ワルフラーン ~廃れし神話
情報交錯
死の執行者が何の行動も起こさないとは思えなかった。もしかしたら内部に工作員を紛れ込ませている可能性だってあるし、それを考慮すれば容易に秘密の隠れ家を明かす事は、アルドとしては避けたかった。そして、それを貫くのであればチロチンには適当な事を言ってリーナをいい加減な場所で休ませるべきだった。というかそうした方が、どんな可能性にも優位に立ち回れただろうから、この戦いに勝つ為であればそうすべきだった。
それをしなかったのは、チロチンという最愛の友であり忠臣である彼の希望だった事と、リーナには自分の知っている存在と同じようになって欲しくなかったからという理由がある。比重としては後者の方が大きいのかもしれない。英雄を捨てた癖にそんな比重で良いのかは疑問だが、魔王としても民は守らなくてはいけないので、自分の決断を悔いる事は無い。個人すら救えないで、世界争奪戦においてこの大陸を救う事なんて出来やしないのだ。手の届く存在一つ守れないで、この世界を守れる訳が無いのだ。
「王権発動。超越せしは我が理。聞くべき、世界の法よ。黄金郷より生まれし我らが剣が、汝に命ずる。邪な衣わたれり。邪な魂わたれり。神の遣わしし人間に、果たして纏へむか、さる邪悪が。我はそうは思はず。故に我は、この衣の消ゆる事を所望す。王の号令は下りき―――失せむ!」
地に突き立てられし王剣は、詠唱の終わりと共に魔法陣を展開。読む事すら許されない言語と共にそれは回転し、やがてその命令を世界へ示すように、消えて無くなった。
「もう大丈夫だ。悪臭は消えてなくなった」
「……そのような代物を使わせてしまい、申し訳ございません」
「気にするな。お前やリーナを助けられたのなら、『皇』も喜ぶだろうさ」
むしろこれこそが王剣としての本来の在り方だと思われる。王剣とは王の持つ剣であり、王とはつまり、民の安寧を心から願い、導く者だ。
しょうもない使い方と先程は言ったが、決して王剣は何かを殺す為に作られた剣ではない。これは『法』―――平和を象徴する剣なのだから。
アルドは入り口となる床を数回踏みつけて、入り口を開けた。階段の続く先では、真っ黒い闇が大きな口を開けて侵入者が来るのを待ち受けているように見えた。
「この階段は存外に滑りやすい。リーナを落とさぬように気を付けろよ」
「お気遣い、感謝します」
入る前に気配を探ってみたが、さして不審な気配は感じ取れなかった。内部に工作員は居ないのだろうか、それとも、別の場所に居るのだろうか。どちらにしても入るタイミングは今しかない。改めて周囲を見回してから、アルドは深淵の先へと足を進めた。地下室という事もあって、足音が良く響く。その中でもチロチンはどうやってか一切の足音を立てずに付いてくるので、一瞬彼が付いてきているのかどうか不安になって振り返ってしまう。チロチンは首を傾げて、先へ進むように促した。気配でしか従者の存在を感じ取れないとは、こうも不安になるモノなのか。
幸いな事に、地下室の暗さはそれ程でも無かった。入り口を開けたお蔭で多少光が差し込んで、目を凝らせばどうにか視界が確保できる状態になっていたからである。『烏』の魔人である彼には関係の無い話だろうが、仮に自分の視界が全く利かなかった場合、自分は彼の目の前で手探りに進むという魔王らしからぬ珍妙な行動に出ていた事だろう。別な手段を用いれば完全なる暗闇の中でも視界を確保できるが、あれはそんな使用用途で使っていいモノでは無いので、絶対に使う気はない。光があって何よりである。
「……チロチン、前方にあるベッドが見えるか?」
「はい。継ぎ接ぎの毛布が雑に置かれているベッド……ですね」
「言い方に悪意を感じるが、まあそうだ。ついさっきは直ぐ寝かせるなよと言ったが、あれは忘れてくれ。先んじて臭いは消したのだから、従う必要は無い。私はランプを探す」
ランプは確か……そうだ。ベッドを降りてから直ぐに点けられるように真正面の柱に設置したのだった。己の感覚を極限まで研ぎ澄まして柱を下から上に舐めるように見ると……自分の頭部と同程度の高さに、粗末なランプの姿が見えた。アルドはすかさず死剣を構えて、普通のランプには無い下から伸びている導火線を切断。
刹那、切り口が発火してランプの内部に収縮。その次の瞬間には、ガラスに囲まれた小さな灯が、ぼんやりと地下室の全体を照らしあげていた。
「……どういう構造なのでしょう、それは」
リーナの隣から一部始終を見ていたチロチンは、非常に興味深そうな顔でランプをじっと見つめている。
「一般に出回っているモノでは無いぞ、ずっと前に私の弟子から貰った代物でな。この下から伸びている線を切ると中へ着火する事が出来るって仕組みだ。そして火を消せばまた下から導火線が伸びてくる。詳しい事は分からないが、何にしても面白い道具だろ」
「アルド様の弟子は、不可思議な方が大勢いらっしゃるのですね。フィージェントという男といい、カシルマという男といい、狙っていらっしゃるのですか?」
冗談交じりに尋ねてくるチロチンに、アルドは精一杯の苦笑いを持って答えた。
「そんな訳があるか。大体な、私の弟子等という奴は大概厄介事を抱えていて話にならないんだ。あんな奴と進んで関わろうとする奴なんか、滅多に居ないだろうよ」
「それではアルド様は酔狂であると」
「違う。私は只、アイツ等が助けを求めているような気がしたんだ。そこには何の打算も、計画も無かった。偽善だと言われたって別に構わない、私は私が助けたかったから助けた。助けを求めているような気がしたから助けただけだ。うち一人は、明確に助けて欲しいとも言ったしな。お前には誤解してほしくないから言っておくが、私は決して酔狂な人間ではない。私は助ける存在を選ばないだけだ。あらゆる神を冒涜する存在だって、魔力を一切通さない存在だって、世界に否定された存在だって、才知に富むが故に、周囲からの圧力によってそれを潰されていた存在だって、私からすれば助ける対象でしかない。ああいう存在の涙を拭ってやれるのは、私だけなんだろうって信じているからな」
そもそも、自分以外の誰かが解決出来るような問題であれば、そいつはとうの昔に泣き止んでいる。それでも泣き止んでいないと言うのは即ち、問題を解決しようという人間が一人も居ないという事である。
だから自分が助ける。少なくとも、そいつが心から笑えるようになるまでは。
「……お前達も同じだ、チロチン。私はな、救えない存在なぞこの世に居ないと思っている。流石に言い過ぎているのは分かっているが、存外、死ぬ気で頑張ってみれば、救えない存在だって大抵は救える。お前達のようにな」
「……アルド様」
これ以上の言葉は無粋。アルドは身を翻して、確かに見える階段へ足を掛けた。
「お前はそこで暫くじっとしておけ。私はもう少し外の空気を吸ってくるよ」
どうやら、自分はまだ必要とされているらしいし。
―――何処へ行ったんでしょうか。
伝えなければならないのに。彼は一体何処に居るのだろうか。誰に聞いてみても知らないと言い張るし、詰め寄ってもそれの一点張り。これだけ街が広いと個人を探すのは相当手間が掛かるし、そもそも見つからない可能性すらある訳で。
―――居場所、調べてもらうべきでしたね。
少し後悔。でももう遅い。エリは疲労に支配されつつある体を必死に走らせて、必死に彼を探していた。この一本道に居なければ、次はそこから繋がっている十字路か? それとも十字路の先にある迷路のように複雑な道か、はたまた―――
「エリ、私に何か用か」
「え、いや特に…………えッ?」
勢いを抑えきれぬ体を地面との擦過で無理やり抑え込み、強引に身体を翻す。声の持ち主は、彼女が探していた人物でもあった。
「アルドさんッ! どうしてここに?」
移動しているエリと遭遇するなんて、それこそ狙ったモノでなければほぼ不可能。にも拘らずアルドは、心なしかいつもより脱力した調子で答えた。
「うむ。私を探しているような気がしてな、というのは冗談として、単純にここを歩いていただけだ。する事も無いからな……で、私に何の用だ」
「あ、そうですよ。用なんですよ。実はですね、フィージェントさんから伝言を頼まれていまして」
「伝言?」
「今夜満月の昇る時に、この街の入り口に来て欲しいとの事です。どうしますか? カテドラル・ナイツにおいて気にかかる事があるというのなら、私から断っても」
「……いや、いい。お前が記憶を保持しているという事は、お前も一緒に来るんだろ」
「あ、ま、まあ」
「だったらいい。お前とアイツと私、三人を揃えて何をするかなんて考えるまでも無いからな。じゃ、その時刻にまた会うとしようか。もう少しぶらつきたいんだ」
アルドはそう言って、背後に手を振りながら歩き去っていった。
それをしなかったのは、チロチンという最愛の友であり忠臣である彼の希望だった事と、リーナには自分の知っている存在と同じようになって欲しくなかったからという理由がある。比重としては後者の方が大きいのかもしれない。英雄を捨てた癖にそんな比重で良いのかは疑問だが、魔王としても民は守らなくてはいけないので、自分の決断を悔いる事は無い。個人すら救えないで、世界争奪戦においてこの大陸を救う事なんて出来やしないのだ。手の届く存在一つ守れないで、この世界を守れる訳が無いのだ。
「王権発動。超越せしは我が理。聞くべき、世界の法よ。黄金郷より生まれし我らが剣が、汝に命ずる。邪な衣わたれり。邪な魂わたれり。神の遣わしし人間に、果たして纏へむか、さる邪悪が。我はそうは思はず。故に我は、この衣の消ゆる事を所望す。王の号令は下りき―――失せむ!」
地に突き立てられし王剣は、詠唱の終わりと共に魔法陣を展開。読む事すら許されない言語と共にそれは回転し、やがてその命令を世界へ示すように、消えて無くなった。
「もう大丈夫だ。悪臭は消えてなくなった」
「……そのような代物を使わせてしまい、申し訳ございません」
「気にするな。お前やリーナを助けられたのなら、『皇』も喜ぶだろうさ」
むしろこれこそが王剣としての本来の在り方だと思われる。王剣とは王の持つ剣であり、王とはつまり、民の安寧を心から願い、導く者だ。
しょうもない使い方と先程は言ったが、決して王剣は何かを殺す為に作られた剣ではない。これは『法』―――平和を象徴する剣なのだから。
アルドは入り口となる床を数回踏みつけて、入り口を開けた。階段の続く先では、真っ黒い闇が大きな口を開けて侵入者が来るのを待ち受けているように見えた。
「この階段は存外に滑りやすい。リーナを落とさぬように気を付けろよ」
「お気遣い、感謝します」
入る前に気配を探ってみたが、さして不審な気配は感じ取れなかった。内部に工作員は居ないのだろうか、それとも、別の場所に居るのだろうか。どちらにしても入るタイミングは今しかない。改めて周囲を見回してから、アルドは深淵の先へと足を進めた。地下室という事もあって、足音が良く響く。その中でもチロチンはどうやってか一切の足音を立てずに付いてくるので、一瞬彼が付いてきているのかどうか不安になって振り返ってしまう。チロチンは首を傾げて、先へ進むように促した。気配でしか従者の存在を感じ取れないとは、こうも不安になるモノなのか。
幸いな事に、地下室の暗さはそれ程でも無かった。入り口を開けたお蔭で多少光が差し込んで、目を凝らせばどうにか視界が確保できる状態になっていたからである。『烏』の魔人である彼には関係の無い話だろうが、仮に自分の視界が全く利かなかった場合、自分は彼の目の前で手探りに進むという魔王らしからぬ珍妙な行動に出ていた事だろう。別な手段を用いれば完全なる暗闇の中でも視界を確保できるが、あれはそんな使用用途で使っていいモノでは無いので、絶対に使う気はない。光があって何よりである。
「……チロチン、前方にあるベッドが見えるか?」
「はい。継ぎ接ぎの毛布が雑に置かれているベッド……ですね」
「言い方に悪意を感じるが、まあそうだ。ついさっきは直ぐ寝かせるなよと言ったが、あれは忘れてくれ。先んじて臭いは消したのだから、従う必要は無い。私はランプを探す」
ランプは確か……そうだ。ベッドを降りてから直ぐに点けられるように真正面の柱に設置したのだった。己の感覚を極限まで研ぎ澄まして柱を下から上に舐めるように見ると……自分の頭部と同程度の高さに、粗末なランプの姿が見えた。アルドはすかさず死剣を構えて、普通のランプには無い下から伸びている導火線を切断。
刹那、切り口が発火してランプの内部に収縮。その次の瞬間には、ガラスに囲まれた小さな灯が、ぼんやりと地下室の全体を照らしあげていた。
「……どういう構造なのでしょう、それは」
リーナの隣から一部始終を見ていたチロチンは、非常に興味深そうな顔でランプをじっと見つめている。
「一般に出回っているモノでは無いぞ、ずっと前に私の弟子から貰った代物でな。この下から伸びている線を切ると中へ着火する事が出来るって仕組みだ。そして火を消せばまた下から導火線が伸びてくる。詳しい事は分からないが、何にしても面白い道具だろ」
「アルド様の弟子は、不可思議な方が大勢いらっしゃるのですね。フィージェントという男といい、カシルマという男といい、狙っていらっしゃるのですか?」
冗談交じりに尋ねてくるチロチンに、アルドは精一杯の苦笑いを持って答えた。
「そんな訳があるか。大体な、私の弟子等という奴は大概厄介事を抱えていて話にならないんだ。あんな奴と進んで関わろうとする奴なんか、滅多に居ないだろうよ」
「それではアルド様は酔狂であると」
「違う。私は只、アイツ等が助けを求めているような気がしたんだ。そこには何の打算も、計画も無かった。偽善だと言われたって別に構わない、私は私が助けたかったから助けた。助けを求めているような気がしたから助けただけだ。うち一人は、明確に助けて欲しいとも言ったしな。お前には誤解してほしくないから言っておくが、私は決して酔狂な人間ではない。私は助ける存在を選ばないだけだ。あらゆる神を冒涜する存在だって、魔力を一切通さない存在だって、世界に否定された存在だって、才知に富むが故に、周囲からの圧力によってそれを潰されていた存在だって、私からすれば助ける対象でしかない。ああいう存在の涙を拭ってやれるのは、私だけなんだろうって信じているからな」
そもそも、自分以外の誰かが解決出来るような問題であれば、そいつはとうの昔に泣き止んでいる。それでも泣き止んでいないと言うのは即ち、問題を解決しようという人間が一人も居ないという事である。
だから自分が助ける。少なくとも、そいつが心から笑えるようになるまでは。
「……お前達も同じだ、チロチン。私はな、救えない存在なぞこの世に居ないと思っている。流石に言い過ぎているのは分かっているが、存外、死ぬ気で頑張ってみれば、救えない存在だって大抵は救える。お前達のようにな」
「……アルド様」
これ以上の言葉は無粋。アルドは身を翻して、確かに見える階段へ足を掛けた。
「お前はそこで暫くじっとしておけ。私はもう少し外の空気を吸ってくるよ」
どうやら、自分はまだ必要とされているらしいし。
―――何処へ行ったんでしょうか。
伝えなければならないのに。彼は一体何処に居るのだろうか。誰に聞いてみても知らないと言い張るし、詰め寄ってもそれの一点張り。これだけ街が広いと個人を探すのは相当手間が掛かるし、そもそも見つからない可能性すらある訳で。
―――居場所、調べてもらうべきでしたね。
少し後悔。でももう遅い。エリは疲労に支配されつつある体を必死に走らせて、必死に彼を探していた。この一本道に居なければ、次はそこから繋がっている十字路か? それとも十字路の先にある迷路のように複雑な道か、はたまた―――
「エリ、私に何か用か」
「え、いや特に…………えッ?」
勢いを抑えきれぬ体を地面との擦過で無理やり抑え込み、強引に身体を翻す。声の持ち主は、彼女が探していた人物でもあった。
「アルドさんッ! どうしてここに?」
移動しているエリと遭遇するなんて、それこそ狙ったモノでなければほぼ不可能。にも拘らずアルドは、心なしかいつもより脱力した調子で答えた。
「うむ。私を探しているような気がしてな、というのは冗談として、単純にここを歩いていただけだ。する事も無いからな……で、私に何の用だ」
「あ、そうですよ。用なんですよ。実はですね、フィージェントさんから伝言を頼まれていまして」
「伝言?」
「今夜満月の昇る時に、この街の入り口に来て欲しいとの事です。どうしますか? カテドラル・ナイツにおいて気にかかる事があるというのなら、私から断っても」
「……いや、いい。お前が記憶を保持しているという事は、お前も一緒に来るんだろ」
「あ、ま、まあ」
「だったらいい。お前とアイツと私、三人を揃えて何をするかなんて考えるまでも無いからな。じゃ、その時刻にまた会うとしようか。もう少しぶらつきたいんだ」
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