ワルフラーン ~廃れし神話
主の危機を臣下は知らず
黙っておいてくれと言われたにも拘らず、バラしてしまった自分の何と情けない事か。忠義や虚言を抜けばアルドのせいなのだが、自分の実力不足はそれを言い訳にする事が出来ない。もう少し口が上手ければこんな事をせずともナイツを動かす事は出来ただろうに、それを無理と断じてしまったせいで第三切り札を他のナイツに披露、そしてそれを使ってアルドとの約束を破ってしまった。動かす為に仕方なかったとはいえ……反省だ。
「これ、本当なの?」
「昨夜私がアルド様と話した言葉の全てだ。偽りはない」
多少の改竄すらしていない。何せこれは世界から抽出した記憶なのだから。
「それよりもここは何処だ? 地下室の様だが……貴様、アルド様と何処へ居たのだん」
「それは言えない。リーナを寝かせているからな、お前達が襲うとかそういう事を危惧している訳では無く、仮にこの会話を何者かが……彼女に付き纏っている存在が聞いていた場合、被害が及ぶ可能性があるだけだから勘弁してくれ」
この辺りについて、ルセルドラグ以外のナイツはしっかり理解を示してくれていたようで、ファーカは苦笑いを浮かべながらルセルドラグが居る(と思わしき)方向を見据えていた。ユーヴァンは珍しく普通の調子で「当然だなッ」と頷いている。
「ともかく、私はアルド様にこの後の指揮を任されている。同期の私に上へ立たれる事を少なからず不快に思う奴は居ると思うが、その想いは少しの間だけ堪えてもらいたい。分かってくれよ、ルセルドラグ」
「…………アルド様より命を預かっているのであれば仕方あるまいん。先程の会話の通りに事を運べば良いのだな?」
「ああ。とにかく大陸中の村を巡ってくれ。大半は『住人』に殺されていなくなってるだろうけど、絶対に十数人は居る筈だ……そうだな。私とユーヴァンは北と南を手分けする。ファーカは東、ルセルドラグとディナントは西へ行ってくれ。出来るなら全力で」
ファーカを一人で行かせた理由は色々あるが、主に彼女を思う存分戦わせる為である。行った村に人間が居ないとは、裏を返せば『住人』で溢れ返っているという事でもあるので、彼女にとっては中々出会えない狩場となる。闘技街ではそれなりに満足した戦いをしたようだが、もっと満足させておけばいざという時に動かしやすい。ディナントは……ヴァジュラの代わりになるとは思えないが、彼の手綱を引く役である。
即興で思いついた割り振りだったが、この振り方に文句を言う者は存在しなかった。
「フェリーテが居ればアイツを連絡役にしたんだが、居ないのなら仕方がない。一時間後、改めてここに集合だ。忘れるなよ」
全員の顔を一度見回してから、チロチンは空高く飛び上がった。己の失態は成果で上塗りするのが基本だ。そういう訳だから今回の生贄収集、自分は何としても活躍しなければならない。殺傷に特化した他のナイツに後れを取る筈は無いのだが、ここは一つ、諜報係の真の力を見せる時が来たようだ。
上空から飛び込む村を選べる『烏』という魔人の特性は、こういう場面において非常に重宝する。人の姿が見えない村は無視。見えた村のみ降り立ちて、適当に『住人』を撃退。隙を見て人間を連れ出して上空へと舞い戻り、そこで気絶させる。酸欠で死なれても困るので、この時魔術で保護する事を忘れてはならないが、こんな方法で人間をかき集める事が出来るのはチロチンだけである。ユーヴァンは飛べこそするが、その飛行機能はこちらと比べると機動性に一歩欠ける。彼が得意なのはどちらかと言うと滞空で、こちらが滑空。『竜』と『烏』は共に翼を持っているが、種族が違えば翼の使用用途も違う訳で、やはりこちらの唯一性は揺らがない。
「は、離せこのバケモ……ぐッ!」
「黙れ。少し眠ってろ」
こんな作業を続けている内に、あの恩知らず共は幾分マシな方だったのだという事を理解した。先程から助けてみれば、やれ化け物だ、やれ真っ黒い奴隷だとか、やれ魔物だとか……いよいよ下等種族とすら呼ばれなくなったのは本来良い事である筈なのに、何故だろう。段々と苛立ちが募ってきた。
「離してよこの変態……ねえ、ちょ―――かはッ!」
「……黙れと言っているのが分からないのか」
男性も女性も関係ない。友人作りにおいて一番効率的なのは共通の敵を作る事であると同様に、魔人差別においては男性も女性も子供も大人も関係ない。誰もがこちらを見下して、侮辱して、時には価値すら見出そうとしない。
「おいこら魔人! 早く俺を安全な所まで連れて行きやがれッ。何してんだ遅い……」
「…………赦せとは言わない。死ね」
「―――え」
だからたまに、殺してしまう。うっかり、事故で。その場合、天空より追放された人の身は有り余る衝撃を全身に受けて死亡するのだが、その死に顔の何とおかしな事か。今現在は死体になって、つい数分前は不死の存在に囲まれていたというのに、何故か死亡した人間の殆どが自分の死を想像していなかったような顔をしているのである。全く不思議な話もあるものだ。自ら救いの手を離すような行いをした癖に、助けてもらえると思っていたらしい。
これが安全な所から文句ばかり垂れ流している癖に一向に何もやろうとしない存在の末路なのだろうか。そう思ったら何だか惨めに思えてきたが、こんな死体何かに思考を割いている時間が無い事を思い出して、チロチンは再び飛び立つ。アルドに収集を命じられているのは生きている人間だ。死んでしまった肉の塊何ぞに用はない。
次に降りるべき村を見つけたので、単純作業を消化する程度の気負いでチロチンはそこに降り立つ。それが安易な決断だったと後悔したのはそれから程なくしての事だった。
確かにそこに人間は居て、当然『住人』も居るのだが、今までと比べると一つだけ違っている事があった。
「……あ? 何だあ、てめえ」
肩に担がれている大槌は、とてもとても人類種が持って良いような大きさでは無かった。岩塊をそのまま先端に取り付けたような武骨さ、それを軽々と持ち上げる膂力に説得力を与えている強靭な肉体。さながら分厚い城壁のような肉体は、人間の放つちんけな技を何一つとして通す様子を見せなかった。
「う、嘘だろ……こいつ、何者だよ!」
チロチンに注意を向けている隙に仕留めようというのが、この村に居る人間―――恐らく冒険者だろう―――の考えだった。だがその鋭い刺突が男の肉体を刺し貫く事は無く、それどころかただ武器を破損するだけの結果に終わってしまった。男を介して冒険者が嘆いている様子が見て取れるが、それでも男が冒険者に注意を向ける事は無かった。
―――こいつ。
あの冒険者はそこそこの実力を持っている筈なのだが(ツェート以上は確実だと思っている)、そんな人間が全く歯の立たない相手となると……今まで通りの単純作業という訳には行かない様だ。
「私は魔王軍精鋭、カテドラル・ナイツの『烏』だ。貴様は一体?」
「ああん? 何でそんな問いに答えなくちゃならねえんだよ。男は拳でしか語れねえっての、知んねえのか?」
「……私は武闘派な存在ではなくてな。申し訳ない」
「はあ? 嘘で隠そうたってそうはいかねえぞ。お前、強えだろ?」
「だから私は―――ッ!」
諜報係は情報を少しでも多く集める為、情報体を抜け目なく観察しなければならない。予告も脈絡も無しに放たれた不意打ちをとっさに躱せたのは、そのお蔭だろう。その巨大な腕越しに見える男の顔は、いつぞやのファーカの如く血に飢えていた。
「ほら強え。自分を誤魔化さなくたっていいんだぜ、『烏』。ここの村ん奴らはこれで死んだ。だがお前は死ななかった―――」
伸びきった腕が拳を形作り裏拳へ移行。男が行動に移るより前にそれを察したチロチンは、全力で屈んで懐へ肉迫。最適な角度で掌底を繰り出すが、効いた様には見えなかったので『隠世の扉』を緊急発動させて退避。一歩では詰められない程度の間合いを取った。
「やるじゃねえかあ! だが、もう一歩足りなかったようだな」
「……」
いつの間にかチロチンの左腕には、誤魔化しようのない切り傷が刻み込まれていた。完璧に躱したと思っていたのだが、一体いつ。いやそもそも、大槌を獲物にどうやって切ったのかが分からない。
「……へッ。お前が相手だったら少しくらいは面白そうじゃねえの。なあ『烏』よ? 他の雑魚みてえに、簡単に死ぬんじゃねえぞ?」
こんな感覚を味わったのはいつ以来だろうか。死を予感しているかのような動悸といい、全身から滲み出る冷や汗といい。
―――他の奴等は何の問題も無ければいいんだが。
男の脚力が爆発すると同時に、チロチンは『隠世の扉』を発動させた。
「これ、本当なの?」
「昨夜私がアルド様と話した言葉の全てだ。偽りはない」
多少の改竄すらしていない。何せこれは世界から抽出した記憶なのだから。
「それよりもここは何処だ? 地下室の様だが……貴様、アルド様と何処へ居たのだん」
「それは言えない。リーナを寝かせているからな、お前達が襲うとかそういう事を危惧している訳では無く、仮にこの会話を何者かが……彼女に付き纏っている存在が聞いていた場合、被害が及ぶ可能性があるだけだから勘弁してくれ」
この辺りについて、ルセルドラグ以外のナイツはしっかり理解を示してくれていたようで、ファーカは苦笑いを浮かべながらルセルドラグが居る(と思わしき)方向を見据えていた。ユーヴァンは珍しく普通の調子で「当然だなッ」と頷いている。
「ともかく、私はアルド様にこの後の指揮を任されている。同期の私に上へ立たれる事を少なからず不快に思う奴は居ると思うが、その想いは少しの間だけ堪えてもらいたい。分かってくれよ、ルセルドラグ」
「…………アルド様より命を預かっているのであれば仕方あるまいん。先程の会話の通りに事を運べば良いのだな?」
「ああ。とにかく大陸中の村を巡ってくれ。大半は『住人』に殺されていなくなってるだろうけど、絶対に十数人は居る筈だ……そうだな。私とユーヴァンは北と南を手分けする。ファーカは東、ルセルドラグとディナントは西へ行ってくれ。出来るなら全力で」
ファーカを一人で行かせた理由は色々あるが、主に彼女を思う存分戦わせる為である。行った村に人間が居ないとは、裏を返せば『住人』で溢れ返っているという事でもあるので、彼女にとっては中々出会えない狩場となる。闘技街ではそれなりに満足した戦いをしたようだが、もっと満足させておけばいざという時に動かしやすい。ディナントは……ヴァジュラの代わりになるとは思えないが、彼の手綱を引く役である。
即興で思いついた割り振りだったが、この振り方に文句を言う者は存在しなかった。
「フェリーテが居ればアイツを連絡役にしたんだが、居ないのなら仕方がない。一時間後、改めてここに集合だ。忘れるなよ」
全員の顔を一度見回してから、チロチンは空高く飛び上がった。己の失態は成果で上塗りするのが基本だ。そういう訳だから今回の生贄収集、自分は何としても活躍しなければならない。殺傷に特化した他のナイツに後れを取る筈は無いのだが、ここは一つ、諜報係の真の力を見せる時が来たようだ。
上空から飛び込む村を選べる『烏』という魔人の特性は、こういう場面において非常に重宝する。人の姿が見えない村は無視。見えた村のみ降り立ちて、適当に『住人』を撃退。隙を見て人間を連れ出して上空へと舞い戻り、そこで気絶させる。酸欠で死なれても困るので、この時魔術で保護する事を忘れてはならないが、こんな方法で人間をかき集める事が出来るのはチロチンだけである。ユーヴァンは飛べこそするが、その飛行機能はこちらと比べると機動性に一歩欠ける。彼が得意なのはどちらかと言うと滞空で、こちらが滑空。『竜』と『烏』は共に翼を持っているが、種族が違えば翼の使用用途も違う訳で、やはりこちらの唯一性は揺らがない。
「は、離せこのバケモ……ぐッ!」
「黙れ。少し眠ってろ」
こんな作業を続けている内に、あの恩知らず共は幾分マシな方だったのだという事を理解した。先程から助けてみれば、やれ化け物だ、やれ真っ黒い奴隷だとか、やれ魔物だとか……いよいよ下等種族とすら呼ばれなくなったのは本来良い事である筈なのに、何故だろう。段々と苛立ちが募ってきた。
「離してよこの変態……ねえ、ちょ―――かはッ!」
「……黙れと言っているのが分からないのか」
男性も女性も関係ない。友人作りにおいて一番効率的なのは共通の敵を作る事であると同様に、魔人差別においては男性も女性も子供も大人も関係ない。誰もがこちらを見下して、侮辱して、時には価値すら見出そうとしない。
「おいこら魔人! 早く俺を安全な所まで連れて行きやがれッ。何してんだ遅い……」
「…………赦せとは言わない。死ね」
「―――え」
だからたまに、殺してしまう。うっかり、事故で。その場合、天空より追放された人の身は有り余る衝撃を全身に受けて死亡するのだが、その死に顔の何とおかしな事か。今現在は死体になって、つい数分前は不死の存在に囲まれていたというのに、何故か死亡した人間の殆どが自分の死を想像していなかったような顔をしているのである。全く不思議な話もあるものだ。自ら救いの手を離すような行いをした癖に、助けてもらえると思っていたらしい。
これが安全な所から文句ばかり垂れ流している癖に一向に何もやろうとしない存在の末路なのだろうか。そう思ったら何だか惨めに思えてきたが、こんな死体何かに思考を割いている時間が無い事を思い出して、チロチンは再び飛び立つ。アルドに収集を命じられているのは生きている人間だ。死んでしまった肉の塊何ぞに用はない。
次に降りるべき村を見つけたので、単純作業を消化する程度の気負いでチロチンはそこに降り立つ。それが安易な決断だったと後悔したのはそれから程なくしての事だった。
確かにそこに人間は居て、当然『住人』も居るのだが、今までと比べると一つだけ違っている事があった。
「……あ? 何だあ、てめえ」
肩に担がれている大槌は、とてもとても人類種が持って良いような大きさでは無かった。岩塊をそのまま先端に取り付けたような武骨さ、それを軽々と持ち上げる膂力に説得力を与えている強靭な肉体。さながら分厚い城壁のような肉体は、人間の放つちんけな技を何一つとして通す様子を見せなかった。
「う、嘘だろ……こいつ、何者だよ!」
チロチンに注意を向けている隙に仕留めようというのが、この村に居る人間―――恐らく冒険者だろう―――の考えだった。だがその鋭い刺突が男の肉体を刺し貫く事は無く、それどころかただ武器を破損するだけの結果に終わってしまった。男を介して冒険者が嘆いている様子が見て取れるが、それでも男が冒険者に注意を向ける事は無かった。
―――こいつ。
あの冒険者はそこそこの実力を持っている筈なのだが(ツェート以上は確実だと思っている)、そんな人間が全く歯の立たない相手となると……今まで通りの単純作業という訳には行かない様だ。
「私は魔王軍精鋭、カテドラル・ナイツの『烏』だ。貴様は一体?」
「ああん? 何でそんな問いに答えなくちゃならねえんだよ。男は拳でしか語れねえっての、知んねえのか?」
「……私は武闘派な存在ではなくてな。申し訳ない」
「はあ? 嘘で隠そうたってそうはいかねえぞ。お前、強えだろ?」
「だから私は―――ッ!」
諜報係は情報を少しでも多く集める為、情報体を抜け目なく観察しなければならない。予告も脈絡も無しに放たれた不意打ちをとっさに躱せたのは、そのお蔭だろう。その巨大な腕越しに見える男の顔は、いつぞやのファーカの如く血に飢えていた。
「ほら強え。自分を誤魔化さなくたっていいんだぜ、『烏』。ここの村ん奴らはこれで死んだ。だがお前は死ななかった―――」
伸びきった腕が拳を形作り裏拳へ移行。男が行動に移るより前にそれを察したチロチンは、全力で屈んで懐へ肉迫。最適な角度で掌底を繰り出すが、効いた様には見えなかったので『隠世の扉』を緊急発動させて退避。一歩では詰められない程度の間合いを取った。
「やるじゃねえかあ! だが、もう一歩足りなかったようだな」
「……」
いつの間にかチロチンの左腕には、誤魔化しようのない切り傷が刻み込まれていた。完璧に躱したと思っていたのだが、一体いつ。いやそもそも、大槌を獲物にどうやって切ったのかが分からない。
「……へッ。お前が相手だったら少しくらいは面白そうじゃねえの。なあ『烏』よ? 他の雑魚みてえに、簡単に死ぬんじゃねえぞ?」
こんな感覚を味わったのはいつ以来だろうか。死を予感しているかのような動悸といい、全身から滲み出る冷や汗といい。
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