異世界王政〜Four piece stories〜
さらなる絶望へ
〇月18日
病み上がりなんだから出かけるなと兄様に言われてしまった。時々思うけど、兄様は私に過保護すぎる!
〇月21日
兄様はヴァンパイア王に会ってくると2日前話して家を飛び出した。全然帰ってこないけど、大丈夫かしら?
✕月3日
5ヶ月も日記が空いてしまったわ…
兄様が死亡扱いになった。信じられず私は兄様がいつでも帰って来れるように兄様に成り代わることにした。
今日から私がギルト・キングスレー。兄様が帰って来たらお役御免の期間限定だけど。
△月10日
ヴァンパイア王に呼び出され、私は渋々だけど行ってきた。内容はヴァンパイア王は近々退位するので極上の血を最後に飲みたいとのこと。しかも簡単には飲めない「異世界の住人」の血をご所望である。私に赤の王の力を使って異世界の住人を召喚して欲しいとか。
暁人「えっ?」
気になるところがあって、俺は手を止めた。
「異世界の住人」の血?
異世界の住人と言えばまさしく俺が当てはまる。
そんな、まさか。
これが本当ならアリスティルさんは俺を生贄にするために召喚したということになる。
アリスティルさんは最初から俺をはめようとしていたということになる。
だったらあの優しさは何?全て演技だったというのか!?
もう何も信じられない。信じたくない。
ーバタンっ!
突如、大きな音が響いて振り返るとそこには黒いスーツを来た男の人が立っていた。
男「てめぇが新島暁人とかいうやつか?はっ、弱っちそうだなぁ…」
暁人「……」
男「俺がてめぇをひと握りするだけですぐに死んじまいそうだ。」
暁人「!!」
この人は本能的に危険だと分かる。この人とはなるべく関わらない方がいい。
男「てめぇには悪いが俺についてきてもらう。クソ親父がじきじきに連れて来いってうるさいからなぁ」
男「ったく…アリスティルはやり方が生ぬるいんだよ。こいつを連れて帰るのにどんだけ手間をかけるんだって……」
こいつ……アリスティルさんを知ってる?
病み上がりなんだから出かけるなと兄様に言われてしまった。時々思うけど、兄様は私に過保護すぎる!
〇月21日
兄様はヴァンパイア王に会ってくると2日前話して家を飛び出した。全然帰ってこないけど、大丈夫かしら?
✕月3日
5ヶ月も日記が空いてしまったわ…
兄様が死亡扱いになった。信じられず私は兄様がいつでも帰って来れるように兄様に成り代わることにした。
今日から私がギルト・キングスレー。兄様が帰って来たらお役御免の期間限定だけど。
△月10日
ヴァンパイア王に呼び出され、私は渋々だけど行ってきた。内容はヴァンパイア王は近々退位するので極上の血を最後に飲みたいとのこと。しかも簡単には飲めない「異世界の住人」の血をご所望である。私に赤の王の力を使って異世界の住人を召喚して欲しいとか。
暁人「えっ?」
気になるところがあって、俺は手を止めた。
「異世界の住人」の血?
異世界の住人と言えばまさしく俺が当てはまる。
そんな、まさか。
これが本当ならアリスティルさんは俺を生贄にするために召喚したということになる。
アリスティルさんは最初から俺をはめようとしていたということになる。
だったらあの優しさは何?全て演技だったというのか!?
もう何も信じられない。信じたくない。
ーバタンっ!
突如、大きな音が響いて振り返るとそこには黒いスーツを来た男の人が立っていた。
男「てめぇが新島暁人とかいうやつか?はっ、弱っちそうだなぁ…」
暁人「……」
男「俺がてめぇをひと握りするだけですぐに死んじまいそうだ。」
暁人「!!」
この人は本能的に危険だと分かる。この人とはなるべく関わらない方がいい。
男「てめぇには悪いが俺についてきてもらう。クソ親父がじきじきに連れて来いってうるさいからなぁ」
男「ったく…アリスティルはやり方が生ぬるいんだよ。こいつを連れて帰るのにどんだけ手間をかけるんだって……」
こいつ……アリスティルさんを知ってる?
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