アトランダワールド

りゅう

各々がすべきこと









「リュウ様、リュウ様に生み出されし者10名全員揃ってございます」

ティナが僕の横に立ち僕に報告する。玉座の間にはティナを始めフィール、フィーナ、ブルゲン、チェルシー、ジーク、フィオナ、フェニ、フレジア、ウルミアが集結していた。

「うむ。ではこれよりさっそく今後の計画についての司令を出す。まずジーク、フィール、フィーナはイーニスの王都に向かってもらいたい。3人はイーニスの王都で冒険家として活動をし情報を集めろ。指揮はジークに任せる」
「かしこまりました」

「ティナとフィオナとブルゲンは今まで通り城の防衛だ。ウルミアが指揮を取れ」
「了解いたしました」

「そしてフェニはエッタ村をフレジアはツカ村を制圧せよ」
「了解…です…」
「かしこまりました」

「では、全員各々に与えた任務を遂行せよ」

僕がそういうとみんなはそれぞれの任務を遂行するために動き始めた。

「リュウ様は城に残られるのでございますか?」

全員が玉座の間からいなくなった後、ウルミアが僕に質問する。

「少々するべきことがあるから少し城を出る。フェニとフレジア、ジークには連絡を怠らないように伝えておけ、私が戻るまでウルミアに全員の指揮権を与える。エッタ村とツカ村を制圧したら直ちに建国を各国に向けて宣言せよ」
「仰せのままに…」

ウルミアの返事を聞いた僕は玉座の間を後にし自室に戻り外出の準備を進める。

翌日、フェニとフレジアはエッタ村とツカ村に向かいジークとフィール、フィーナはイーニスの王都へと向かった。

そして僕もイーニスの隣国アグリスへと向かった。







「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く