表現に合わせたので分かりづらくなってしまったが、ピカピカとは黄金色の事である。
「こんなモノ、食べられそうにないんな」
「貴方は食べる必要が無いでしょう? 『骸』なんですから」
「斬、リ……ら、ソウ」
そこで再び気付いたが、行き交う人々からは聴覚が失われている。それであれば確かに、どれ程世界違いな話が周りから聞こえたって関係ない。全く素晴らしい話だ。お蔭で怪しまれない様にする必要が無くなった。聴覚が失われているのなら、何をどんな大声で話していたって関係ない―――
…………何かおかしいな。
目も耳も効かない。ではこの喧騒は一体何処から聞こえてくると言うのだ。よくよく意識を集中させて聞いてみると、喧騒は一切聞こえなくなった。
「は?」
意識が再び周囲に散ると、また元の喧騒が聞こえてくる。もう一度耳を澄ますと、またも喧騒は聞こえなくなる。………………何だ、これは。訳が分からない。
権能で精神を保護してから意識を研ぎ澄ませると、今度は周囲を行き交っていた人々の姿が見えなくなった。幻術の類だろうか、今度はナイツの姿も見えなくなってしまった。確認の為に全てを解除すると、また元の喧騒と共に人々の姿が―――戻らなかった。
「…………フォフォフォ。捕らえたぞい、生気に満ちし若者よ」
代わりに見えるようになったのは真っ黒いローブを羽織った老人一人だけ。それと同時にフィージェントは、自分が知らず知らずの内に幻術に掛けられていた事に気が付いた。そして絶対にはぐれるなと言った自分が、真っ先に引き離された事に気が付いた。
自分がこの様子では、恐らく他のナイツ達も同じように個別で引き離されたのだろう。まだ二人一組に分かれてすらいないのに、こんなに早く接触してくるなんて。
「……ああもう、容赦ねえんだなお前等ってッ!」
『鞘』から弓を取り出した瞬間、老人の瞳が極彩色に輝いた。
否、天下の最果てにありし極楽の間違いである。ナイツ達の目に映った光景は、この世の栄華を極めたとも言うべき程の輝かしい黄金に彩られていた。見る事すら憚られそうな輝きとは正にこの事であり、ナイツの大半は直ぐに目を逸らした。目が痛い。こんな世界を歩く人間の気が知れない。その中で目を逸らさなかった数少ない一人、ユーヴァンは、一見して平穏に紡がれた世界に機嫌を良くした様子で両手を広げた。
「『死』の無い世界とは、いやはや、初めて見たが! ここまで素晴らしいモノだとはな!」
「気に入ったのか? 俺は気に食わないけどな、この世界。生きてる感じがしない」
「……同感ですね。黄金で誤魔化されていますが、この世界には影しかない。こんなの、世界とは呼べません」
黄金都市を行き交う人々は微笑み合っているが、その動きは機械的で何処か非現実性を感じる。争いが全く起きなければ犯罪が起きる事も無く、何処かの誰かが口喧嘩をしている訳でも無い。街に居る誰もが仲良しで、比べ合う事も、悪ふざけ的に相手をを罵る事も無い。只々、眼下に広がる街は明るかった。それは素晴らしい。とても素晴らしい事だが、その素晴らしさを知る自分達だからこそ、容易にその状態が続いている街には違和感を持たざるを得なかった。
これが執行者によって壊された世界の一つだと言うのか。こんな腐り切った世界が、終わりが無くなった事で現状が究極となり、成長する事が無くなってしまった世界が。ユーヴァンは見たままの世界に感動したのだろうが、これはそんな高貴な状態では無い。むしろ最底辺をぶち抜いた先にある―――知性を持った生物が絶対に辿り着いてはいけない領域だ。
フィージェントは足元に転がっていた石を拾い上げて、握り潰そうと力を込める。が、石はピクリとも壊れる様子を見せなかった。続いて破壊の権能を込めて握り込むと、今度は砂を潰したかのようにすっと崩れた。案の定、鉱物等の非生物にも『死』は無くなっているようだ。
……気持ち悪い。
「アル、様。何処」
「それは俺にも分からない。あんな街中に先生が居る訳ねえだろうし、かといって何処にいるかは指定出来ない。情報収集が出来るかどうかは分からないが、取り敢えず街に降りた方が良いかもな。ああ、さっきも言った通り、多分侵入には気付かれてる。一人になったら各個撃破されて詰むから、絶対にはぐれるんじゃないぞ」
「言われるまでもないん。それでは、降りるとしようか」
ナイツは全部で四人、自分を合わせれば五人か。二人組で分けようにも数字が奇数では……あれ。
「エリはまだ来てないのか?」
十歩以上離れるなと言ったのだが、十歩と言わず一世界離れてしまった様だ。どうしたモノかと考えていると、今度はファーカが声を上げた。
「チロチンも居ないんだけどッ」
まだまだ交流が浅いせいで顔と名前が一致しないが、覚えている姿から消去法で探していけば容易に探し当てられる……チロチンとは『烏』の事か。確かにエリと同じで姿が見えない。まさかそんな事があり得る筈も無いが、自分達がこちらの世界に入った瞬間に襲われたのではないか。もしもそうだったのなら、彼女に勝ち目はない。幾ら玉聖槍を持っていると言ったって、そもそもの地力が違い過ぎる。真面目に戦った所で数秒も持たないだろう。
急いで戻ろうとすると、フィージェントの目の前に魔力が落下。数秒間はその光に阻まれて姿を見る事は出来なかったが、その魔力量からどちらであるのかは直ぐに分かった。
「遅れました……済みません。十歩以上離れるなと言われたばかりなのに」
「いや、気にしなくていい。無事だったのなら何よりだ。それよりチロチンとやらはどうした」
「残るそうです。何でも、自分しか守れない人がいるそうで」
それは彼やアルドの隣でずっと保護されていたあの少女の事だろう。あちらの事情は分からないが、アルドが居ないのなら彼がその判断をするのも無理はない。あの少女が彼にとってどれ程大切な存在なのかは、他人ながら良く分かっているつもりだ……それについては、勝手に能力を借りた事を謝ろう。
しかし意図してかせずか、ナイツが四人と自分達で二人。丁度二人一組で動ける人数に分かれる事が出来る様になった。組み合わせについて仕切るのも悪いので放置しておくが、アルドの忠臣という事であれば常に組んでいる存在が居る筈。自分ないしはエリと組む事になった際に不機嫌になられて非常に困る問題は、これにて無事に解決した。それもこれも、彼が残る事を選んだからだ。
主が危機に陥っている事を知っても尚助けに向かわない彼は、部下としては最低だが男としては最高である。只キリの良い人数になっただけでここまで褒めちぎるのもおかしな話だが、自分は彼を称えよう。彼こそは真の男であり、たとえその行動について是非が問われようとも、彼の行動は間違いなく正しいモノだ。
立場に揺らがず、自分がするべき事をきちんと把握する。それはきっと、友人でありながら部下であるという歪んだ立場を持つナイツだからこその判断かもしれないが、実に賢明な判断だ。ここにアルドが居たとしても、事情が分かれば自分と同じ思いを抱いただろう。
あの人はかつて言っていた。『男には、あらゆる道理を捻じ曲げてでも守らなくてはならない存在が生まれる』のだと。チロチンにとってのそれはきっとあの少女。あの少女こそは彼の守らなくてはならない存在。彼が守る事で幸せになれる存在。
そんな存在を守る行動に出た彼に、一体誰がケチを付けられようか。ナイツの方に目配せすると、約一名複雑な面持ちで拳を作っている存在が居たが、それでも決して文句を言う事は無かった。
「それじゃあ降りようか。先生を助けなきゃこの闘いはどっちにしろ負けだ。早い所見つけないとな」
こうして間近で黄金を見ると、この世界を訪れた時以上に目が痛い。良くこんな輝きの中でまともに生活が出来るモノだと思っていたが、ようやく気付いた。行き交う人々からは視覚が失われている事に。それであれば確かに、どれ程目に痛くたって関係ない。全く素晴らしい話だ、お蔭でこちらの格好がこの世界にそぐわなくたって、誰にも気づかれない。
「ほえー! 何もかもピカピカなんだな!」
ユーヴァンの言う通り、この街にあるモノはすべからくピカピカだ。地面も、建物も、一部の人さえも、極めつけは食べ物さえも。彼の表現に合わせたので分かりづらくなってしまったが、ピカピカとは黄金色の事である。
「こんなモノ、食べられそうにないんな」
「貴方は食べる必要が無いでしょう? 『骸』なんですから」
「斬、リ……ら、ソウ」
そこで再び気付いたが、行き交う人々からは聴覚が失われている。それであれば確かに、どれ程世界違いな話が周りから聞こえたって関係ない。全く素晴らしい話だ。お蔭で怪しまれない様にする必要が無くなった。聴覚が失われているのなら、何をどんな大声で話していたって関係ない―――
…………何かおかしいな。
目も耳も効かない。ではこの喧騒は一体何処から聞こえてくると言うのだ。よくよく意識を集中させて聞いてみると、喧騒は一切聞こえなくなった。
「は?」
意識が再び周囲に散ると、また元の喧騒が聞こえてくる。もう一度耳を澄ますと、またも喧騒は聞こえなくなる。………………何だ、これは。訳が分からない。
権能で精神を保護してから意識を研ぎ澄ませると、今度は周囲を行き交っていた人々の姿が見えなくなった。幻術の類だろうか、今度はナイツの姿も見えなくなってしまった。確認の為に全てを解除すると、また元の喧騒と共に人々の姿が―――戻らなかった。
「…………フォフォフォ。捕らえたぞい、生気に満ちし若者よ」
代わりに見えるようになったのは真っ黒いローブを羽織った老人一人だけ。それと同時にフィージェントは、自分が知らず知らずの内に幻術に掛けられていた事に気が付いた。そして絶対にはぐれるなと言った自分が、真っ先に引き離された事に気が付いた。
自分がこの様子では、恐らく他のナイツ達も同じように個別で引き離されたのだろう。まだ二人一組に分かれてすらいないのに、こんなに早く接触してくるなんて。
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