アトランダワールド
目標
「なるほど、竜人族の村の周りにも複数の竜人族の村が近辺にあり対立関係にあるのだな?」
「はい。その通りでございます。我らのユーリ村の他にエッタ村とツカ村があります。どちらの村もウルルと同等の強さを誇る者が長を務めております」
ユリルは地図を広げながら僕にエッタ村とツカ村の位置などの情報を教えてくれた。
「なるほど。わかりました。ではリュウ様、その2つの村を我らが配下に加え、国の建国を世界に向けて宣言いたしましょう」
僕にそう助言したのは参謀としての役割を任せたウルミアだった。
ウルミア
種族:悪魔
性別:女
特徴:頭の良い美人の悪魔。フレジアとは何故か仲が悪くよく喧嘩している。フレジアと仲が悪いためかよくフィールとフィーナにイタズラされている。リュウのことを慕っており忠誠を誓っている。
レベル:709
武力:285
魔力:128
耐久力:216
その他:80
「ほう、建国か…」
「はい。私の推測ですがリュウ様が国を建国なさればここから一番近い国イーニスが我が国に対して戦線布告をするはずです」
「何故そう思う?」
「イーニスはこの世界において最も領土が小さく他国からの侵略をずっと受け続けております。そこにリュウ様が国を建国したと知ればイーニスは喜んで領土を拡大し、戦力増加を図るでしょう…」
ウルミアは国を建国するメリットを淡々と述べた。
「なるほどな、戦線布告されればこちらは戦線布告された側として戦うことができイーニスを武力制圧しても他国とのいざこざはあまり発生しないということか」
「さようでございます。もし、イーニスを武力制圧することでこちらに敵意を向ける国がありましたら次はその国を制圧すればいいですし、特に何も起こらねばイーニスを拠点とした正式な国造りに時間をかければよろしいかと…」
「なるほど。わかった。では、これより我らの目標はエッタ村とツカ村の制圧、そして国の建国とする」
僕は座っていた椅子から立ち上がり玉座の間に向かう。
「ウルミアよ。直ちに我が生み出した者たちを玉座の間に呼び出せ」
「かしこまりました」
数分後、玉座の間に全てのキャラクターが集まった。
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