アトランダワールド
ハイエルフ
「そんな…ウルル殿が…」
「我らの長があんなにあっけなく……」
フェニとウルルの戦いを見た竜人族たちは完全に闘志を失ったらしい。
数分後竜人族はあっさりと敗北を認めた。
「さて、ではこれで戦いを終わりにするとしよう。とりあえず貴様らの今後について話し合いたい。今から1時間後までにこの村の代表を決めておけ」
僕は竜人族たちにそう言い残しテレポートで城に戻った。竜人族たちの見張りのためにフィーナとフィールには竜人族の村に残ってもらった。
「リュウ様、この度は私の失敗でご迷惑を…」
「よい、頭を上げよ。この件に関しては私に責任がある」
僕がそういうとジークは顔を上げて立ち上がった。
「ジークよ。すまなかったな人選を誤ったせいで辛い目に合わせてしまった」
「お気になさらないでください。私の実力不足が原因ですので…」
「ジーク、とりあえずお前はしばらく休め。風呂にでも入ってゆっくり疲れを取りゆっくり寝てこい」
「ありがとうございます。では、遠慮なく休ませていただきます」
ジークはそう言って僕の前から姿を消した。
「竜人族があそこまで強いとは思ってなかったな。フェニ以外にも強力なキャラクターを作る必要がありそうだな」
僕はそう呟きながらスマホをポチポチと操作してキャラクターを生成する。
種族:ハイエルフ
性別:女
職業:大魔導師
名前:フレジア
特徴:賢者の知恵の影響で生まれたエルフの上位種の女性。年齢は385歳(人間では20代)長い金髪で耳が長くエルフに相応しい巨乳。優しい性格でフィールとフィーナを自分の子供のように大切にしている。リュウに好意を持っており、忠誠を誓っている。
レベル:495
武力:50
魔力:280
耐久力:150
その他:15
お、おう…気合いを入れて作ったらかなりやばいのが出来上がったな…
さて、問題は誰に竜人族の村を任せるかだ。まあ、これに関しては考えがあった。
「リュウ様、そろそろ約束の時間ですが…」
「そうだったな。ではそろそろ行ってくる。フレジア、共に来い」
「かしこまりました」
僕の側に控えていたフレジアが立ち上がり僕の横に立つ。
「チェルシー、1時間後には戻る」
「かしこまりました。夕食をご用意してお待ちしております」
「頼んだぞ」
チェルシーにそう言い残し僕はフレジアとともに竜人族の村に戻る。
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