ワルフラーン ~廃れし神話
訪れた目的
カシルマの体質が自分と似通っている? 何を馬鹿な事を言っているのだ。似ているのは言葉だけで、その性質は全くと言っていい程違う。正直な気持ちを述べろと言うのであればとても羨ましいし、出来れば自分もそういう体質の方が色々苦労しなくて助かっただろう。
アルド・クウィンツは魔力を一切引き出せない体質だ。故に身体能力に大きな下降補正が掛かっており、それの影響で体は非常に重く感じる。その代わり、エヌメラという魔力を持つものならばまず勝ち目のない怪物との相性が良くなっている上、元々魔力を持っていない為魔力切れで死ぬ事が無い。殆どの場合は不便でしかないが、結果的には有効に働いている体質だ。余談だが、後述のカシルマとも相性は良い。
カシルマ・コーストの体質は魔力を一切受け付けない体質だ。魔力を受け付けないだけで身体能力には下降補正なんて掛かっておらず、お蔭で体は他の人間と同じように軽い。エヌメラという魔力を持つものならばまず勝ち目のない怪物とも、千日手にはなってしまうが、負ける事は無い。魔力切れでは死ぬが、そんなのは全然普通の事で、殆どの場合は有効に働いており、結果的も何もとても便利な体質だ。余談だが、魔力を一切受け付けない体質は戦闘面でも有効に働いており、魔力を纏った攻撃は一切通じない。エヌメラとは千日手になってしまうとはそういう事だ。故に、この男を殺そうと言うのであれば、魔力ではなく特性を持った異名持ちの武器を使うか、アルドが斬るしかない。少しでも魔力を纏っている攻撃は、何も届かないから。弟子を比較するつもりはないが、フィージェントにも有利が取れる体質だろう。ただし数分だけ。
「…………ん、んぅ」
彼との再会は素直に嬉しい。素直に嬉しいが……自分の知っているカシルマとは何かが違う。エインのように偽物という事は無いだろうが、何かが違う。大剣二刀流は結構だ。どんな武器であれ使いこなせているのであれば文句は言うまい。ああもあっさり倒れたのは自分が大人げなく本気を出してしまったからであり、それも彼が民に手を出さなければこんな事にはならなかった。
「んん……ンんんんんんん?」
「―――おい」
「んんんんんんんんんん…………んん」
「寝たふりをするな。いい加減に起きろ」
「…………やっぱりバレてしまいましたか。お久しぶりです、先生」
先程『世界の女性は俺の嫁』宣言をした男とは思えない程、澄んだ声が響いた。別の人物と勘違いされては困るので、改めて紹介しよう。この男はカシルマ・コースト。弟子の内の一人で、とても素直な男だ。
カシルマは起き上がって、周囲の風景を見回す。
「ここは?」
「大聖堂。私の住んでいる場所だ。流石にあの街にお前を放置してたらどうなるか分かったものじゃないし、それに、せっかく再会したんだ。ゆっくり話したかった……私の部屋なのは許せ」
ある程度予想できた事だが、カシルマは担いでいいような人物ではない。大剣二刀流に見せかけ無し。その筋肉量は相当なモノで、アルドは彼を担いでリスド大砂漠を歩いた事を大変後悔している。重い。砂漠のせいで歩きづらかったし、最悪だ。
「それで……早速聞かせてもらいたいんだが、先程のお前は何だ? 良くも悪くも海賊らしいと言えばらしいが、今のお前とはとても同一人物とは思えないのだが」
「お恥ずかしい限りですが、その……先生も良く分かっている通り、僕は集団に感化されやすいモノでして」
それは体質でも何でもない、単純にそういう性格というだけだ。『朱に交われば赤くなる』という言葉を体現したような性格である。勿論彼のそれは、『感化』されやすいで済むモノではないのだが。
「……あの部下達は?」
「あれは―――レギ大陸を歩いてたら勝手に集まったというか、何でしょうね、あれは」
後頭部を掻きながら苦笑する弟子に、アルドは食い気味に声を荒げた。
「あれだけたくさんの仲間が居て、『何でしょうね』は無いだろう。勝手に集まったというのもあり得ないし、大体お前にそこまでのカリスマ性があるとは思えない」
「先生ッ? それは幾ら何でも酷いですよ……というか、先生も変わりましたね。昔はここまでボロクソに僕を叱った事なんて無かったと思いますが」
「そうか? ……まあ、色々あったからな。幾ら私でも少しくらいは変わるだろうよ」
アルドが自嘲気味に手を広げると、カシルマは不味い事を言ってしまったかのように口を噤んで、顔を俯けた。流石に自分の弟子と言うだけあって、知っている。自分がフルシュガイドにどんな事をされたのかを。どんな言葉で罵られたかを。
「別に構わん。あれがあったから、今の私が居る。昔と比べて幸せかどうかは言いかねるが、今は間違いなく幸せだ。だからそう気にするな。私の分まで国を憎む必要はないんだぞ」
「それは大丈夫です。先生が生きている事は確認できたので、あの国を憎むなんて事は―――もしかして、僕やフィージェントを大帝国から追い払ったのは、心配を掛けない為ですか?」
本当は少しだけ疑っていたが、やはりカシルマで間違いない。この心配性っぷりと深読みの具合は間違いなく本人だ。
目を潤ませながらこちらをじっと見据える彼に、どう答えていいか分からなかったので、取り敢えず頭を撫でておく。
「お前はともかくとして、フィージェントは追っ払われた感覚は無いんじゃないか? その証拠に、アイツはキーテンで革命運動を起こしたりしたらしいからな」
まあ捕まったらしいし、その後に脱走したが。フィージェント程楽しく人生を過ごしているモノも居ないだろう。女運は相変わらず無いようだが、彼にはこれからも気ままに生きてもらいたい。
「それで、お前は一体何しに来たんだ。只遊びに来ただけというのであれば、済まないが構ってやれないぞ。私にはアジェンタ大陸に向かう予定がある。民に手を出さないという約束を部下にも守らせてくれれば何をしてくれても構わないが……どうなんだ?」
目は口程にモノを言う。カシルマの瞳からは大した用があるようには見えなかった。恐らく感化されやすい彼の事だ。海賊のノリで『面白そうだから来た』とでも言うつもりなのだろう。アルドは立ち上がって、軽く首を回す。
「そういう事だったら厨房の方には行かないでくれ。後、お前の部下は全員捕縛している。解放して欲しかったら城の牢屋に―――」
言いつつ部屋を出ようとしたアルドの手を、とてつもない力が拘束した。
「待ってください! 確かに僕は……その、ノリでこの大陸を訪れましたけど。でも用はあります! 先生を引き留めるつもりはありませんが、出来ればアジェンタに行く際に、受け取って欲しい荷物があるんです」
「……受け取って欲しい荷物? 危険物ではないだろうな」
「危険物じゃ……いや、危険物と言えば危険物なんですが……うーん。もしも聞いてくれるのでしたら、アジェンタに向かう際には僕の船を使ってください。僕の言いたい事は、その時に多分分かると思います」
彼の妙な歯切れの悪さの正体は、暫くの後判明する。
やはり弟子のお願い事を無下には出来ない。港で暇そうにしていたツェートを連れて、アルドはアジェンタへ向けて出港した。勿論、カシルマの船で。
「でかい船だなー! 先生の弟子ってもしかして、意外と金持ちだったりするのか?」
「……どうだろうな。記憶の限りでは金銭欲の薄いモノばかりだったが」
金持ちか……どうかは分からない。一人に関してはお金を作る事が出来る為、金持ちと言えば金持ちなのだが。
「そんな事よりツェータ。船内の確認だ。カシルマが示していた荷物とやらを探すぞ」
「へーい」
天気にさしたる不安は無い。海の天候はとかく変わりやすいモノだが、少なくとも数時間は安心だろう。この船には時間圧縮の妖術が込められている訳では無い為、アジェンタに到着するには三日は掛かるが、きっと何とかなる。
船内の部屋をいくつか開けてみるが、何処にもそれらしき荷物は見えなかった。彼の部下の髪の毛や尿なんかは落ちているのだが、まさかそれが荷物という訳では無いだろう。であるならば最悪であるが。
「師匠ッ!」
ツェートの声だ。声はもう二階程下から聞こえたような気がする。急いで階段を下りて彼の下へ向かうと、彼の視線がこちらに移った。
「何か見つけたのか?」
「いや―――これなんじゃねえかなって」
すっかり忘れていたと言えば忘れていた。彼女の存在は確かに自分に大いに貢献していたし、彼女が居なければ自分はここには居なかっただろう。しかし、忘れていても仕方がない。
何せアルドは、今現在に至るまで、彼女はアジェンタ攻略の際に死んだと思っていたのだから。
ツェートの指さす先には、毛布に包まりながら眠るダルノアの姿があった。
アルド・クウィンツは魔力を一切引き出せない体質だ。故に身体能力に大きな下降補正が掛かっており、それの影響で体は非常に重く感じる。その代わり、エヌメラという魔力を持つものならばまず勝ち目のない怪物との相性が良くなっている上、元々魔力を持っていない為魔力切れで死ぬ事が無い。殆どの場合は不便でしかないが、結果的には有効に働いている体質だ。余談だが、後述のカシルマとも相性は良い。
カシルマ・コーストの体質は魔力を一切受け付けない体質だ。魔力を受け付けないだけで身体能力には下降補正なんて掛かっておらず、お蔭で体は他の人間と同じように軽い。エヌメラという魔力を持つものならばまず勝ち目のない怪物とも、千日手にはなってしまうが、負ける事は無い。魔力切れでは死ぬが、そんなのは全然普通の事で、殆どの場合は有効に働いており、結果的も何もとても便利な体質だ。余談だが、魔力を一切受け付けない体質は戦闘面でも有効に働いており、魔力を纏った攻撃は一切通じない。エヌメラとは千日手になってしまうとはそういう事だ。故に、この男を殺そうと言うのであれば、魔力ではなく特性を持った異名持ちの武器を使うか、アルドが斬るしかない。少しでも魔力を纏っている攻撃は、何も届かないから。弟子を比較するつもりはないが、フィージェントにも有利が取れる体質だろう。ただし数分だけ。
「…………ん、んぅ」
彼との再会は素直に嬉しい。素直に嬉しいが……自分の知っているカシルマとは何かが違う。エインのように偽物という事は無いだろうが、何かが違う。大剣二刀流は結構だ。どんな武器であれ使いこなせているのであれば文句は言うまい。ああもあっさり倒れたのは自分が大人げなく本気を出してしまったからであり、それも彼が民に手を出さなければこんな事にはならなかった。
「んん……ンんんんんんん?」
「―――おい」
「んんんんんんんんんん…………んん」
「寝たふりをするな。いい加減に起きろ」
「…………やっぱりバレてしまいましたか。お久しぶりです、先生」
先程『世界の女性は俺の嫁』宣言をした男とは思えない程、澄んだ声が響いた。別の人物と勘違いされては困るので、改めて紹介しよう。この男はカシルマ・コースト。弟子の内の一人で、とても素直な男だ。
カシルマは起き上がって、周囲の風景を見回す。
「ここは?」
「大聖堂。私の住んでいる場所だ。流石にあの街にお前を放置してたらどうなるか分かったものじゃないし、それに、せっかく再会したんだ。ゆっくり話したかった……私の部屋なのは許せ」
ある程度予想できた事だが、カシルマは担いでいいような人物ではない。大剣二刀流に見せかけ無し。その筋肉量は相当なモノで、アルドは彼を担いでリスド大砂漠を歩いた事を大変後悔している。重い。砂漠のせいで歩きづらかったし、最悪だ。
「それで……早速聞かせてもらいたいんだが、先程のお前は何だ? 良くも悪くも海賊らしいと言えばらしいが、今のお前とはとても同一人物とは思えないのだが」
「お恥ずかしい限りですが、その……先生も良く分かっている通り、僕は集団に感化されやすいモノでして」
それは体質でも何でもない、単純にそういう性格というだけだ。『朱に交われば赤くなる』という言葉を体現したような性格である。勿論彼のそれは、『感化』されやすいで済むモノではないのだが。
「……あの部下達は?」
「あれは―――レギ大陸を歩いてたら勝手に集まったというか、何でしょうね、あれは」
後頭部を掻きながら苦笑する弟子に、アルドは食い気味に声を荒げた。
「あれだけたくさんの仲間が居て、『何でしょうね』は無いだろう。勝手に集まったというのもあり得ないし、大体お前にそこまでのカリスマ性があるとは思えない」
「先生ッ? それは幾ら何でも酷いですよ……というか、先生も変わりましたね。昔はここまでボロクソに僕を叱った事なんて無かったと思いますが」
「そうか? ……まあ、色々あったからな。幾ら私でも少しくらいは変わるだろうよ」
アルドが自嘲気味に手を広げると、カシルマは不味い事を言ってしまったかのように口を噤んで、顔を俯けた。流石に自分の弟子と言うだけあって、知っている。自分がフルシュガイドにどんな事をされたのかを。どんな言葉で罵られたかを。
「別に構わん。あれがあったから、今の私が居る。昔と比べて幸せかどうかは言いかねるが、今は間違いなく幸せだ。だからそう気にするな。私の分まで国を憎む必要はないんだぞ」
「それは大丈夫です。先生が生きている事は確認できたので、あの国を憎むなんて事は―――もしかして、僕やフィージェントを大帝国から追い払ったのは、心配を掛けない為ですか?」
本当は少しだけ疑っていたが、やはりカシルマで間違いない。この心配性っぷりと深読みの具合は間違いなく本人だ。
目を潤ませながらこちらをじっと見据える彼に、どう答えていいか分からなかったので、取り敢えず頭を撫でておく。
「お前はともかくとして、フィージェントは追っ払われた感覚は無いんじゃないか? その証拠に、アイツはキーテンで革命運動を起こしたりしたらしいからな」
まあ捕まったらしいし、その後に脱走したが。フィージェント程楽しく人生を過ごしているモノも居ないだろう。女運は相変わらず無いようだが、彼にはこれからも気ままに生きてもらいたい。
「それで、お前は一体何しに来たんだ。只遊びに来ただけというのであれば、済まないが構ってやれないぞ。私にはアジェンタ大陸に向かう予定がある。民に手を出さないという約束を部下にも守らせてくれれば何をしてくれても構わないが……どうなんだ?」
目は口程にモノを言う。カシルマの瞳からは大した用があるようには見えなかった。恐らく感化されやすい彼の事だ。海賊のノリで『面白そうだから来た』とでも言うつもりなのだろう。アルドは立ち上がって、軽く首を回す。
「そういう事だったら厨房の方には行かないでくれ。後、お前の部下は全員捕縛している。解放して欲しかったら城の牢屋に―――」
言いつつ部屋を出ようとしたアルドの手を、とてつもない力が拘束した。
「待ってください! 確かに僕は……その、ノリでこの大陸を訪れましたけど。でも用はあります! 先生を引き留めるつもりはありませんが、出来ればアジェンタに行く際に、受け取って欲しい荷物があるんです」
「……受け取って欲しい荷物? 危険物ではないだろうな」
「危険物じゃ……いや、危険物と言えば危険物なんですが……うーん。もしも聞いてくれるのでしたら、アジェンタに向かう際には僕の船を使ってください。僕の言いたい事は、その時に多分分かると思います」
彼の妙な歯切れの悪さの正体は、暫くの後判明する。
やはり弟子のお願い事を無下には出来ない。港で暇そうにしていたツェートを連れて、アルドはアジェンタへ向けて出港した。勿論、カシルマの船で。
「でかい船だなー! 先生の弟子ってもしかして、意外と金持ちだったりするのか?」
「……どうだろうな。記憶の限りでは金銭欲の薄いモノばかりだったが」
金持ちか……どうかは分からない。一人に関してはお金を作る事が出来る為、金持ちと言えば金持ちなのだが。
「そんな事よりツェータ。船内の確認だ。カシルマが示していた荷物とやらを探すぞ」
「へーい」
天気にさしたる不安は無い。海の天候はとかく変わりやすいモノだが、少なくとも数時間は安心だろう。この船には時間圧縮の妖術が込められている訳では無い為、アジェンタに到着するには三日は掛かるが、きっと何とかなる。
船内の部屋をいくつか開けてみるが、何処にもそれらしき荷物は見えなかった。彼の部下の髪の毛や尿なんかは落ちているのだが、まさかそれが荷物という訳では無いだろう。であるならば最悪であるが。
「師匠ッ!」
ツェートの声だ。声はもう二階程下から聞こえたような気がする。急いで階段を下りて彼の下へ向かうと、彼の視線がこちらに移った。
「何か見つけたのか?」
「いや―――これなんじゃねえかなって」
すっかり忘れていたと言えば忘れていた。彼女の存在は確かに自分に大いに貢献していたし、彼女が居なければ自分はここには居なかっただろう。しかし、忘れていても仕方がない。
何せアルドは、今現在に至るまで、彼女はアジェンタ攻略の際に死んだと思っていたのだから。
ツェートの指さす先には、毛布に包まりながら眠るダルノアの姿があった。
「ワルフラーン ~廃れし神話」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
-
2.1万
-
7万
-
-
6,571
-
2.9万
-
-
165
-
59
-
-
61
-
22
-
-
1.2万
-
4.7万
-
-
5,013
-
1万
-
-
5,072
-
2.5万
-
-
9,626
-
1.6万
-
-
8,089
-
5.5万
-
-
2,411
-
6,662
-
-
3,135
-
3,383
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
3,521
-
5,226
-
-
9,292
-
2.3万
-
-
6,119
-
2.6万
-
-
1,285
-
1,419
-
-
2,845
-
4,948
-
-
6,613
-
6,954
-
-
3万
-
4.9万
-
-
6,028
-
2.9万
-
-
315
-
800
-
-
6,161
-
3.1万
-
-
65
-
152
-
-
3,630
-
9,417
-
-
1,856
-
1,560
-
-
105
-
364
-
-
11
-
4
-
-
13
-
1
-
-
59
-
278
-
-
167
-
148
-
-
3,135
-
1.5万
-
-
2,931
-
4,405
-
-
2,605
-
7,282
-
-
559
-
1,070
-
-
9,138
-
2.3万
-
-
140
-
227
-
-
31
-
83
-
-
45
-
163
-
-
600
-
220
-
-
71
-
145
-
-
33
-
11
-
-
2,786
-
1万
-
-
207
-
515
-
-
4,871
-
1.7万
-
-
1,257
-
8,382
-
-
2,388
-
9,359
-
-
7,411
-
1.5万
-
-
387
-
438
「ファンタジー」の人気作品
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
1.2万
-
4.7万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
9,626
-
1.6万
-
-
9,533
-
1.1万
-
-
9,292
-
2.3万
-
-
9,138
-
2.3万
コメント